抜け毛が増えたり髪の毛のハリ・ツヤがなくなってきたと感じている方は、髪の毛の老化がはじまっている可能性があります。でも諦める必要はありません!ヘアケアや生活習慣の見直しで、健やかな髪の毛を取り戻すことは難しくありません。
今回は、髪が老化する原因から老化を防ぐためのポイントを見てみましょう。
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髪の毛の老化は栄養不足が原因?
健やかな髪の毛には、毛先までしっかりと栄養が行き届いていることが欠かせません。髪の毛は主にたんぱく質の一種であるケラチンによって作られていますが、栄養不足でケラチンが不足すると、髪の毛のツヤがなくなったり髪が細くなるなど、さまざまな悪影響が出てきます。
頭皮の血流を促すことが老化防止のポイント
髪の毛を作るための栄養は頭皮にある毛細血管を通り、髪の根元部分にある毛乳頭という部位まで運ばれていきます。
頭皮の血流が悪くなると髪の毛まで栄養がスムースに運ばれず、ハリ・ツヤのある髪が生えにくくなるため、頭皮の血流を促すことが欠かせません。
頭皮の血流を悪くする原因
ストレスや睡眠不足は血行不良の原因となり、喫煙は血管を収縮させて栄養をいきわたらせにくくします。偏った食生活やダイエットなどでケラチンが不足すると、髪の毛に悪影響を与えることにつながります。
また、頻繁なパーマやカラーリングも、髪の毛や頭皮を痛める大きな原因となります。髪の毛を同じ位置で結んでいたり、分け目を同じ場所にしたままにすると、髪の根元に負荷がかかって抜け毛が増える原因となります。
ホルモンバランスの乱れを整える
女性ホルモンの一種として知られるエストロゲンは、髪の毛の成長に関わる働きにも関わりがあり、エストロゲンを含むホルモンバランスが崩れると、髪の毛の生え変わりにも影響が出てくるのです。
女性が出産後に抜け毛が増えるのもエストロゲンが影響しているとい。
正しいヘアケアで健やかな髪に!
髪の毛の老化を防ぐためには、まず正しいヘアケアが欠かせません。ヘアケアの代表格であるシャンプーをするときに気を付けたい点を見てみましょう。
シャンプーしながら頭皮をほぐせば血行も促進
シャンプーをするときには、指の腹で頭皮を揉みほぐすようにして洗うと、頭皮の汚れを落としながら頭皮の血行も促して、毛先まで栄養がいきわたりやすくなります。
また、髪の毛が濡れたままで放置しておくと髪を痛める原因となるので、シャンプーの後は早めに髪を乾かしましょう。
基本のシャンプーのやり方
- ブラッシングをして髪についたほこりを落としておく
- シャンプー前のすすぎは汚れを浮き上がらせることを意識する
- 一度泡立ててから指の腹で頭皮を揉むようにして洗う
- 念入りにすすいでシャンプーをしっかり洗い流す
規則正しい生活を送ることも大切
健やかな髪の毛を作るためには、ストレスを溜め込まず、しっかりと睡眠をとることも欠かせません。そのためには、規則正しい生活を送ることが重要です。
バランスの良い食生活もポイント
健康な髪を育てるためには、髪の原料となるたんぱく質や、たんぱく質を体に取り込むために必要なビタミンAやビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEを積極的にとることも有効です。そのためには、バランスの良い食生活も必要となります。
おわりに
若々しい髪の毛を生み出すためには、健やかな頭皮は欠かせない要素の一つ。そのためにも毎日のヘアケアや生活習慣を見直しが必要です。
元気な髪の毛を手に入れるためにも、毎日のヘアケアや生活習慣の見直しに踏み出してみませんか。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪