自然由来の優しい成分をたっぷり配合したオーガニッククレンジングミルクは、程よい洗浄力でメイクを落としてくれるので肌の敏感な方にもぴったりのアイテム。
今回は、オーガニッククレンジングミルクの魅力から選ぶときのポイント、おすすめのアイテムについてまとめました。
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オーガニッククレンジングミルクの魅力
クレンジングミルクは、オイルやジェル、クリームタイプのクレンジングと比べて油性成分の配合割合が少なく、洗浄力がマイルドな点が特徴です。
洗浄力が強すぎると保湿に必要な油分も奪って肌の乾燥の原因になる恐れもあるので、メイクに合ったクレンジングを選ぶことが大切です。
洗浄力がマイルドで肌に優しい
オーガニックタイプのクレンジングミルクは、洗浄成分にオリーブオイルなどの植物オイルが使用された肌に優しいものが多く、できるだけ肌に負担をかけずにメイクを落としたい方にぴったりのアイテムです。
植物由来の美容成分が豊富に配合されている
オーガニッククレンジングミルクには、さまざまな天然由来成分が配合されているのも魅力の一つ。メイク汚れを優しく落としながらうるおいを肌に届けてくれるので、乾燥が気になる方にはおすすめです。
ナチュラルな香りにも癒やされる
オーガニッククレンジングミルクは、天然由来成分の豊かな香りも楽しむことができます。メイクを落としながら香りでリラックスできるので、お気に入りの香りのものを選ぶのもおすすめです。
オーガニッククレンジングミルクの選び方
日本国内で販売されているオーガニック化粧品には統一した基準はないので、少量でもオーガニック原料が入っていればオーガニック化粧品を名乗ることができます。
オーガニックミルクを買うときには、本当にオーガニック原料をたっぷり使った化粧品かどうかを見極める必要があります。
オーガニック成分がどのくらい配合されているか見極めよう
チェックポイントとして有効なのが、自然・オーガニック由来指数表示です。これは化粧品に配合されている自然由来やオーガニック原料の割合を示したもので、2018年4月から日本国内の化粧品にも表示されるようになりました。
この表示は任意表示なので全ての化粧品に記載されているわけではありませんが、オーガニック原料を配合しているものはメーカーも積極的に表示をしていくと考えられるので、チェックしたいポイントです。
海外のオーガニック認証機関に認められているアイテムなら安心!
日本にはオーガニック化粧品の公的な認証機関がありませんが、海外には多くの認証機関があり、厳格な審査をパスしたものだけに認証マークが表示されていますので、クレンジングミルクを選ぶときには認証を受けているものかチェックすることをおすすめします。主な認証機関は以下の通りです。
主要な海外のオーガニック認証機関
- Na True(ネイトゥルー): ヨーロッパの化粧品メーカーが中心となって発足されたオーガニックコスメの認証団体。オーガニック成分の配合割合によって星1つ~3つでランク分けされている。
- ECOCERT(エコサート):フランスで設立された国際有機認証機関。COSMECO(コスメエコ)とCOSMEBIO(コスメビオ)の2つの認証基準がある。
- ACO:オーストラリアのオーガニック認証機関。化学合成成分を一切使用していない化粧品のみ認証緒を受けることができる。
- BDIH:ドイツ医薬品化粧品商工連盟が定めたオーガニックコスメのガイドライン。
- SoCert:イタリアのオーガニック認証ガイドライン。フランスのエコサートをモデルとして基準が作られたが、エコサートよりも厳格な認証となっている。
W洗顔不要ならより肌に優しい
W洗顔不要のオーガニッククレンジングミルクであれば、洗顔による肌の負担を軽くすることができるので、肌のゆらぎにお悩みの方にはぴったり!洗顔料を買う必要もなくなるのでお財布にもやさしいですね。
オーガニッククレンジングミルクを使うときのポイント
せっかくオーガニッククレンジングミルクを使ってメイクを落としても、正しい使い方でなければその効果は半減してしまいます。続いては、オーガニッククレンジングミルクを使用するときのポイントを見てみましょう。
濃いメイクは落とせない
クレンジングミルクはメイクを落とす界面活性剤の配合割合が少ないので、パウダーファンデーションやBBクリームといったベースメイクなら十分落とせますが、ウォータープルーフのポイントメイクや日焼け止め、リキッドファンデーションなどは落とすことができません。
フルメイクのあとは、オイルクレンジングなどの洗浄力の高いものできちんとメイク汚れを落としましょう。また、ポイントメイクはあらかじめ専用リムーバーで落とすことが必要です。
時間をかけてメイクとしっかりなじませる
オーガニック化粧品は界面活性剤の配合割合が少ないので、オイルクレンジングなどに比べるとメイクとなじむまでに少し時間がかかります。用量を守って肌にやさしくなじませて、すすぎも含めて1分程度を目安にメイクを落とすようにしましょう。
パッチテストで肌荒れしないかを事前に確認をしよう
オーガニック化粧品であっても、肌への刺激が全くないわけではありません。刺激が気になる方は使用前に腕の内側などでパッチテストをして、肌荒れがないかを確認してから使うようにしましょう。
おすすめのオーガニッククレンジングミルクはこれ!
最後に、おすすめのオーガニッククレンジングミルクをご紹介します。
インターナショナル Terracuore ダマスクローズ クレンジングミルク
イデアインターナショナル
Terracuore ダマスクローズ クレンジングミルク
- 内容量|50mL・125mL・250mL
- 価 格|1500円(50mL)・3500円(125mL)・5500円(250mL)(全て税抜)
- 発売日|2010年11月12日
北イタリアで育てられた良質なオーガニック原料を95.68%も配合したオーガニッククレンジングミルク。オーリーブオイルとオリーブ石鹸が配合されていて、W洗顔も不要です。贅沢に配合されたダマスクローズの香りで、メイクを落としながらリラックスできるのも魅力的!審査が厳しいイタリアのSo Certのオーガニック認証を取得しているので、その品質は確かなものです。
ネイチャーズウェイ chant a charm クレンジングミルク
こちらはマツエク対応のオーガニッククレンジングミルク。自社農場で栽培された無農薬ハーブエキスと北アルプスの温泉水、天然由来のアミノ酸が汚れをきちんと落としながらもうるおいを守ってくれます。
BbyE ママバター クレンジングミルク
上質な天然シアバターと10種類のオーガニック植物原料を配合したクレンジングミルク。W洗顔不要でうるおいを守りながら透明感にあふれた素肌に洗い上げてくれます。
まとめ
メイクをする以上、クレンジングは欠かせませんが、メイクの濃さにあった洗浄力のクレンジングを選ぶことはすこやかな肌を保つ上でとても大切なことです。
肌に優しいオーガニッククレンジングミルクは、揺らぎがちなお肌にはもちろん、ナチュラルメイクがお好きな方にもぴったりなので、興味のある方はぜひ一度試してみてくださいね。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪