歯磨きの仕方、間違えてない?おすすめの磨き方は二度磨き?

歯磨きの仕方、間違えてない?おすすめの磨き方は二度磨き?

歯は笑顔の印象を左右する大切なパーツです。虫歯を予防してきれいな歯を保つためにも正しい手順でしっかり磨きたいところですが、意外とおろそかになりがちでもあります。
今回は、歯磨きの仕方と、磨き残しが多い人におすすめの二度磨きについてご紹介します!

歯磨きをしないとどうなる?歯の病気

きれいをキープするためには何かと気を遣うことが多いものの、意外と見落としなのが歯の状態です。歯は笑ったときや口を開けたときなど、何かと目につくパーツの一つです。きれいな笑顔のためには、きれいな歯が欠かせません。

磨き残しがミュータンス菌の餌に

ミュータンス菌の餌

毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、歯ブラシが届きにくい場所は磨き残してしまいがち。私たちのお口の中には、もともと複数の細菌が住みついています。中でもミュータンス菌と呼ばれる菌は、虫歯や歯周病の原因となります。磨き残した食べ物はミュータンス菌の餌となり、菌が増殖してしまうのです。

プラークがたまると虫歯や歯周病の原因に

歯周病の原因

ミュータンス菌は増殖の過程でネバネバとした塊(プラーク)になり、歯の表面に密着します。このプラークは歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯や歯周病をもたらす原因となります。ミュータンス菌の増殖を防いで虫歯や歯周病を予防するためにも、

歯磨きの基本的なポイントをご説明!

お口の健康を保つためには、磨き残しを防ぐことが欠かせません。日本歯科医師学会が公開する情報をもとに、正しいブラッシングの方法をご紹介します。

歯磨きの基本的な手順をおさらい

歯磨きの手順

磨き方のポイントとしては歯ブラシのあて方と動かし方が重要です。ポイントをおさえて効率的にブラッシングしていきましょう!

歯磨きの基本のやり方

  1. 歯のかむ面に歯ブラシをあてて優しく小刻みに磨きます
  2. 歯の表面に歯ブラシをあてて磨きます。歯に対して歯ブラシが直角になるようにあてましょう。歯の裏側も同様に行います
  3. 歯肉との境に歯ブラシをあてて磨きます。このときの角度は45度を意識しましょう。歯ブラシの毛先を歯の根元にあてるイメージでフィットさせて小刻みに動かします

歯ブラシの動かし方は優しく、細かく

優しく磨く

歯磨きのポイントは歯ブラシの角度を意識して、磨く部分にしっかり当てて、優しく細かく動かすことです。力任せに動かしては歯肉を傷つけるだけなので、弱い力で小刻みに前後させて磨きましょう。

歯磨きは量より質!二度磨きでしっかり磨く

歯磨きの理想は毎食後最低10分と言われていますが、回数と時間をクリアしても磨き残しがあっては意味がありません。回数や時間よりも仕上がりを重視して、きちんと磨くことに重点を置きましょう。

二度磨きで磨き残しを総点検

総点検

磨き残しが多い人におすすめなのが二度磨きです。二度磨きとはその名の通り、1回の歯磨きで二度磨くことをいいます。一度で磨ききるのが難しいなら、二度目の仕上げ磨きで磨き残しがないようにしましょう。二度磨きをするだけでも見落としていた箇所を補うことができるでしょう。

二度磨きのおすすめの方法

おすすめの二度磨き

二度磨きは漫然としていても意味はありません。磨く順序を入れ替えたり歯磨き粉をつけずに磨いたりすることで、一回目とは異なる感覚で磨くことにつながります。

おわりに

歯磨きの磨き残し予防には、丁寧にしっかり磨くことが大切です。しかし分かっていても、毎日のこととなるとマンネリ化してしまいますよね。磨き直しがないように二度磨きを取り入れるなど、メリハリをつけて行いましょう!

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