万能アイテム「ワセリン」プチプラなのにこんな使い方もできちゃうんです!


今も昔も世界中で愛される「ワセリン」。手に入りやすくプチプラなのがうれしいですよね。しかしあまりのコスパの高さゆえに、買ったワセリンを使いきれない人も多いもの。そんなときはワセリンの使い方を見直してみてはいかがでしょうか?
今回は、基本のスキンケア法から意外な活用法まで、意外と使いきれないワセリンの使いかたを徹底的に解説します!

ワセリンといえばこれ!王道3つの使い方!

保湿剤として!カサついたお肌にサッと塗る


ワセリンの使い道といえば、なんといっても乾燥対策が王道。顔はもちろん、ひじやひざ、かかとなど、身体中のあらゆる部分に使うことができます。湿っぽい日本の夏でもエアコンや紫外線からのダメージでカサつきがちなお肌。お肌が「乾燥してるな」と感じたら、サッとワセリンをなじましょう。

パックとして!スキンケアの仕上げに


夜のスキンケアでもワセリンは大活躍。化粧水、美容液、乳液など基本のスキンケアを済ませたら、仕上げにワセリンでふたをしましょう。ワセリンがラップの役割をして、スキンケア成分をお肌に閉じ込めることが期待できます。
ただし、効果を期待してパーツ全体にべったりつけるのはNG!顔であれば小鼻のキワや目尻など、重点的に保湿したいパーツだけにワセリンを塗りましょう。

ツヤ出しに!お肌やまつ毛に自然な濡れ感を


ワセリンはメイクの仕上げにも使えます。普段通りのメイクをしたら最後にワセリンをほんの少しつけてツヤをプラスすることで、抜け感のあるこなれたメイクに仕上がりますよ。
ワセリンをメイクの仕上げに使うときには、次のパーツに試してみるのがおすすめです。

目の下

目の下はカサつきや、くすみが気になる部分。ワセリンを少量なじませればツヤと立体感を出せますよ。

まつ毛

毛先に少量のワセリンをつければ、自然な濡れツヤアイの完成。まつ毛がより長く美しく見えますよ。目の中にワセリンが入れないよう、優しくなじませるのがポイントです。

薄着になる季節、脚を露出するファッションをするならワセリンの出番。ワセリンを薄く足全体になじませて、ツヤを出します。引き締まった美脚を演出するのにおすすめです。

ワセリンを使ったパーツケアで美人度アップ!

ネイルに!キューティクルケアと保湿ケア


ワセリンはネイルケアにも欠かせない、お役立ちアイテムです。ネイルカラーをつける前後に活用しましょう。

キューティクルケア

爪の根元を中心にワセリンをなじませたら、ラップで覆って待つこと10分。ラップを外したらぬるま湯でワセリンを洗い流します。キューティクルが柔らかくなり、ささくれがちな指先がしっとりしますよ。

ネイルの保湿ケア

ネイルカラーを長持ちさせるには、日ごろの保湿ケアが重要。完全にネイルカラーが乾いた状態で、ワセリンを塗りましょう。爪がピカピカになり、ネイルカラーが欠けたり割れたりするのを予防できるでしょう。

唇に!リップスクラブとグロスとして


きれいな女性に欠かせないのが、しっとりぷるぷるの唇。ぷるぷるの唇をつくるときにも、ワセリンは大活躍。ワセリンを使ってしっかりリップケアしていきましょう。

リップスクラブ

ワセリンに砂糖を適量混ぜれば、リップスクラブの完成。唇に優しくなじませ、くるくるとマッサージしながら不要な角質を落としていきましょう。最後にぬるま湯ですすいで、落としきれなかったものはティッシュやガーゼでそっとオフ。唇のハリツヤがアップすることでしょう。

リップグロス

人気のマットリップを付けるなら、ワセリンをお供に。ツヤを控えたマットリップは、少し寂し気な印象になりがちです。綿棒や小指の先につけたワセリンが、ほんの少しツヤをプラスすることで、こなれた印象に仕上がりますよ。

髪に!ダメージケアしてスタイルをキープ


汗ばむ季節にはまとめ髪が似合います。アップスタイルで気を付けたいのが、おくれ毛の処理です。おくれ毛は少しならアクセントになりますが、多すぎると雑な印象を与えてしまいます。
ワセリンを適量指先につけて、飛び出した髪の毛を軽く押さえましょう。パサついたダメージヘアの解消にも効果が期待できますよ。

意外!?ライフハックなワセリンの使い道

意外な使い方!顔そりや毛染めのダメージ軽減に


保湿力の高いワセリンは、お肌をダメージから守る効果も期待できます。例えば次のようなシーンでワセリンを使うと、高い効果が期待できます。

顔そり

眉毛や顔の産毛をそるときに、素肌にそのままかみそりを当てている人はかみそり負けのリスクを考えなければなりません。何もつけずに顔そりをすると、お肌を傷つけてしまう恐れがあります。
そうはいっても、身体用のシェービングジェルを顔につけるのには抵抗がありますよね。そんなときはワセリンを薄く塗って、お肌を守ってあげましょう。

毛染め

自分で毛染めをするなら、ワセリンは欠かせません。コールドクリーム代わりとしておでこや髪の生え際に塗っておきましょう。染料でお肌が荒れるのを防ぐ効果が期待できます。

その発想はなかった!ライフハックな使い道


ワセリンの使い道、まだまだあります!スキンケア以外にも、こんな方法がありますよ。

香水の香りを長持ちさせる

せっかく香水をつけても、汗や外気で香りがすぐに飛んでしまう…こんなお悩みも、ワセリンがあれば解決。少量のワセリンを手首の内側につけて、その上から香水をふきかけることで、香りが長持ちしますよ。

ピアスを穴に通す

久々にピアスをつけようと思ったらピアスの針が耳に通らないこと、ありませんか?そんなときはワセリンを潤滑油代わりに。ピアスの針に塗れば、動きがよくなり、スムーズに通せますよ。同じ要領で、洋服のファスナーの滑りをよくするのにも使えます。

笑顔キープに!

美容家でユーチューバーのJames Welshさんが友人モデルに教わったというのがこちら()。職業柄、一日中笑顔をキープしていると唇が歯にくっついて「もう笑えない!」ことがあるのだそうです。そんなときにも頼れるのがワセリン!
唇の内側、歯の表側に少量のワセリンをつけることで滑りがよくなり、笑顔がよみがえるのだとか。結婚式やパーティーなど特別な日に、お試しあれ!

ワセリンを使用する際の3つの注意点

お肌に合わないときは使用を中断

ワセリンはそもそも石油由来の混合物です。低刺激でお肌に優しい成分として知られていますが、アレルギーの可能性が全くないわけではありません。万が一お肌に異常を感じたら、速やかに使用をやめましょう。
お肌への刺激が心配な方は、より不純物が少ない白色ワセリンを選ぶとよいでしょう。ただし一般的な黄色ワセリンも、決して刺激が強いわけではありません。肌質やお好みに合わせて選びましょう。

お肌に着ける際は少量ずつ

全ての使い方に共通することですが、ワセリンを大量に使用すると毛穴をふさいで皮脂が過剰になる恐れがあります。ワセリンは少量でも抜群に伸びるため、微調整しながら少しずつ使うようにしましょう。

日中に着ける際は紫外線対策を

ワセリンは石油を原料としているため、直接日に当たると日焼けしてしまう恐れがあります。メイクの仕上げや日中の保湿に使用する際は、日傘を使うなど紫外線対策も万全に。

清潔に保つ

さまざまなシーンで気軽に使えるワセリンだからこそ、衛生的に保つことが大切です。使うときにはあらかじめ手を洗って、清潔な状態でさわることを心がけます。
外出先では、使う量だけを手に取れるチューブタイプのワセリンも重宝するでしょう。また、一度開封したら、清潔なうちに使い切ることも大切ですよ。

おわりに

ワセリンはプチプラで身近な万能コスメです。1通りの使い方だけではもったいない。複数の使い道にチャレンジしてみて、ワセリンを徹底的に使い倒しましょう!
保湿に、ネイルケアに、髪の毛のスタイリングに…ワセリンで女っぷりを上げてくださいね!

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