さまざまなメディアで取り上げられる機会が増えている青バナナ粉。ダイエットにも効果的だということで、ひそかな人気を博しています。
今回は、注目を集める青バナナ粉について、その効果やダイエットへの取り入れ方を詳しく見ていきましょう。
CONTENTS(クリックで該当箇所へ)
青バナナ粉ってなに?
青バナナ粉とは、まだ熟す前の青っぽいバナナを乾燥させて粉状にしたもの。青バナナは糖分も少ないので甘さ控えめで、小麦粉の代用品となるグルテンフリー食材として話題になっています。
メーカーやブランドにもよりますが、バナナ粉は小麦粉よりもでんぷんを多く含んでいるため、小麦粉の代用品として使うなら小麦粉の分量に対しておおむねの約75%の分量で良いそうです。
バナナの種類と効果
黄バナナ
皆さんが一般的に「バナナ」と聞いて思いつくのは、この黄色いバナナではないでしょうか。バナナはビタミンやミネラルを多く含み、栄養的にとてもバランスの良い果物。特にビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6は疲労回復に効果的です。
運動後に黄バナナを食べれば、栄養補給と疲労回復の両方に効果が期待できることから、スポーツ選手には欠かせない食材の1つです。
青バナナ
青バナナとは、熟す前の若くて青いバナナであり、食物繊維と同じような働きをしてお通じを良くするだけではなく、血糖値の上昇をゆるやかにする働きもある「レジスタントスターチ」というでんぷん質が含まれています。
また、腸内環境を整えるのに効果的な「フラクトオリゴ糖」が含まれているため、レジスタントスターチとあわせることでその効果はより高まることが期待できます。
黒バナナ
黒バナナとは、「シュガースポット」と呼ばれる黒い斑点が出るまで熟したバナナであり、免疫力を高めて胃粘膜を胃酸から守る「リン脂質」という物質を含みます。ストレスが多い生活や不規則な食生活の人におすすめのバナナだと言えるでしょう。
青バナナ粉がダイエットに向いている理由
青バナナにはレジスタントスターチが多く含まれていますので、整腸作用による便秘解消が期待できます。腸内活動が活発になり、お通じがよくなると、体にたまった老廃物を体外に排出することにつながり、ダイエットにも効果的です。
そのままの青バナナでも同じ効果が期待できるので、特に粉末である必要はありませんが、青いうちにバナナを食べるのは、食べ方や調理方法が限られます。青バナナ粉なら小麦粉と同じようにお料理やお菓子にも使えて、なによりも炭水化物を使わないのでヘルシーに料理が仕上がるのはダイエッターにはうれしいポイント。
また、青バナナは果物やパウダーの他に、サプリメントでも販売されています。時間が無くてお料理はちょっと…。という方はチェックしているのも良いかもしれませんね。
青バナナ粉を使うときの注意点
青バナナは、コンビニやスーパーなどではあまり見かけません。一部の高級スーパーでは取り扱いがありますがメジャーでは無いので、手軽に購入できる食材とは言えません。
また、小麦粉の代用品として使うと、ヘルシーに仕上がるものの糖分が含まれているため、食べ過ぎはNG。ダイエットをしていることを忘れずに、適量を食べるようにしてください。
おわりに
青バナナ粉はまだまだスタンダードなものではありませんが、ネット通販によりこれまでよりも手に入りやすい状況にあると言えます。興味のある方は、一度チャレンジしてみたい食材の1つといえるでしょう。
「かわいくなりたい」女性を応援中!
コスメ・美容情報を発信していきます。