これであなたも小顔になれる！正しいかっさマッサージのやり方

　
「かっさ」を使った美容法を試したことはありますか？中国で古くから伝わる美容器具、かっさ。かっさマッサージでは、デトックスやリフトアップが期待できます。
今回は、小顔になりたい人なら見逃せない、かっさマッサージの魅力と正しい手順をご紹介します。

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「かっさ」とは？基本情報と効果

「かっさ」とは、独特の丸みを帯びた形が特徴的な「かっさプレート」を使用した美容法です。その起源は中国にあるといわれていて、2500年前から中国で伝わる「刮痧（かっさ）療法」がその原点。その歴史の長さから、多くの人に支持されてきたことがうかがえます。

かっさプレートで皮膚を擦ると、血液中の毒素を押し出し、滞っていた経絡（けいらく）の流れの改善が期待できます。顔周辺の毒素を肌表面に押し出せば、コリ改善だけではなく、美容にも効果的。

かっさマッサージによる代表的な美容効果には、リフトアップや小顔効果をはじめ、ほうれい線・シワの改善、血行促進や代謝アップが知られています。血行がよくなることでお肌の色がワントーン明るくなったり、冷え性改善につながったりと、かっさマッサージにはうれしい効果がいくつもついてくるのです。

かっさ特有のカーブを使ったマッサージのためには、かっさプレートは入手しておきたいところですが、すぐにかっさマッサージを試したい人は陶器のレンゲで代用する方法もあります。

まずは頭皮と首をほぐし、下準備をします。これを行うことで小顔マッサージの効果アップにつながります。

かっさを髪の生え際部分にあて、ジグザグに動かしながら下ろします。位置を変えながらこの動きを繰り返し、頭皮全体を緩めていきます。

耳の後ろにかっさをあて、首、首の付け根へと下ろします。少しずつスタート位置をずらし、反対側の耳の後ろまで行います。

基本のかっさマッサージのやり方を見たところで、いよいよ小顔マッサージのやり方を見てみましょう。

かっさの縦の線をほほあてます。ちょうど、かっさのカーブ部分が頬ほほ密着する形です。目頭と小鼻、口の上をかっさでつなぎ、そのまま目尻の方へと滑らせます。この動作を左右5回ずつ繰り返します。

かっさを口元にあてます。フェイスラインを通るようにかっさを滑らせ、耳の方へと持ち上げます。この動作を左右5回ずつ繰り返します。

かっさマッサージのタイミングは、入浴後がおすすめ。湯船につかって血行がよくなっていると、デトックス効果をより高めることができます。ベストなタイミングを踏まえて、かっさマッサージのポイントを見てみましょう。

かっさでマッサージすると、コリがほぐれて「痛気持ちいい‥‥」。ついつい、力が入ってしまうかもしれませんが、やりすぎはNG。最初はソフトタッチで行い、慣れてきてからも痛くない範囲で行いましょう。滑りが悪いなら、美容オイルを使うのがおすすめです。

かっさマッサージ後は、血行が一気によくなるため、身体がほてったり動悸（どうき）がする場合もあります。マッサージ後はクールダウンの時間をおいてリラックスするだけではなく、適度な水分補給も欠かせません。

手軽にできて小顔につながる、かっさマッサージ。一度試したらその気持ちよさが癖になってしまうかも。かっさの使い方に慣れてきたら短時間でマッサージすることができます。かっさマッサージを取り入れて、スッキリとしたフェイスラインを目指しましょう！

都内で営業として勤務した後、現在では美容・医療系ライターとして活動中。コスメの成分情報などマニアックなネタを好む。プライベートでは1男1女の子育てに追われ、コスメと洋服の購買欲が止まらない。