基本中の基本!筋トレと食事制限でするダイエット術


ダイエットと言えば、食事制限というイメージが強くあります。摂取カロリーを減らせば確かに体重は減りますが、食事制限だけでは筋肉や体力も一緒に落ちてしまうため、上手なダイエットには筋トレが欠かせません。
今回は、食事制限と合わせたダイエットの両輪ともいうべき、筋トレと食事制限についてきちんとした知識を取り入れましょう。

食事制限のメリットとデメリット

食事制限のメリット

食事制限ダイエットのメリットは、目に見えてダイエットの効果が分かることです。
もっとも知られている「糖質制限」では、血中の血糖値をコントロールするインスリンの分泌を抑えることで脂肪燃焼をうながすダイエット方法として知られています。
脳は糖しかエネルギーとして使用することができず、脳のエネルギー消費量は他の部分と比べても多いため、その分だけ脂肪やタンパク質が糖に変換されていくことになります。脂肪はケトン体に変えられ、脳でエネルギーとして利用され、タンパク質を構成しているアミノ酸も「糖新生」によって、糖に変換されると言われています。

食事制限のデメリット

糖質制限を続けていると、糖新生で脂肪だけでなく筋肉も分解されてしまうため、筋肉が落ちてしまいます。筋肉が落ちると、生理活動のための消費カロリー(基礎代謝)も落ちてしまいます。基礎代謝は筋肉が占める割合が大きいので、筋肉量は痩せやすさやリバウンドしやすさに直結します。
また、糖質制限では脂肪を分解する過程で糖が不足するため、一時的に頭がぼーっとするなどの弊害があります。

筋トレのメリットとデメリット

筋トレのメリット

筋トレは基礎代謝を増やすだけではなく、比較的短時間のトレーニングでよいのもメリットの1つ。仮にジムに通うとすれば、週3日、1回あたり30分〜1時間で十分です。
また、食事制限だけのダイエットよりも見た目も美しく健康的に痩せることができるため、達成感も得ることができます。

筋トレのデメリット

筋トレの最大のデメリットは「続かない」ことです。
目に見える効果が少ないことから、モチベーション維持は簡単ではありません。モチベーションを維持するためにも、筋トレだけでなくジョギングなどの有酸素運動を加えましょう。有酸素運動を取り入れることで消費カロリーが増えて、ダイエットの効果がはっきりと現れるようになります。

食事制限と筋トレの組み合わせ


食事制限と筋トレ、どちらにもメリットとデメリットがあることがお分かりいただけましたでしょうか。
もっとも効果的なダイエット方法はこの両方を組み合わせることです。筋トレでカロリー消費をしたつもりでも、消費カロリーを超える食事をしてしまえば意味がありません。逆に筋トレをせずに食事制限だけしていても、筋肉が減少して体重が軽くなっているだけであって、リバウンドする可能性は高いでしょう。
食事制限と筋トレを組みあわせることで、リバウンドをしにくい体をつくることができます。

おわりに

ダイエットはやみくもに食事を減らしたり、激しい運動をしたりするだけでは決して成功しません。ダイエットに必要なのは、長期的に理想的な体を維持し続けるということです。
そのためにも食事制限と筋トレに関して、正しい知識を取り入れて、身体のメカニズムをよく理解し、両方を組み合わせた自分なりのダイエットメニューを組むようにしましょう。決して無理なダイエットをしないようにすることが大切です。

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