胃に負担をかけないお粥ダイエットで健康的に痩せる方法


炭水化物の摂取量を制限する「炭水化物ダイエット」は短期間で目に見える効果があることから人気を集めていますが、主食を制限することからリバウンドしやすいというデメリットがあります。
炭水化物ダイエットで
そんな方々にとって効果的なダイエットがおかゆダイエットです。おかゆダイエットで健康的に痩せる方法についてご紹介いたします。

おかゆダイエットとは?


おかゆダイエットとは、炊いた白米のかわりにおかゆを主食にするダイエット方法です。
3食すべてをおかゆに置き換える方法もありますが、それでは長期的に続けることは難しいので、3食のうち1食だけをおかゆに置き換えるのが基本となります。

おかゆダイエットはなぜ痩せる?

炭水化物摂取量の減少

おかゆダイエットが痩せる理由は、炭水化物ダイエットと同じように炭水化物の摂取量を減らすことができるからです。
炭水化物を摂取するたびに体内の血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。インスリンにより余分な糖分は細胞内に取り込まれ、脂肪として蓄積されることになります。
炭水化物の摂取量が運動量や基礎代謝量があれば糖分を消費できるので問題はありませんが、摂取量が運動量・基礎代謝量を上回れば、余分は脂肪として蓄積され、体重増加につながります。
そのため、いかに炭水化物の摂取をコントロールするかが、ダイエット成功の鍵であることから、炭水化物ダイエットの一種として糖質制限ダイエットが注目を集めています。確かに炭水化物を減らせば減らすほど、体重が減ることは事実です。しかし、その分、毎回の食後の腹持ちが悪いため、常に空腹状態と戦わなければなりません。
何かのきっかけでその空腹に耐えられなくなれば、「ドカ食い」でリバウンドする可能性もあります。

おかゆでカロリーカットができる

おかゆダイエットは糖質制限ダイエットのように極端に炭水化物を断つわけではないので、炭水化物の摂取量をゆるやかに制限することができます。
おかゆに置き換えることで、摂取カロリーを1食あたり50〜100kcal減らすことができます。また、水分が多いので満腹を覚えやすく、少ない量でも満腹感を得られることから、ドカ食いをするリスクが小さいのも見逃せません。
さらに、主食をおかゆにすれば、一緒に食べるおかずも自然とカロリーが低めのものになります。梅干しやのりといった低カロリーの食品を食べることが多くなるので、おかずの食べ過ぎやカロリー過多も防ぐことができるのです。

おかゆダイエットの効果的なやり方

夕食・夜食の置き換えが効果的

問題は3食のうちどれをおかゆに替えるかということです。夕食のご飯をおかゆに置き換えるのがおすすめです。
人間の交感神経は昼間優位に働き、摂取したエネルギーを消費してくれますが、夜は副交感神経が優位になり、栄養を吸収して脂肪として蓄積しようとします。そのため、ダイエット中の夕食はできるだけ摂取カロリーを減らすのが効果的です。

長続きさせるためのバリエーション

トマトや卵を入れたイタリアンかゆ

フライパンでオリーブオイルを熱し、プチトマトを炒め、そこにハーブソルト、黒こしょう、塩で味付けをします。すでに作ってある白かゆの上に炒めたトマトと温泉卵をのせればできあがり。
色合いもきれいで食欲をそそりますし、何よりも油で炒めたトマトが満足感を与えてくれます。

濃いめの味付けをしたミルクかゆ

他にもみそや鶏がらスープでおかゆの味付けをして、さらに牛乳やウインナー、コーンを入れたミルクかゆもおすすめです。

おわりに

ダイエットで大事なことは継続することです。おかゆダイエットは胃腸にも負担をかけませんし、工夫次第では飽きずにずっと続けることができるはずです。無理せず、楽しみながら続けてみましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう