実はあなたの顔にもいる?顔ダニが肌に与える影響とは

顔ダニで悩む女性
「顔ダニ」という言葉を耳にしたことはありますか?ダニといえば、布団やカーペットなど、日常のありふれた場所に生息している生物。そのダニが、実は顔にも生息しているのです。果たして顔ダニは顔のどの部分にいるのでしょうか?また、お肌にどのような影響をもたらすのでしょうか?今回は、顔ダニの基礎知識や適切なケア方法をご紹介します!

名前だけ聞くと怖い…「顔ダニ」とは?

みんなのお肌に常在している「顔ダニ」

名前からして恐ろしい「顔ダニ」。顔ダニの正体は私たちの顔に常在している「毛包虫(もうほうちゅう)」です。毛包虫とは毛穴(毛包)に寄生する生物で、一説によるとお肌に400万匹ほど常在しているとか。驚くべき数ですが、肉眼では見えない微細な生物であるため、普段の生活で私たちが顔ダニを意識することはありません。

詳細は不明であるものの通常は無害

「顔ダニ」は非常にありふれた常在菌のような存在であり、通常であれば無害な存在です。皮脂を餌とする顔ダニは、お肌を酸性に保つ働きがあるともいわれています。謎の多い顔ダニですが、これまで注目を浴びる機会がほとんどなく、これといって危険性が指摘されることもありませんでした。

顔ダニが増えると肌トラブルに!?

これまで日陰の存在であった顔ダニ。なぜ最近になって注目を集めているのでしょうか?それは、「顔ダニが増加すると肌トラブルを招く」という説が広まったためです。顔ダニの数は一定ではなく、餌である皮脂量によって増減するといわれています。目に見えないだけに、知らぬ間に顔ダニが増加していることを想像すると、怖い気がしますね。

顔ダニがお肌に与える影響とは

顔ダニの影響

顔ダニがニキビの原因になる?

顔ダニはお肌の乾燥や毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルをもたらすと一部で指摘されています。顔ダニが大量発生するとニキビの原因になるため、顔ダニは「ニキビダニ」の通称で呼ばれることもあるほどなのです。

顔ダニがニキビを悪化させるケース

ニキビができる原因には、過剰な皮脂、乾燥、雑菌の繁殖やホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因が影響しています。ニキビが重症化し、強い炎症や痛みを伴い、長期間にわたって改善されない場合は、顔ダニの関与が疑われます。薬剤によって顔ダニを駆除することで、治りが早くなるケースもあります。

顔ダニと肌トラブルの関連性は未解明

一方で、顔ダニが直接的に肌トラブルを引き起こしている、と実証した研究などは報告されていません。顔ダニは良くも悪くも未解明な部分が多く、お肌に影響を与える要因の一つにすぎないという見方が有力です。顔ダニに対処することで、肌トラブルが早く改善するケースもありますが、あくまで一部であることを覚えておきましょう。

顔ダニと上手に付き合うスキンケア

むやみに顔ダニを駆除するのはNG

顔ダニを恐れるあまり、間違ったスキンケアをしてしまうと、かえってお肌にダメージを与えかねません。顔ダニが怖いからお肌を清潔に保ちたい、皮脂を減らしたい、と思うあまりむやみに洗顔するのは危険です。ひんぱんな洗顔や洗浄成分の強い製品でゴシゴシ洗うとお肌を傷つけ、ニキビや乾燥が悪化してしまう恐れがあります。

ニキビ対策におすすめの対策例!

原因が一つとは限らないニキビへの対策には、複数のアプローチがおすすめ。

お肌をダメージから守る

紫外線に長時間あたり続ける、メイクオフを忘れたまま寝てしまうなどお肌にダメージを与える行動を避けて。

洗顔は優しく、適度な回数で

低刺激の洗顔料をしっかりと泡立て、優しく洗顔。1日2回を目安にしましょう。

3健康的な生活習慣

糖分や油分を多く含んだ食品をできるだけ控え、夜は早めに寝てしっかり休息を。

自己判断で悪化させないように注意!

肌トラブルがなかなか改善されないのはつらいもの。これまでのスキンケアを一新したり、効果が高そうな化粧品にとびついたりしたくなりますが、自己判断は禁物。良かれと思ってしているケアが、症状を悪化させてしまう恐れもあります。お肌の症状が深刻な場合は、皮膚科を受診しましょう。

おわりに

顔にダニがいる、というのは一見ショッキングにも思える情報かもしれません。しかし、顔ダニは本来、誰のお肌にも生息しているありふれた存在です。むやみに顔ダニを怖がらず、自分のお肌にあったスキンケアを行いましょう。

きゃりー
都内で営業として勤務した後、現在では美容・医療系ライターとして活動中。コスメの成分情報などマニアックなネタを好む。プライベートでは1男1女の子育てに追われ、コスメと洋服の購買欲が止まらない。