波状毛(はじょうもう)とは字の通り波状に髪の毛がカールしているくせ毛状態で、日本人に一番多いくせ毛です。数あるくせ毛の中でも扱いやすいとされている波状毛は、何が原因でなるのでしょうか?
今回は、波状毛になる原因と、その改善方法について見てみましょう。
CONTENTS(クリックで該当箇所へ)
波状毛の原因によって対策は違う
波状毛の原因は先天的なものと後天的なものがあり、どちらかによってとるべき対策には違います。波状毛の原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
先天性:遺伝によるもの
遺伝などによる先天的なものであれば、線維性のタンパク質で構成される、髪の毛内部での偏った分布と、頭皮の中に埋もれている毛根と呼ばれる部分や毛穴のゆがみが原因となっています。
後天性のもの
遺伝以外の原因として、頭皮の毛穴汚れの詰まりや睡眠不足、偏った食事など、生活習慣の乱れといった後天的な原因があげられます。髪の毛内部にも十分な栄養が行き届いていないと波状毛になることがあるのです。
波状毛の改善方法
先天的な要因であればともかく、後天的な要因であればちょっとした点に気を付けることで改善が期待できます。
生活習慣の見直しをする
ある日突然波状毛が目立つようになったときには、生活習慣の乱れが原因の可能性があります。睡眠不足や偏った食生活などは、髪の毛へのダメージの原因となります。波状毛が目立つようになったなら、生活習慣の見直しをすることで、波状毛が改善することが期待できます。
シャンプー時に地肌までしっかり洗う
髪の毛のうねりが強くなる原因として考えられるのが、毛穴汚れや毛穴詰まりです。毛穴汚れや毛穴詰まりを解消するには、シャンプーの前に頭皮を軽くマッサージして、地肌までしっかりと洗い上げることで、毛穴の皮脂や汚れも一緒に取り除きましょう。
過度に洗浄力の高いシャンプーは刺激となるため、適量を使うこともうねりを出さないポイントです。
髪の毛は根元からしっかりと乾かす
ヘアドライは髪の毛の健康をキープするための重要なポイント。髪の毛は適度に乾かすだけにとどめると、程よい水分を残して髪の毛のキューティクルを守ることができるだけでなく、うねりが出にくくまとまりやすい髪の毛になります。
あまり湿っぽいままだと湿気に負けてうねりやすくなるので、少し湿っているくらいまで乾かすことが肝心です。
波状毛ケアでの注意点
襟足や顔周りに出やすい波状毛。人によってはうねり具合がさまざまで、パーマをかけたかのようなウェーブが出る人もいれば、軽めのカールで済んでいる人もいます。
波状毛を見つけると気にして抜いてしまう人がいますが、これはNG。たとえ抜いたとしても、また生えてくる毛は同質のもの。また、抜くことで毛穴に負担がかかってゆがみがひどくなり、よりウェーブの強い髪の毛が生えてくることがあります。
おわりに
湿気の多い日にはまとまりにくく、変なボリュームが出てイラっとする波状毛。美容院へいけば縮毛矯正をしてもらって波状毛をストレート毛にできますし、一度縮毛矯正をかけたら戻ることはありません。
もし縮毛矯正をかけるのが厳しいのなら、うねりやくせ毛用のシャンプーやコンディショナー、トリートメント、スタイリング剤で対策をしましょう。
美意識が高く、常に「美」を追求しています。ただし極力お金をかけずに、自分でできるだけの努力をするのが私のポリシーです。「美」を追い求めて日常生活を改善していくと、3ヶ月を過ぎた頃から肌や身体に何かしらの変化が現れてくるので、チャレンジしていて楽しいな…と感じます。「美」に関する分野でこれまでにリサーチしたことや、実際に試してみたことなど、自身の経験も踏まえて色々と発信していきます。