エステサロンと聞くと、「通うのにお金がかかる」というイメージを持つ人も多いでしょう。実際にエステサロンに通うと、高額の初期費用を支払い、回数制限を超えるとさらに追加で料金が請求されるなど、効果が出るまでお金がもたないこともあります。
そのため、自らエステサロンで使われる機器・器具を購入することも考えられます。どちらにしても、まずそれらの機器・器具の種類と効果を知っておくことが重要です。
今回は、エステサロンで使われる機器・器具の種類と効果がどのようなものかを見てみましょう。
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エステサロンマシンの王道「吸引系マシン」
エステサロンと言えば、ほとんどのエステサロンでも導入されている「吸引系マシン」です。気になる部分をマシンで直接吸引することで、マッサージが効きにくい部分を揉みほぐすのに有効であり、セルライトの除去などにも効果があると言われています。
吸引系マシンは血行や老廃物排出が促進されるため、継続使用で、痩せやすい体を作ることができます。
吸引系マシンは、「トロフィックス」、「エンダモロジー」、「PRセル」などといった機器が代表的です。中でも「エンダモロジー」は、フランスで開発された痩身機器あり、多くのエステサロンで利用されていることで知られています。
皮膚や皮下組織を刺激し、リンパや血液の流れを促進する効果があり、別名「メスのいらない脂肪吸引」とも言われています。
エンダモロジーだけでも一定の効果はありますが、機器の使用によって脂肪が燃焼しやすい状態になるため、エクササイズやヨガと組み合わせると、さらに痩せやすい体になれます。
刺激や痛みが少ない「高周波系マシン」
この種のマシンは、高周波の電波を体内に流すことで体温を上昇させ、脂肪を燃焼させることが可能です。似た効果が期待できるマシンに「ラジオ派マシン」がありますが、高周波のほうがより体の内部に働きかけることができるため、体全体が温まる感覚を味わえます。
体温が上昇することで血行が良くなり、体内に溜まっている余分な老廃物の排出や新陳代謝が促進され、自律神経の働きも整えられます。その結果、体質改善を図ることができ、痩せやすい体へと変化することができます。
高周波系マシンには、「インディバ」や「セリスト」といった機器があります。
特にインディバは高周波マシンの中でも知名度が高く、体質の根本的な改善を助けると定評があります。もともとこの機器は医療用で、細胞の活性化しや血行の促進など、代謝を良くするために使用されていました。そのため、痩身だけでなく、多くの女性の方が悩んでいる冷え性にも効果があります。
実際に施術を受けると、痛みは全くなく、体が奥から温められるような感覚を味わうことができます。
最先端の痩身マシン「脂肪溶解系マシン」
「光痩身」や「光エステ」と呼ばれることも多い脂肪溶解系マシンの原理は、低出力のレーザーを痩せたい部分に当てることで、脂肪やセルライトを文字通り溶解させてしまう方法です。
実際は最初に赤外線を照射して体を温め、低出力レーザーで筋肉を刺激して脂肪を溶解させます。
他の痩身マシンと比べて、短期間の施術で効果が実感できる方法として人気があります。また、気になる部位にピンポイントに照射しますから、部分やせを目指している方に向いているマシンと言えるかもしれません。
理論的には一番納得「筋トレ系マシン」
人によっては、上記でご紹介したような機器を使うだけで本当に痩せるのかちょっと不安を感じる人もいるでしょう。そんな人も筋トレ系のマシンの理論には納得できるはずです。
この種の機器の原理はジムでの筋トレと一緒です。筋トレは筋肉を動かすことで筋繊維を太くして、体に筋肉を付けて基礎代謝を上げることによって、痩せやすい体を作ろうというものです。
筋トレ系マシンを使えば、身体を動かす筋トレが苦手な方も、痩せたい部位に電気を流すことによって、神経が刺激されるため、筋トレをしているのと同じ効果を得ることができます。
代表的なマシンとして、プロテクノウェーブがありますが、これは独自に開発された特殊な波形により、安全に体内の深層筋肉「赤筋」に刺激を与えることができると言われています。また、この機器を使用することによってカロリー消費も可能になり、有酸素運動をした時と同様の効果を得ることができます。
おわりに
ここで紹介した機器以外にも多くの機器があります。重要なことはエステサロンに通うとしても、自宅で痩身機器を使用するとしても、その効果と原理について知っておくことです。そうすれば、ただエステティシャンや販売員が勧めるままに高いお金を払うのではなく、自分の目的にかなった最適の痩身機器を選ぶことができるでしょう。
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