ウエストを細くするダイエットに効果的な運動とは?


ダイエットをはじめるきっかけとして、ウエストを絞りたいと思う人が大多数ですが、効率的にウエストを絞っている方はかなり少ないことをご存じですか?
ウエストを細くするためにする運動といえば腹筋が思い浮かびますが、腹筋は脂肪を落とす有酸素運動ではなく、無酸素運動に含まれるため、直接の効果は期待できません。では、どのような運動がウェストを引き締めるのに効果的なのでしょうか。
今回は、ウエストが太くなる原因やウエストを引き締めるのに効果的な運動法をご説明します。

ウエストが太くなる原因

皮下脂肪の蓄積

ウエストが太くなる最大の原因は皮下脂肪にあります。皮下脂肪は脂肪の中で減らすことがもっとも難しい脂肪の1つであり、ダイエットの成果が表れにくい部分になるのです。特に洋ナシ体型の人は皮下脂肪が多いと言われています。
これは、皮膚の真下に脂肪がついている状態で、消費されなかったエネルギーが少しずつ蓄積されている状態なのです。
皮下脂肪も消費するためには、食事制限はもちろん、しっかり運動する必要があります。

女性ホルモンの減少

女性ホルモンの1種であるエストロゲンには、食欲を抑える働きがあります。エストロゲンが減少すると満腹ホルモンのレプチンが減り、空腹ホルモンのグレリンが増えて食欲が増えます。そのため、女性ホルモンの分泌が減少する更年期を迎えてエストロゲンが分泌されにくくなると、女性は内臓脂肪が増えて太りやすい体質になるのです。

 内臓が本来の位置よりも下がっている

内臓が下がってくると腸が圧迫されて腸の運動が妨げられるため、各器官の働きが鈍くなり、便秘の原因になるだけではなく、代謝が落ちて太りやすくなります。特に下腹部が冷えると、その部分を守ろうとすることから脂肪がついてしまうのです。
この他にも、食事と運動のバランスや加齢など、ウエストが太くなる原因はさまざまです。

ウエストを引き締めるのに効果的な運動法

無理なく続けられる腕振り運動

この腕振り運動は、室内で簡単に実践できるものです。腕振り運動の効果には、日常で使われない筋肉を刺激することで、ウエストを引き締めて体幹を鍛えることができます。

  • 背筋を伸ばして、まっすぐ前を見て立ちます。
  • 両肘を90度に曲げ、左足は後ろへ下げて、かかとは浮かないようにします。
  • 肘は90度を保ったまま、腕を思い切り振ります。1分間振ったら次は右足を下げて腕を振ります。足を固定したまま腕を振り、おなかをひねることでウエストを引き締められます。

腕振り運動のポイントとして、腕を振るときに足が動いてしまうと効果が半減してしまうので、足をしっかりと固定して上半身の運動にすることがあげられます。

効率的に痩せるならエクササイズ

ウエストに効果的な代表的な運動は腹筋ですが、回数をこなさないとカロリー消費をする有酸素運動にならないため、毎日続けるという点からはおすすめできない運動となっています。
そこでおすすめしたいのが、ボクシングの動きを取り入れた、比較的負担の軽いエクササイズである「エクササイズ」です。
※ボクササイズは三迫ジム会長・三迫正廣氏が保有する商標です

  • ウオーミングアップ…ウオーミングアップは次々にパンチするのではなく、音楽に合わせてゆっくりポーズをとります。まずはウオーミングアップを試してから少しずつ慣れていきましょう。
  • ウエストの引き締める…体を正面に構え、パンチをすると同時に上半身をひねり、ウエストを引き締めます。この上半身をひねる動作は日常であまりしないため、上半身をひねることで普段使われない筋肉が使われることでスリムアップにつながります。

ボクササイズはパンチを繰り出すため、つい力が入りがち。思い切りパンチをすると両肘に負担が掛かりけがをする恐れがあるので、力を入れ過ぎないようにしましょう。

カロリーを多く消費したいならランニング

少しでも早く脂肪を落としたいのであれば、カロリーが多く消費される有酸素運動に取り組みましょう。有酸素運動の中でも、特にランニング消費カロリーが高く、最も効率が良いとされています。
上記のように、無理なく毎日続けられる運動や普段使われない筋肉を使うことでウエストを細くするように促してくれます。

おわりに

いくら効率の良い運動を選択したとしても、毎日続けなければ効果を得られません。
前述のとおり、ウエストは脂肪が燃焼しにくい部位で内臓脂肪が多いとそれなりに時間が掛かります。筋肉がほとんどなくなるとウエストが垂れ下がり、太っているように見えてしまいます。
腹筋や胸筋を鍛えて垂れないように心掛けることでウエストをスリムに見せられます。これらの方法はダイエット法ではないため、継続的にダイエットすることが必要になります。
まずは、自分に合わせて無理のない運動からはじめ毎日続けてみましょう。

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