たくさんあるけど違いがわからない美容オイルの種類と効果

近年海外だけでなく日本でも人気が高まり種類が増加傾向にある美容オイル。キャリアオイルとも呼ばれており、種類は30を超えるといわれています。幅広い世代に支持されていますが、効能や種類が多くてよく分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、数ある美容オイルの中でも、特に人気を集めているオイルとその効果をご紹介します。

そもそも美容オイルはどんな役割をするの?

美容オイルは植物から抽出したオイルでスキンケアに使うオイルであり、お肌がカサつく時の保湿アイテムとして使え、かつその植物がもつ栄養もお肌を通じて摂取できるというメリットがあります。

美容オイルの主な役割

美容オイルの主な役割としては、皮脂量のコントロールや新陳代謝を上げてお肌の免疫力を高めること、肌の水分保持などが挙げられます。
基本的に保湿力が高い美容オイルですが、その役割はオイルの種類によって微妙に異なります。大人気のオイルと、それぞれの効果をご紹介します。

肌なじみが最もよく、全身に使える「ホホバオイル」

ホホバオイルは「ホホバ」という植物から採取されるオイルです。ホホバオイルは数あるオイルの中でも肌なじみが最もよく、全身に使えるオイルとして人気です。

ベーシックな効果が期待できるホホバオイル

効果としては、肌内部に異物が侵入するのを防ぐバリアー機能の補助や殺菌能力によるお肌のトラブルの改善、毛穴詰まりが原因のニキビの緩和などが期待できます。

アルガンツリーからしか採れない「アルガンオイル」

アルガンオイルはモロッコ南西部でしか採取できないアルガンツリーの実から取れるオイルで、老化予防に効果的なビタミンEや紫外線防止に効果的なオレイン酸を豊富に含んでいることで有名です。

高い美肌効果が期待できるアルガンオイル

アルガンオイルを使うことで、天然のビタミンEとオレイン酸によるアンチエイジング効果や肌を柔らかくして保水力を高めてくれるエモリエント効果、余分な角質を取り除いて肌のきめを整える効果が期待できます。

美容オイルとしても活躍する「オリーブオイル」

食用オイルとしても人気のオリーブオイルは、オリーブの果肉から抽出されるオイルであり、アルガンオイルと同じくオレイン酸が豊富という特徴があります。
オレイン酸による老化作用の抑制が期待できるだけでなく、炎症の緩和や高い保湿力など、美容オイルとしても高い効果が期待できます。

美容オイルとして使うときは専用のものを使う

食用としても美容オイルとしても使えるオリーブオイルですが、食用のものをそのまま美容オイルとして使うのは肌への負担が大きくなるのでNG。スキンケアに使うときには、必ず肌用のオイルを使いましょう。

美容オイルの基本的な使い方

美容オイルはスキンケアの仕上げに使うイメージがありますが、美容オイルには肌を柔らかくする効果を持つものが多く、化粧水の前になじませることで化粧水の浸透を促進させることが期待できます。
美容オイルを正しく使うことで、お肌にバリアーが張った状態になり肌の保湿力が続くため、脂性肌の方でも皮脂の過剰分泌が防ぎやすくなりますよ。

マッサージオイルとしても使える

お風呂上がりなど、ボディーの乾燥が気になる時に美容オイルでマッサージすることで、ボディー全体の保湿力が高まり、お好きなアロマオイルを数滴垂らして香り付けするとリラックス効果もアップします。

おわりに

種類が多い美容オイルですが、どのオイルも基本用途は「保湿」です。美容オイルを効果別に使い分けることも可能ですし、1本で顔とボディーの保湿ケアができるためスキンケアアイテムの節約も可能になりますね。
美容オイルをかしこく使うことで、みなさんのお肌のトラブルが少しでも解決する助けとなることを願っています。

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