小顔になりたい!と思ったときに実践するのは、ダイエットやエステに通うこと…と考える人にまず試してほしいのが、どこでも簡単に、隙間時間にできる、小顔エクササイズの「舌エクササイズ」です。
今回は、舌エクササイズの効果や、やり方についてご紹介します!
CONTENTS(クリックで該当箇所へ)
舌エクササイズで小顔になる理由
筋肉のかたまりである舌は、口の中やあご、首の筋肉と密接にかかわっており、さらには食道の臓器にも影響を及ぼす重要な器官です。
「舌エクササイズ」とは、その名の通り舌を動かすエクササイズのこと。舌を動かすことで口の周りの筋肉を使い、小顔効果やほうれい線の改善を目指すエクササイズです。
たるみが改善され、引き締まった印象に
舌エクササイズで効果が期待できるのは、口まわりの筋肉。口まわりの筋肉が衰えると、ほうれい線が目立つようになり、老けた印象を与えてしまいます。
舌エクササイズでは、ほうれい線の原因である口の周りの筋肉(口輪筋)や、二重あごの原因となる唇の下、あご先の筋肉(オトガイ筋)を鍛えられます。引き締まったシャープな口元、フェイスラインが実現できるのです。
使わずに固くなった筋肉を刺激してやわらかい筋肉にする
筋肉は、衰えて使われなくなると細く痩せるだけではなく、硬くなってしまいます。あまり使っていない状態の表情筋は、ガチガチに固まった状態。舌エクササイズでやわらかくなめらかな筋肉に変えることで、小顔効果が期待できます。
小顔のための舌エクササイズのやり方
一言で舌エクササイズといっても、そのやり方や手順はさまざま。代表的な舌エクササイズのやり方を見てみましょう。
ベーシックな舌エクササイズ
まずはベーシックな舌エクササイズのやり方を見てみましょう。正しい手順でこなすことで、これだけでも大きな効果が期待できます。
舌エクササイズの基本のやり方
- 口を閉じた状態で、口の内側から舌先でほうれい線のはじまりの位置(右の小鼻の付け根)を押す
- ほうれい線をなぞるように舌を下へ動かす。5秒間かけて、上下で1セット
- 片側3セット、左右1回ずつ
ちょっと高度な舌エクササイズ
ベーシックな舌エクササイズで足りなくなったら、ちょっと高度な舌エクササイズに挑戦してみましょう。
ちょっと高度な舌エクササイズのやり方
- 口を閉じた状態で舌先を上唇と上の歯の間に入れる
- そこから時計回りに口の内側を押していく
- 下唇と下の歯の間を通過し、1周する
- すべての動きを口まわりのシワを伸ばすようなイメージで、逆回りも同様に
- 時計回り、反時計回りを1セットとし、5セット
より効果の大きい舌エクササイズ
ここで紹介する舌エクササイズは、もっとも効果が大きいものの、それだけ負担も大きいもの。あまり負担が大きいようなら、一つ前の舌エクササイズに戻すようにしてください。
より効果の大きい舌エクササイズ
- 上を向き、舌を天井に向かって突き出す
- 舌先を鼻の先につけるイメージで思いっきり突き出す
- あごの下の筋肉を刺激しているのを感じながら、15秒キープ
- 3セット繰り返す
- 後頭部や首が痛むようならマッサージしてクールダウンする
舌エクササイズの効果実感のためのポイント
どんなトレーニングもすぐに効果を実感するのは難しいもの。効果を実感するためには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。
トレーニングは毎日続ける
舌エクササイズも、先ほど紹介した3種類を1セットとして考え、朝夜欠かさずに、一定期間を続ける必要があります。目安としては6週間から8週間程度で効果を実感できるはずです。
鏡を見ながらトレーニング
舌エクササイズは舌先の位置や動かし方を正しくすることが重要です。正面に鏡のある状態でするようにしましょう。
どの筋肉を使っているかイメージして
舌エクササイズでは、口のまわりやあご先、首など、顔の近くのさまざまな筋肉を使います。それぞれのエクササイズで、この動きがどの部分に効いているのか意識しながらすることが重要です。
おわりに
少し実践するだけで、口周りの筋肉をこんなに使っていなかったのか…と実感できるのが舌エクササイズです。たるんでゆるんだ筋肉を引きしめて、シャープな小顔を手に入れましょう!
元百貨店美容部員。スキンケアを重視した国内ブランドに勤務していたため、ニキビやアトピーなどの敏感肌のお客様に多くアドバイスを行ってまいりました。現在ではライターとして肌を健康に美しく保つ方法についてお伝えしております。趣味は旅行とおいしいお酒を飲むこと。一眼レフでの写真撮影にもはまっています♪