年齢とともにツヤがなくなってくる髪。高価なトリートメントやシャンプーを使っても髪がぱさぱさ、ツヤもない…そんな悩みを抱えている人にぜひ見直してほしいのがヘアブラシです。髪質にあったヘアブラシを選ぶことで、びっくりするくらい簡単にツヤ髪が手に入ることもあります。
今回は、きれいなツヤ髪に近づくためのヘアブラシ選びについて説明していきます。
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ヘアブラシ選びが重要な理由とは
100均で売られているようなブラシで髪を解かしたら、静電気がパチパチ起こってびっくりしたことはありませんか?適当にヘアブラシを選ぶと、髪にダメージを与えることになります。
髪と同じたんぱく質の天然毛で髪にツヤ!
こだわりのヘアブラシに使用されている豚やイノシシなどの天然毛は、髪と同じたんぱく質でできていて油分が含まれているため、静電気が起こりにくく髪にツヤを与えてくれます。静電気によって髪が乾燥することもないので、枝毛を防ぐ効果も期待できます。
ブラッシングで頭皮を程よく刺激
またブラッシングを習慣にすることで頭皮の血行が促進されて、健康で丈夫な髪が生えてきやすくなります。抜け毛や薄毛の予防にもつながって、まさにいいことずくめ。
筆者も天然毛のヘアブラシを使用するようになってから「髪がツヤツヤできれい」といわれることが増え、美容院やマッサージサロンでも「丈夫そうないい髪質ですね」と褒められるようになりました!
ツヤのないパサついた髪が気になるなら
髪の毛のパサつきが気になるなら、毛質に合わせたヘアブラシを選ぶことで改善が期待できます。毛質別におすすめのヘアブラシを見てみましょう。
ツヤ出しなら豚毛、猪毛のヘアブラシを
ツヤのない乾燥した髪にはなんといっても豚やイノシシなどの天然毛のブラシがおすすめです。100%天然毛のブラシは高価ですが、適度にナイロンをブレンドしたタイプなら、価格も手ごろで十分なツヤ出し効果が期待できます。
DHC ヘアブラシ
ツヤをアップする豚毛とブラシ通りをよくするナイロンをミックスしています。段差のある2つの毛で頭皮をほどよく刺激しながらマッサージすることもできます。持ちやすい手の部分は天然木を使用しており、価格も手ごろでコストパフォーマンスが抜群のヘアブラシです。
硬い髪質の方やくせ毛の方、頭皮マッサージを習慣にしたい方に
ゆるめの巻き髪やパーマスタイルの人の中には、日ごろあまりブラッシングをしないという方もいるのでは?ブラッシングをしない頭皮は血行がとどこおり、頭痛を引き起こすこともあります。
髪が硬い方や頭皮の血行低下が心配な方は、天然毛を使用したしっかりブラッシングできるタイプのヘアブラシを選んでみましょう。
アヴェダ パドルブラシ
サイズが大きく、解かしやすいとして硬い髪の方や超ロングヘアの方に愛用されているロングセラーのヘアブラシです。「硬くなった頭皮がやわらかくなった」「抜け毛が減った」「頭皮の臭いが軽減した」など、口コミ評価が高い実力派ヘアブラシです。からまりやすいくせ毛やごわつきがちな髪にもツヤを与え、なめらかに整えてくれると評判です。
メイスンピアスン 猪毛100%ブラシ
イギリスのブランド、メイスンピアスンのヘアブラシです。高価なブラシですが、それだけの価値はあるとして長年売れ続けています。髪の硬い方には固い猪毛を100%使用したタイプがおすすめです。
やわらかいネコッ毛の方に
やわらかいネコッ毛の方には、専用のヘアブラシがおすすめです。
レデッカー ヘアブラシ
子どものようにやわらかい髪質の方でも、ふんわりツヤツヤの髪に仕上げてくれるドイツ・レデッカー社のブラシです。職人が一つ一つていねいに作り上げています。やわらかい豚毛を使用しているので頭皮を傷めることもなく、赤ちゃんの髪にも使えるくらいやさしいブラシです。
ヘアブラシの正しい使い方、手入れの仕方とは
いつもより高価なヘアブラシを購入したら、できるだけ長持ちさせたいですよね。最後にヘアブラシのお手入れのしかたと、正しいブラッシングの方法についてお話ししていきます。
天然毛のブラシは中性洗剤で水洗い
天然毛のブラシは普通ブラシより、毛の密度が高くなっています。そのため汚れがつきやすく、髪がからまりやすいという欠点もあります。使用後はすぐに抜け毛やほこりを取り除いておきましょう。整髪料や皮脂などの汚れが気になってきたら、中性洗剤をぬるま湯に少量解かしたもので洗い、よく水ですすいでから毛の部分を下にして陰干しします。
少し汚れてきたりヘタってきたりしたものは夜のシャンプー前の汚れた髪用にし、シャンプー後や朝の清潔な髪には新しいヘアブラシというように使い分けることで、いつでも気持ちよくブラッシングすることができます。
ブラッシングは朝晩2回がベスト!
ブラッシングは朝晩2回するのがベストです。頭皮は顔とつながっているので、マッサージするようにブラッシングすれば、顔のたるみ改善にもつながります。夜はシャンプー前にブラッシングすることで、シャンプー時のからまりや抜け毛予防が期待できます。
ブラッシングのときはまず、毛先から10センチくらいのところを手でつかんで、毛先からほぐしていくようにしましょう。そのあと髪の真ん中くらいから下へ、最後に頭皮から髪全体をブラッシングしていきます。
おわりに
質にこだわった天然毛のヘアブラシで、ツヤのある健康な髪が手に入ることがお分かりいただけたのではないでしょうか。髪にツヤがほしい方は高いシャンプーやトリートメント、アフターバストリートメントにこだわるよりも質のいいブラシを買う方がおすすめです!
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!