ダンスでダイエット!ポールダンスのやり方とその効果とは?


ポールダンスといえば、バーやクラブなどで男性向けに披露されるセクシーなダンス、というイメージがあります。しかし近年ではポールダンスがエクササイズに取り入れられるようになっています。
高いダイエット効果からエクササイズとして注目を集めているポールダンスですが、その特徴はどこにあるのでしょうか。
今回は、ポールダンスの基本のやり方とダイエット効果についてご説明しましょう。

【ポールダンスのやり方】準備編


ポールダンスをダイエットのために行いたいと思う場合、自宅行うのが難しいことが最大のデメリットでしょう。組み立て式のポールもありますが、広い空間が必要なため、スタジオを借りて利用するか、ポールがあるスタジオに通う必要があります。
ポールダンスはもともと高いハイヒールを履いて行いますが、ダイエット目的であれば、ハイヒールである必要はありません。逆にハイヒールを履いて挑戦すると、腰を痛めるなど怪我をしてしまう可能性もあります。

ポールダンスの基本【立ち方と見せ方】

基本の立ち方ですが、ポールのそばで脚を揃えて立ち、右足を一歩分ずらすのが基本ポジションとなります。
手は右手を頭から頭一個分上の位置でポールを掴みます。掴み方は親指から乳搾りのような形で握ります。左手は遊ばせてしまわずに、腰の部分や、顎のところに置いたりして、セクシーさや可愛さを表現しましょう。
歩き方は右手でポールを掴んだまま、脚の親指を床にちょっと擦るような感じです。まずはこの立ち方と歩き方がそれらしく見えるように練習しましょう。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、大胆に、ちょっと大げさと思うくらいやることがキレイに見える秘訣です。

ポールダンスの基本【基本動作】

ポールダンスの基本に「スピン」があります。

  1. まず、基本の立ち方からスタートします
  2. 左手はへその位置からの延長線上でポールを握ります。握り方はやはり親指から乳搾りをするような形です
  3. 右手は自分の体を支える支え棒のようなイメージで、ポールを押すようにします
  4. 右手と左手をしっかりポールを掴んだ状態から、左足の膝を曲げずに誰かに引っ張られているような感じで外側に開いてきます
  5. その状態から自分の体全体が板のようなイメージを持ち、後ろから風に吹かれているような気持ちで、肩を前に入れずに、ポールを中心にスピンします

この動きをするにはかなりの腹筋や二の腕の筋力が必要であることが、実際にやってみるとわかると思います。

ポールダンスの効果

体幹を鍛えることができる

ダイエットの大切なポイントは、食事量を減らすことではなく、体の筋肉を増やすことです。中でも特に重要なのが、体の軸を構成する「体幹」です。腹筋や背筋を中心とした体幹が鍛えられれば、基礎代謝も上がり、姿勢も良くなり、より美しく見えます。
ポールダンスは外側の筋肉に加えて体幹を鍛えることができ、身体の「浅リンパ」と「深リンパ」や同時に刺激されます。
リンパの流れが良くなると、むくみや冷え性が改善されますし、体内の余分なものを外に排出するデトックスが促進され、免疫力が上がります。
ダイエットを効果的に行うためには有酸素運動と無酸素運動の両方が必要だとされます。有酸素運動とはジョギングやウォーキングのような長時間にわたって行う負荷が軽めの運動で、無酸素運動とはジムでの筋トレのような高負荷の運動を指します。
ダンスとしては有酸素運動の要素を含みますが、その動きはキックボクシングや格闘技に相当するくらいと言います。このことから分かるように、ポールダンスはダイエット効果が高いということです。

女性らしさを磨き、アンチエイジングに効果がある

ポールダンスはもともと男性に見せるためのセクシーなダンスですから、この動きやポーズには女性としての魅力をアピールするものも含まれています。
どう見せるか、どう見られるかという視点を持ちながらポールダンスを学んでいると、女性としての自信が増し加わっていることに気付くはずです。女性らしい魅力的なボディラインをつくり上げることで、アンチエイジングにもつながってきます。
普段女性らしさを全面にアピールするような機会もありませんから、ポールダンスをすると気持ちが開放的になって、さらに自己表現したくなる、という女性も多いようです。

おわりに

ここでご紹介したのは、ポールダンスの基本中の基本、まずダンスとも言えないようなことだけです。
他にも難度の高いテクニックやポーズがたくさんあり、それを1つずつできるようになれば、達成感もあり、自然と体が締り、美しくなっていくはずです。
ダイエットとは単に体重を減らすことではなく、より美しくなることです。ポールダンスで女性としての自分の魅力を再発見し、さらにアピールできるように頑張りましょう。

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