「食べれば食べるほど痩せられる食材」があるのを知っていますか?「食べたら太る」という常識を覆す、ダイエッターの女性にとっては夢のような話ですね。
なんだか高額な商品を売りつける悪徳業者のようなセリフに見えますが、ご安心ください。いわゆる「マイナスカロリー」と呼ばれる食材は、みなさんが日頃よく口にする食材の中にあるのです。
ここでは、マイナスカロリーの食材を使った「マイナスカロリーダイエット」の仕組みや、おすすめのマイナスカロリー食材をご紹介していきます。
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マイナスカロリーダイエットとは
食べるほど痩せる?
通常、ダイエットをして減量を狙うのであれば摂取カロリーよりも消費カロリーを多くするのが必須。これができれば自然に痩せていきます。
マイナスカロリー食材とは、その食材がもつカロリーよりも、吸収・消費にかかるカロリーの方が高い食材のことを指します。
つまり、この食材を食べれば食べるほど、「摂取カロリー<消費カロリー」の方程式が成り立つのです。
では、どうして摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多くなるのでしょう?その秘密は、食事の時に消費するエネルギーである「食事誘導性体熱産生」にあります。食事誘導性体熱産生とは、「噛む、消化する、吸収する」といった食事のときに使われるエネルギーのこと。このエネルギーで摂取カロリーよりの消費カロリーが上回れば、ダイエットにつながります。
消費カロリーを増やすためには、「噛むのに時間がかかり、消化・吸収に時間がかかる食材」である、マイナスカロリー食材を選べば良いのです。そこで、マイナスカロリーダイエットに最適な食材をいくつかご紹介していきます。
ダイエットにオススメのマイナスカロリー食材
野菜類
ブロッコリー
レモンの2倍ものビタミンCを含むブロッコリー。ビタミンAや食物繊維も多く含んでいます。ブロッコリーは、100gあたり55kcalを消費するとされています。他にも、ブロッコリーはがん予防、アンチエイジング、疲労回復の効果も期待できます。
セロリ
セロリ1本のカロリーは5kcalですが、消化には50kcalが消費されます。ミネラルや食物繊維が豊富なので、整腸作用や便通を良くしてくれます。セロリの効能を最大限引き出すには、生食で食べるのが一番。サラダ感覚で食べると良いでしょう。
トマト
リコピンが豊富なことで知られているトマトも、マイナスカロリー食材です。トマトはダイエット効果の他にも美白効果やアンチエイジング、がん予防や血糖値の低下などたくさんの効果があります。そのまま食べるのももちろんですが、トマトジュースだとより多くのリコピンをお手軽に摂取できるのでおすすめです。
唐辛子
唐辛子の辛味成分「カプサイシン」が、体を温めて代謝を上げ、体内の脂肪をエネルギー消費されやすい脂肪酸に変えてくれます。脂肪燃焼効果があるので、辛い物好きの方には嬉しい食材ですね。
アスパラガス
アスパラガスに含まれる「アスパラギン酸」というアミノ酸は、代謝を促進やむくみの解消、疲労回復などの効果をもたらしてくれます。赤血球をつくる葉酸も含んでいるので、貧血の予防にも有効です。
この他のマイナスカロリーの野菜
ここまで見てきた代表的なマイナスカロリーの野菜の他には、キャベツ、ニンジン、カリフラワー、キュウリ、ニンニク、レタス、タマネギ、大根、ホウレンソウ、カブ、ズッキーニ、ビーツなどがあります。
果物類
りんご
りんごに多く含まれるクエン酸は、糖質と脂質をエネルギーへ変えてくれます。また、りんご特有の成分であるりんごポリフェノールが、血液の流れを良くして代謝を促進する効果があります。疲労回復や肩こり・腰痛予防、便秘解消、アンチエイジングなど美容や健康に良い効果がたくさんある食材なので、積極的に摂取したい食材です。
いちご
いちごは10粒で一日分のビタミンCを摂取できるほどビタミンCが豊富。風邪予防や疲労回復に有効です。そのほか、眼精疲労や視力回復などにも効果的なアントシアニンが含まれています。
グレープフルーツ
グレープフルーツにはトマトと同様にリコピンが含まれています。柑橘系の匂いは食欲を抑える効果もあるので、間食をしたくなった時に食べるのも良いですね。この香り成分には、脂肪燃焼や新陳代謝を促進する効果もあるそうです。
パイナップル
パイナップルにはブロメリンというたんぱく質分解酵素が含まれていて、たんぱく質の消化を助けてくれます。よく、お肉料理にパイナップルが使われているのは、このためです。また、ビタミンB1やビタミンC、食物繊維の働きで、風邪予防や美肌効果、整腸作用の効果を得ることができます。
その他のマイナスカロリーの果物
この他のマイナスカロリーの果物は、他にブルーベリー 、ラズベリー、メロン、クランベリー、レモン、ライム、オレンジ、パパイヤ、ピーチ、スイカ、マンゴーなどがあります。
その他食材
はちみつ
一見カロリーが高そうなはちみつも、マイナスカロリー食材です。ビタミンB群やミネラル、アミノ酸が豊富なので、脂肪燃焼効果を高めてくれます。また、就寝前に大さじ1杯のはちみつを食べると、就寝中にされる成長ホルモンの分泌を促進、体を若々しく保ってくれます。
海藻
わかめや昆布などの海藻は、低カロリーでありながらミネラルを多く含み、効率的に脂肪の燃焼をしてくれるマイナスカロリーの食材です。脂肪の吸収を抑えて、余分なコレステロールを排出する食物繊維が多いのも特徴です。
ウーロン茶
ウーロン茶を1杯飲むと、約40kcalが消費されます。たったの40kcalと思うかもしれませんが、40kcalを消化するには縄跳び7分程度の運動が必要です。これだけのカロリーがウーロン茶を1杯飲むだけで消費できてしまうのですから、かなりお手軽ですね。
おわりに
マイナスカロリーダイエットにオススメの食材をいくつかご紹介しました。食べた分だけカロリーが消費できるとなれば、ダイエットに取り入れない手はありません。
ここに載せた食材の他にも、マイナスカロリーの食材はたくさんあります。マイナスカロリーの食材の多くはスーパーなどでも手に入りやすい食材ばかりですので、この記事を参考にマイナスカロリーダイエットにチャレンジしてみてください。
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