オールインワンのアイテムとして定番といえる「BBクリーム」と「CCクリーム」はよく知られていますが、これらを超える「DDクリーム」や「EEクリーム」が登場していることはご存じでしょうか。
今回は、海外で注目を集めはじめているDDクリームやEEクリームの魅力と、その使い方を見てみましょう。
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オールインワンの定番「BBクリーム」と「CCクリーム」
肌のコンプレックスをカバーして、自信を与える化粧下地・ファンデーションのBBクリームと、うるおいと輝きあふれる肌へ導き、肌のトーンを均一に整える美容クリーム・コントロールカラーのCCクリーム。どちらもオールインワンのアイテムですが、どのような点が違うのでしょうか。
ファンデーションの代役も果たすBBクリーム
肌のお悩みをキレイにカバーしてくれるBBクリームは、気になる部分をポイント的にカバーするコンシーラーの役割と、ファンデーションの効果を兼ね備えています。より高いカバー力をお求めの方は、化粧下地として使うことで、洗練された均一な肌へと導いてくれます。
肌のトーンを均一に仕上げる「CCクリーム」
肌の赤みやくすみなど、バラバラな肌のトーンを均一に仕上げてくれるCCクリームは、BBクリームほどのカバー力はないものの、シミやそばかすなどの肌悩みならしっかりカバー。素肌に近い仕上がりを求める方は、これ1つでベースメイクを完成させることができます。
もちろん、化粧下地としてもお使いいただけるので、上からファンデーションを重ねることも可能です。
BBクリームよりも強力なカバー力を提供する「DDクリーム」
DDクリームのDDとは、Dynamic Do-All(強いオールインワン)やDaily Defense(日常保護)を意味しています。DDクリームはBB・CCクリームのいいところ取りのベースメイクアイテムです。
BBクリームにさらに機能をプラスしたDDクリーム
DDクリームはBBクリームのように強力なカバー力だけではなく、紫外線(UV)カット機能や抗酸化成分を配合することで、シミやシワ、くすみのカバーに最適です。
オールインワンの究極系!「EEクリーム」
まだ日本ではほとんど流通していないEEクリーム。フランスではEver Effect(さらに効果的)やEnergy Enhance(エネルギー増強)、アメリカではEarly Elimination(早期除去)とされて、国によりEEの定義、期待される効果はやや異なっています。
文字通りの「オールインワン」が魅力
EEの定義からも推測できるように、EEクリームはBBクリームやCCクリーム、DDクリームの機能を集結したような文字通りの「オールインワン」のスペシャルアイテム。これ一本でほとんどの化粧品を置き換えられるのは魅力です。
DDクリームとEEクリームの使い方
DDクリームとEEクリームの使いかたは、BBクリームやCCクリームと同じように、保湿ケアの後にパール粒大程度の適量を肌になじませるだけでOK。
手やスポンジを使ってなじませるのも良いですが、おすすめはスポンジにクリームが吸収されにくい「シリコンスポンジ」を使うこと。クリームをお肌により広く伸ばせますよ。
食いつきが微妙なら下地に重ねる
クリームをのせるときの食いつきが微妙に感じられるのであれば、日焼け止めや化粧下地を塗ってからなじませると、自然な仕上がりになります。
乾燥肌なら乾燥が目立つところに保湿力の高い化粧水を塗ってからクリームをオン。ただし、油分が多めのクリームは化粧崩れの原因になるので避けたほうがベターです。
おわりに
オールインワンアイテムの代表格であるBBクリームやCCクリームを超えるアイテムとして注目を集めるDDクリームやEEクリームの魅力や使いかたのポイントを見てきました。
どれも同じような効果に感じられがちですが、それぞれにちゃんとした役割があります。お肌の状態によって使い分けるなど、求める効果で選んでみてくださいね。
美肌づくりと海外旅行が大好きなフリーライター。
普段は、おもにパックやオイル、お肌に優しい食材やお茶を使ったスキンケア方法でトラブルレスな肌づくりを実践しています。
旅_先では現地のコスメや美容トレンドをサーチしたり、現地のローカルフードを楽しむのが大好き!最近はコスメを身近なものでDIYするのにはまり中。