間違えると虫歯になりやすい八重歯の正しい歯磨きの仕方


女性の八重歯はかわいらしい印象がありますが、歯磨きの仕方が難しく、虫歯が心配です。知らない間に虫歯の症状が進行してしまわないように、日頃から正しい歯磨きで八重歯をきれいに保つことが大切です。こちらでは、八重歯になる原因や、正しいオーラルケアの方法をご紹介します。

意外と知らない「八重歯」の基礎知識

にっこり笑ったときに、ちょこんと八重歯が見える女性はかわいらしく魅力的です。八重歯は女性にとってチャームポイントの一つですが、丁寧に歯磨きをしなければ虫歯になりやすいといわれています。八重歯が突出していると歯並びがアンバランスになりやすく、歯ブラシが届きにくいので困りもの。ぜひとも、丁寧に歯磨きをしたいものですね。

そもそも「八重歯」はどんな状態?

一般的に「八重歯」と言えば、犬歯と呼ばれるとがった歯が前に飛び出した状態を指します。八重歯が前に出ている歯並びでは、歯の大きさが前後と比べて不均一であったり、歯と歯の間がアンバランスだったりするケースが多く見られます。
八重歯で歯並びが乱れているのは「乱ぐい」と呼ばれ、大きな健康リスクを伴います。かわいらしい印象の八重歯ですが、歯科医療の観点からは、特別なケアが必要なのです。

八重歯が危険!?気になる症状とリスク

八重歯になる原因は、顎の骨の形や歯の大きさなど、先天的な側面が大きいとされていますが、後天的な理由が関わっているケースもあります。小さいころから柔らかい物ばかり食べているせいで顎の骨が発達不足だと、永久歯が生える際にスペースが不足し、八重歯になる場合があります。

八重歯の気になる3つのリスク!

乳歯が適切な時期に生え変わらないことや、余分な歯が生えてしまうなど、八重歯の原因にはさまざまなものがあります。
八重歯のお手入れがおろそかになると、歯肉退縮や虫歯、歯周病を引き起こすリスクが出てきます。以下の症状を引き起こす可能性があります。

虫歯予防に効果的な歯磨きの方法とは?

初期の虫歯は、歯に付着したプラークによって歯のエナメル質が溶けた状態で、やがて歯に穴が開き、内側にある象牙質にも浸食が及びます。この段階でも痛みを感じないことが多く、最終的には虫歯が神経や血管付近にまで及び、激痛をもたらします。

正しいブラッシング法で虫歯予防!

できることなら、このような事態は避けたいものですね。虫歯予防・歯周病予防のために実践したい、歯磨きの手順を見てみましょう。
歯の表側と裏側は、歯ブラシを直角に当てて往復させます。歯と歯茎の境目は、斜め45度になるように歯ブラシを当てて、細かく振動させます。歯ブラシを縦方向に持ち替えたら、同じ要領で八重歯を磨きます。

定期的な受診でお口のメンテナンス

八重歯の大きさや角度によっては、物理的に歯ブラシで触れることができない部分ができてしまうケースもあります。セルフケアだけでは落とせないプラークの除去や、虫歯や歯周病などを早期発見するためにも、定期的に歯医者を受診することがおすすめです。
医療施設によっては、日頃の歯磨きの仕方を医師や歯科衛生士がチェックしてくれる場合もあるため、ぜひ相談してみてくださいね。

歯と歯茎を守る!歯ブラシのポイント

定期的な検診だけではなく、普段からのブラッシングでも歯のケアはできます。ペン持ちを意識して強く磨くのではなく弱い力で小刻みに磨くようにしましょう。清潔さを保つためにも、歯ブラシは1か月程度で交換するのが目安です。

おわりに

かわいらしい印象の反面、お手入れが難しい八重歯。毎日の歯磨きは正しい手順を守って行い、しっかり汚れを取り除きましょう。八重歯がきれいだと、笑ったときの印象がアップしそうです。歯の健康のためにも、お口の中を清潔に保ちましょう!

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