ダイエットの最終手段!脂肪吸引をとことん解説

脂肪吸引のイメージ
ダイエットには運動や食事制限など、忍耐や持続力が欠かせません。努力をしたのにもかかわらず結果が出ずに長続きしないなんて経験はありませんか?ダイエットの最終手段として、脂肪吸引は魅力的な方法です。
今回は、ダイエットの最終手段として絶大な支持を受ける脂肪吸引について、その仕組みからメリット・デメリットまでまとめてみました。

脂肪吸引のメリット

ベッドに腰掛けて腰に手を当てている女性

食事制限や運動など努力する必要なし

脂肪吸引とは、「カニューレ」と呼ばれる吸引管を挿入し、体内の脂肪そのものを吸引して取り除く美容施術です。
脂肪自体を吸引するため、辛い減量や運動をすることなく、手軽に、確実に痩せることができます。

部分痩せにも効果アリ

通常の食事制限と運動によるダイエットでは、脂肪が燃焼しやすい部分から痩せるので、気になる部位の脂肪をピンポイントで落とすことは簡単ではありません。
その点、脂肪吸引は皮下脂肪があればほとんどの部位での部分痩せに対応。また、施術内容によって体の動きを考慮した細かな調整ができるので、絶妙な体のラインをつくることができます。

リバウンドが少ない

脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、脂肪を蓄える細胞のことを「脂肪細胞」といいます。脂肪細胞の数は思春期の頃までに決まり、それ以降は基本的に増減することはありません。
一般的なダイエットでは脂肪燃焼により脂肪細胞を小さくすることはできますが、脂肪細胞の数そのものを減らせません。そのため、食生活や生活習慣が改善されていないとリバウンドを招いてしまいます。脂肪吸引は脂肪細胞の数そのものを減らすので、リバウンドの心配がほとんどないのがメリットです。

脂肪吸引のデメリット

細くなったウェストを自慢する女性

多額の費用がかかる

脂肪吸引の費用は施術の方法や部位、クリニックなどによって違いますが、非常に高額であるだけではなく、保険適応の対象外です。
また、手術代以外にも事前の検査や準備などにもこまごまとお金がかかり、結局100万円近い出費になることも珍しくありません。

痛みがともなう

脂肪吸引は麻酔後に施術されるため、手術中はほとんど痛みを感じませんが、麻酔が切れると痛みが生じます。痛みの強さや感じ方は個人差がありますが、一般的には術後約3日間は強く痛み、その後も残るといわれています。

内臓脂肪は除去できない

脂肪吸引で取りのける脂肪は皮下脂肪に限ります。男性に多いメタボリック症候群(メタボリックシンドローム)を解消するためには、食生活と生活習慣の改善による従来通りのダイエット方法しかありません。

技術によって効果に差が出る

多くの美容クリニックで提供されている脂肪吸引ですが、医師の経験や技量、テクニックによっては、仕上がりなどに差が生じることが少なくないようです。そのため、医療事故や訴訟が報じられることもあります。

おわりに

ここでは、ダイエットの最終手段である脂肪吸引のメリットとデメリットを見てきました。
一言で脂肪吸引と言っても、吸引方法は実に10種類以上。さまざまな条件に合わせてこれらの組み合わせや使い分けも必要です。メリットとデメリットをそれぞれ十分考慮して、納得のいく「最終手段」をとりましょう。

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