「食事後もきれいなリップメイクをキープしたい!」「日中は忙しくてメイク直しができない!」そんなときにおすすめなのが、色もち抜群のリップステイン。発色も美しく、一本でもあらゆるシーンで大活躍してくれるアイテムです。
今回は、リップステインの特徴から使い方まで、詳しく解説していきます!
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リップステインの大きな特徴とは?
リップステイン最大の特徴は「色の落ちにくさ」。食事後もつけたての発色をキープし、美しいリップメイクを長時間保ってくれます。
つけたてのきれいな発色が長時間続く!
マットなものはより色移りしにくく、「気がつけばカップに色がベッタリ…」という心配もありません。発色も比較的パキッとしているので、ほぼ見た目通りの鮮やかな色が楽しめます。
リップグロスに似たパッケージが多め
形状はリップグロスのように、液体とチップ部分が分かれたセパレートタイプが人気を集めています。使うときは容器に入った液状のリップステインをチップに適量取り、唇に少しずつなじませます。片手で使えるペンシルタイプもありますが、使い勝手はセパレートタイプと異なるので、好みに合わせてしっくりくるものを選んでみましょう。
リップステインのテクスチャーは多種多様
テクスチャーは水のようにさらっとしたものから、こっくりと伸びのいいものまでさまざまです。ウォータリーなリップステインは、唇を内側から染めたような独特な発色感が魅力。クリーミーなリップステインなら、乗せるだけでぷっくりとしたグラマラスリップを演出します。
似合う色がきっと見つかる豊富な色展開
色は他の口紅やリップグロス同様、たくさんのバリエーションで展開されています。初心者さんであれば、発色の優しいピンク系から挑戦するのがおすすめ。
慣れてきたら濃いレッド系やブラウン系にもトライして、ちょっぴりモードなリップメイクを満喫しましょう!
リップステインの基本的な使い方
リップステインを使うときには、いくつかのポイントに注意することで、より美しく仕上げることができます。
ムラなく均一に塗ることを意識しよう
リップステインを使うときは、基本的に以下のようなステップで塗っていきます。
【具体的なメイク手順】
- 唇の内側から外側へ、様子を見ながら少量ずつ色を乗せる。
- はみ出ないよう、唇の輪郭はペン先、またはチップの最も細い部分を使ってなぞる。
- 塗り終えたら、上下の唇を重ね合わせて色をなじませる。
- 色ムラができていないか、正面だけでなく左右からも鏡でチェック。
- 色の薄い部分は再度重ね塗りし、全体が均一になるよう仕上げる。
輪郭がきれいになぞれるか不安な方は、あらかじめリップペンシルで薄く下書きしておくのがおすすめです。
リップステインを塗るときはここに注意
好発色なリップステインは、液体がつきすぎるとイメージとは違う派手な口元になることも。チップで塗るタイプは唇に乗せる前に、容器の縁でしっかり余分な液を拭っておきましょう。
商品によっては、見た目以上に色がかなり強く出るものもあります。可能であれば、外出のない日に試し塗りし、発色加減を確認しておくのがいいですね。
はみ出たときはめん棒でオフ
唇からはみ出たリップステインは、雑に拭き取ろうとすると余計に広がってしまうことがあります。色がピタッと密着するため、少し拭ったぐらいでは落としきれないこともしばしば。
誤って唇からはみだしてしまったときは、綿棒に口元専用のリムーバーを染み込ませ、優しく丁寧に落とすようにしましょう。
旬のグラデーションリップに挑戦!
色の重ね方で発色をコントロールできるのも、リップステインの特徴の一つ。これをうまく生かせば、トレンドのグラデーションリップが誰でも簡単に楽しめます。
グラデーションリップの基本のやり方と応用
グラデーションリップも、ベーシックなやり方には違いがありません。
【具体的なメイク手順】
- 先ほどご紹介した基本の塗り方で唇全体に色を乗せる。
- 唇の内側にだけ再度色を重ねる。
- 外側から内側へ、少しずつ色が濃くなっているのが確認できれば完了。
リップステインを使ったグラデーションリップのつくり方には他の方法もあります。
【具体的なメイク手順】
- リップコンシーラーで唇の輪郭をぼかし、肌との境目を薄くしておく。
- 唇の内側にリップステインを乗せる。
- リップステインとコンシーラーを塗った部分の境界線をなくすように、透明のリップグロスでぼかす。
透明のリップグロスがない場合は、色のついていないリップクリームでも代用できます。
リップステインに他の口紅を重ねてみる
リップステインの上から違う色の口紅を重ねると、ニュアンスのあるオリジナルな色が完成!重ねる口紅は、リップステインの色がきちんと生きるよう、透明感のあるシアーなものを選びます。
おすすめの組み合わせは、ピンクのリップステインと明るいオレンジの口紅。フレッシュなコーラル系に発色し、肌を健康的に見せてくれます。
グロス使いでうるうるリップをゲット
リップグロスを併用すれば、うるっと感のあるジューシーな口元に。リップステインの色をできるだけ残したい場合は、透明か淡いピンク系のリップグロスをセレクトしましょう。
シアーなブラック系やパープル系のリップグロスなら、色に深みが増して大人っぽい印象に仕上がります。ラメやパール入りで立体感を出してみるのも素敵!
リップステインで眠っていた口紅が復活!
「色がすぐに落ちてしまって出番が少ない…」そんな口紅があれば、リップステインを先に塗ってから使ってみましょう。表面の色が多少取れてしまっても、色自体は残ってくれるので、食事後も口元が寂しい印象になりません。
自分の肌になじみにくい色の口紅も、リップステインをベースにすることで発色の仕方に変化が。口紅とリップステインの合わせ方を工夫すると、より自分に似合う色に近づけられます。
ベースやアイメイクとのバランスも大切に
はっきりとした発色のリップステインを使うときは、メイク全体のバランスも考えましょう。華やかに色づいた口元に、薄すぎるベースメイクやアイメイクはミスマッチです。
目元はほどよくくっきりさせる!
リップメイクに負けないよう、目元はアイライナーとマスカラを使ってくっきりさせることを考えましょう。ただし、アイシャドウまで濃くすると派手な印象になってしまうため、色の明るさや重ね塗りはほどほどにとどめます。ブラウン系やグレー系をはじめとするダークカラー、明るい色であれば、ふんわりと色づく薄づきなものがいいですね!
肌は部分的にカバーしつつ厚塗りしない
ベースメイクも、すっぴん風すぎると唇だけが悪目立ちしてしまうので、厚塗りにならない程度に、化粧下地やファンデーションできちんと肌色を補正。ハイライトとコントロールカラーで肌のトーンをアップさせると、リップステインの色がより美しく引き立ちます。
ナチュラルメイクに合わせるには?
「メイクはなるべくナチュラルに仕上げたい…」なら、できるだけ淡い色のリップステインを選択!ピンク系やコーラル系、ローズ系などがおすすめです。重ね塗りも控えて、一度塗りで華やかかつ自然な口元をつくりましょう。
覚えておきたいリップステインの落とし方
水や石けんだけでは落としきれないリップステインを落とすときは、クレンジング剤や口元専用のリムーバーを使って優しくオフしていきます。クレンジング方法がパッケージに記載されていることもあるので、使う前には一度チェックしておいてくださいね!
おわりに
抜群の色もちと発色をかなえるリップステイン。パーフェクトなリップメイクを目指す方には特にいち押しのアイテムです。興味がある方は、さっそくいつものメイクにリップステインをプラスしてみましょう!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★