小じわができる原因と対策法

鏡で目元を見る女性

午後になってふと鏡をのぞいたとき、目元に小じわが浮かんでいてドキッとしたことはありませんか?目元や口元にできる小じわは放置しておくと、そのまま深いシワになってしまうことがあります。
ここでは小じわの原因と対策方法について詳しく紹介していきます。

小じわの原因とは?

目元の小じわを気にする女性

小じわの原因はズバリ、肌の乾燥。肌が乾燥すると、目元や口元など皮脂の分泌が少ない部分に小じわが浮かんできます。小じわができるときの肌の内部では、どのようなことが起こっているのでしょうか。

小じわケアで深いシワを予防

私たちの肌は表皮・真皮・皮下組織の三層構造であり、肌の一番上にある表皮は、平均で約0.2ミリの厚さの中に、角質層・顆粒(かりゅう)層・有棘(ゆうきょく)層・基底層の四層を構成しています。
一番上にある角質層にある角質細胞はセラミドなどの角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)、皮脂などでバリアー機能を形成し、肌を守っています。紫外線に当たったり、過度の洗顔を繰り返したりして肌が乾燥すると、この3つの要素のバランスが崩れてバリアー機能が低下、肌の水分が蒸発しやすくなって小じわが現れるのです。

小じわの対策法とは

小じわ対策のポイント

お風呂上がりの水分を含んだ状態の肌をチェックしたときに小じわがなくなっているようなら、肌が乾燥しているということ。この段階でケアをすれば、小じわの解消だけではなく、深いシワを予防できます。小じわの対策方法を見てみましょう。

洗顔方法を見直す

夏場、肌のベタつきが気になる時期に何度も洗顔するのも肌の乾燥を招きます。朝は水かぬるま湯のみの洗顔ですませて、クレンジングはミルクタイプを選ぶことで、肌の乾燥が落ち着くことが期待できます。

紫外線対策

紫外線は肌にダメージを与える大きな要因であり、小じわ対策には紫外線を防ぐことが欠かせません。小じわができているときは、紫外線散乱剤を使用した肌に優しいものがおすすめ。最近はSPF50以上でも紫外線散乱剤を使用したものが登場しています。

肌を乾燥させる生活習慣も見直そう

肌の乾燥は体の冷えなどによる血行低下がダイレクトに影響します。運動不足や睡眠不足、シャワーだけの入浴など体を冷やしやすい生活をしていないか見直してみて。喫煙もNG。また、こまめに乳液で保湿するなど、保湿ケアを見直すことも効果的です。

小じわの対策に役立つコスメ

小じわ対策のコスメ

保湿ケアの見直しには、アイテムを見直すことが欠かせません。おすすめの保湿ケアアイテムをピックアップしてみました。

保湿成分たっぷりのアイマスク・美容液

小じわ対策の保湿ケアには、保湿成分たっぷりの美容液やアイマスクで不足した潤いを補うことが効果的です。

クリアターン 肌ふっくらアイゾーンマスク

KOSE クリアターン 肌ふっくらアイゾーンマスク

KOSE
クリアターン 肌ふっくらアイゾーンマスク

  • 内容量|-
  • 価 格|-
  • 発売日|-

清水まき

乾燥小じわ対策のために作られたアイゾーンマスク。もちろん口元にも使用できます。化粧水のあとに使用してアイクリームで保湿すれば、小じわの改善に役立ちます。筆者はこの方法で小じわを撃退しました。コストパフォーマンスの良さも◎。

花王 キュレル アイゾーン美容液

花王 キュレル アイゾーン美容液

花王
キュレル アイゾーン美容液

  • 内容量|20g
  • 価 格|-
  • 発売日|-

清水まき

細胞間脂質セラミドを配合した、キュレルシリーズの目元美容液。角質層にしっかりと浸透して潤いを守ります。

シルコット うるうるコットンスポンジ仕立て

ユニ・チャーム シルコット うるうるコットンスポンジ仕立て

ユニ・チャーム
シルコット うるうるコットンスポンジ仕立て

  • 内容量|40枚入り(80カット)
  • 価 格|-
  • 発売日|

清水まき

2分の1の化粧水で肌をしっかり潤すコットン。化粧水を含ませて、目の上に乗せるコットンパックなら上まぶたの乾燥もしっかりケアできます。

小林製薬 さいき シリーズ

小林製薬 さいき

小林製薬
Saiki

  • 内容量|【さいきa】30g・100g【さいきn】25g・80g【さいきc】30g
  • 価 格|【さいきa】950円(30g・税抜き)・2400円(100g・税抜き)【さいきn】950円(25g・税抜き)・2400円(80g・税抜き)【さいきc】1700円(30g・税抜き)
  • 発売日|-

清水まき

表皮の一番下にある基底層にある細胞を修復して乾燥を改善するヘパリン類似物質配合。頑固な乾燥肌にも効果的です。

おわりに

他の肌トラブルと同様、小じわは早めにケアするのがコツ。家庭での保湿ケアで乾燥が改善しない場合は皮膚科の診察を受けることをお勧めします。小じわをケアして、深いシワができるのを阻止しましょう!

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