私たちの瞳を魅力的に印象付けてくれるアイライナーは、今やメイクの定番アイテム。しかしその特徴や使いかたを正しく理解しているかというとなかなか怪しい部分もあります。
今回は、改めてアイライナーのタイプごとの特性や使い方におけるテクニックをおさらいしてみましょう。
CONTENTS(クリックで該当箇所へ)
主なアイライナーのタイプは3種類
数多くのアイライナーがそれぞれのブランドから発売されていますが、テクスチャによって分けると、(1)液体状の「リキッドタイプ」(2)適度な粘性の「ジェルタイプ」(3)固体の「ペンシルタイプ」の3種類に分けられます。
初心者にはペンシルタイプがおすすめ
アイライナー初心者には、中でもペンシルタイプから挑戦するのがおすすめ。失敗しても修正がしやすいだけではなく、手元が少々ブレてもペン先に響きにくいからです。
ペンシルタイプはまつ毛の間を埋めるように使う
ペンシルタイプを使う場合は、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにしてラインを描くことで、ナチュラルですっぴんに見える目元にすることができます。
簡単に使える反面にじみやすい
ペンシルタイプは簡単に扱うことができる反面、にじみやすいという特性もあります。太めにラインを描いてしまうと、時間の経過と共にパンダ目になりやすくなります。ラインを描くときは細く引くことを意識しましょう。
リキッドタイプは輪郭を描いた後に塗る
リキッドタイプはティッシュなどで整えたペン先で、完成後のラインの輪郭を描き、その輪郭の内側をはみ出ないように塗りつぶしていきます。
鮮明なラインを引ける分ゆがみやすい
鮮明なラインを表現できる分、ゆがみも生じやすいのがリキッドタイプ。キレイな曲線を描くためには、いくつかに分けることがポイントです。ステップを踏むことで、格段に失敗が少なくなりますよ!
ジェルタイプは力の入れ過ぎにご用心
ペンシルとリキッドのいいとこどりを目指したジェルタイプなら、目尻のハネも簡単に美しく描くことができます。ただしって筆先やペン先を皮膚に押さえつけてしまうと、そこだけジェルが付き過ぎてしまうこともあります。
最後は力を抜いてスッと引く
ジェルタイプを使うときに心掛けたいのが、ペン先や筆先を乗せて軽いタッチで線を描いたら、終盤はスッと力を抜くこと。特に目尻部分ではこの力加減が重要です。
アイライナーの引き方のアイデア
アイラインを引くときに意外と重要なのが鏡の位置。まつ毛のキワがしっかり見えるように、顔の斜め下にセットするのがおすすめです。
また、ペンシルタイプやジェルタイプで下書きをしてリキッドタイプを重ねるような使い方をすれば、失敗することなくより美しいアイラインを描くことができます。
なりたいイメージで好みのものを選ぶ
アイライナーのタイプはイメージの好みに近いものを選ぶのが基本。ハッキリとした目力を出すならリキッドタイプ、柔らかい印象にはペンシルタイプ、クッキリかつ自然な仕上がりをを目指すならジェルタイプがおすすめです。
おわりに
各メーカーから次々とリリースされているアイライナーは、タイプに耐久性や描き心地などは異なりますが、引き方一つでそれらの持ち味をより生かすことができます。今回の記事を参考に、明日からのアイメイクをもっと楽しんでくださいね!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★