あなたは大丈夫?ファスティング回復食のルールとポイント


モデルやアスリート、芸能人が実践していることで注目を集めているファスティングですが、正しい方法でないと、かえって健康を損なうことがあります。
特に気を付けたいポイントとしてあげられるのが、ファスティング期間が終了したあとの回復期の食事です。
今回は、ファスティング回復食にスポットを当てて、その注意点についてご説明しましょう。

ファスティングとは?


今主流のファスティングとは、ある期間だけ野草や野菜のエキスによって作られた酵素ドリンクだけを飲むダイエット方法です。
われわれは普段の食生活の中で、食べ過ぎ・飲み過ぎをはじめ、加工食品に含まれるさまざまな食品添加物などで胃や腸に大きな負担をかけています。口から取り入れるものをいったん最小限にすることで胃腸を一度きれいにし、機能回復をめざすのがファスティングです。

ファスティング回復食のルールとポイント

ファスティング回復食のルール

ファスティング回復食の注意点の1つは、断食期間と回復食の期間を合わせることです。断食期間と回復食でまったく同じものを食べる必要はありませんが、いきなり通常の食事に戻すことは避けましょう。
ファスティング明けに普段通りの食事をすると食べ過ぎとなり、腸閉塞などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

ファスティング回復食のポイント

回復食の味付けは薄味にするのが基本。
いきなり濃い味に戻すと味覚もびっくりするだけではなく、食べ過ぎにもつながります。ファスティング後は味覚が敏感になっているので、薄味でもおいしく感じることができるはずです。
自分の体と食べるものがいかに密接に関わっているかを体感し、口にするものに対して慎重になるため、結果的にシェイプアップされた体を保つことができます。

回復食のメニュー

1日目 ファスティング明けの1日目朝は重湯(おもゆ)、午後はおかゆや具なしのみそ汁にします。メインはおかゆとみそ汁です。
2日目 1日目のメニューににおかずをプラス。豆やキノコ類を加えて、徐々に胃腸を慣らしていきます。野菜や果物をミキサーにかけて作るグリーンスムージーなどをメニューに入れても良いでしょう。
3日目 さらにおかずの割合を増やし、通常の食事に近づけます。野菜をたっぷり入れたみそ汁やサラダ、野菜シチューなどが加わります。

3日間のファスティング回復期が終わっても、胃腸にいきなり負担をかけるような脂っこい食事は避けるようにしましょう。

おわりに

ファスティングはダイエットに効果的と言われますが、ダイエットのためというよりも、身体感覚に敏感になった結果、ダイエットできるというのが正確なところ。
この違いを意識した上で、ファスティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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