ボジョレー・ヌーボー解禁!知っておきたい赤ワインダイエットとは?

赤ワインのイメージ
ボージョレ・ヌーボー解禁日。それはワインを嗜(たしな)む人にとって、毎年秋の一大イベントと言えます。
そんなボージョレ・ヌーボー解禁日ですが、ワインはダイエットに悪そうだから今年は飲めない…。そう考えているワイン好きなダイエッターさんに朗報です。赤ワインはダイエットの味方になることが科学的に明らかになってきました。それだけでなく、美容にもいいといううれしいお知らせがあります。
今回は、そんな赤ワインのとっておきの効果についてご紹介していきましょう。

赤ワインに含まれるダイエット成分

赤ワインを飲む女性

ポリフェノール

赤ワインには、赤色を作り出す色素であるポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、悪玉コレステロールの動きを鈍らせて生活習慣病の予防や老化を抑制する効果が期待されています。

タンニン

ポリフェノール化合物の一種である「タンニン」も、立派な赤ワインの成分です。ウーロン茶などにも含まれるタンニンは、脂肪を分解して吸収しにくくする働きで知られています。
ウーロン茶の脂肪分解効果は比較的知られていますが、赤ワインのタンニン含有量は、お茶の3倍から4倍。そのダイエット効果は、ウーロン茶よりも大きいと言えるのです。

カリウム

ポリフェノールのイメージが強い赤ワインですが、赤ワインに含まれる成分にはカリウムも含まれています。
カリウムは、体内にある余分な塩分を外に流してくれる働きがあるので、普段塩分を取り過ぎている人は、カリウムを取ることで塩抜きをすることができるのです。
塩抜きをすると代謝が上がるので痩せやすい体になるだけでなく、腸の筋肉緩和効果も期待できるため、お通じが良くなることも期待できます。

抑えておきたい赤ワインダイエットのポイント

チーズとトマトのカプレーゼ

赤ワインのカロリー

このように美容とダイエットに効果的な成分を多く含む赤ワインですが、どの程度のカロリーを含んでいるのでしょうか。
赤ワイン100mlあたりのカロリーは73~77kcal程度と、コーラの100mlあたり46kcalと比べると、赤ワインのほうが高カロリーという事実に直面しますが、飲み方によってカロリーの取り方には大きな違いが出てきます。炭酸の爽快感を楽しむために一気飲みする傾向が強いコーラに対して、ゆっくり嗜(たしな)む赤ワインは時間単位で見れば低カロリーといえるのです。
ただし、ダイエット中なら飲みすぎは禁物。時間をかけても飲みすぎればカロリーの取りすぎであり、ダイエット効果を上回るカロリーを摂取することになります。何事もほどほどにすることが肝心です。

チーズとの食べ合わせ

ワインのおつまみには何をつまむのが好きですか?ワインのおつまみの定番であるチーズとの組み合わせについて、ちょっとお話しましょう。
チーズは高カロリーな食品として知られていますが、そんなチーズの中でも比較的低カロリーなのが「カッテージチーズ」と「リコッタチーズ」です。カッテージチーズは100gあたり100kcal、リコッタチーズは100gあたり150kcalほどです。
また、チーズはダイエット中に不足しがちなカルシウムを豊富に含み、内臓脂肪を燃焼させる働きを持つビタミンB2も含まれています。チーズは高カロリーですが、それを補うように栄養が豊富に含まれているのです。
また、腹持ちがよくや野菜との相性もいい食材なので、赤ワインとチーズ、軽めのサラダでもしっかりした食事になります。トマトとチーズとオリーブオイルで作るカプレーゼがダイエットには向いているのでおすすめです。

赤ワインダイエットの注意点

ダイエット中に赤ワインを飲むときに気を付けてほしいポイントは、「飲み過ぎ」と「食べ過ぎ」です。比較的高カロリーな飲み物である飲み過ぎれば当然太ってしまいます。また、アルコールでほろ酔い気分になってついつい食べ過ぎていた…。ということがないようにしてください。

おわりに

お酒を飲みながらダイエットができるなんて、お酒好きにとっては夢のような話です。飲み過ぎては禁物ですが、嗜(たしな)む程度であればダイエット効果を期待できる赤ワイン、ボージョレ・ヌーボー解禁とともにはじめてみてはいかがでしょうか。

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