ヨーグルトを食べるだけ！身体の内側から日焼け対策をしよう

美容や健康に良いとされるヨーグルトですが、ヨーグルトが日焼け対策になることを知っていましたか？
今回は、外側からの日焼け対策がおろそかになる秋冬に実践したい、ヨーグルトによる日焼け対策の効果や、食べるべきヨーグルトの種類や量について解説していきます。

どうして日焼けする？

紫外線を浴びると、炎症反応を起こして皮膚が赤くなったり、皮膚内部でメラニン色素が作られて色素沈着したりします。これが日焼けの正体です。
炎症反応や色素沈着は、皮膚が紫外線から身体を守ろうとする働きによって起こるものなので、日焼けはお肌がダメージを受けている状態と言いかえることもできます。

ヨーグルトが日焼け対策に効く？

日焼け対策には紫外線を浴びないことが一番の対策ですが、事後の対策としてヨーグルトが日焼け対策に効果的であることが明らかになりつつあります。

さまざまな美容効果が期待できるヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、整腸作用や美肌効果だけではなく、免疫力強化や花粉症の予防・改善などに効果があることで知られていて、手軽に摂取できる健康食品として注目を集めています。
医学的にもさまざまな点から検証が進められていますが、日焼け対策にも効果が期待できることが報告されています。

臨床試験で明らかになったヨーグルトの効能

お肌の炎症反応や色素沈着によるダメージが現れたことをあらわす日焼けですが、これらを解消することで日焼け対策となります。近年、ある臨床試験によって、ヨーグルトを食べると炎症反応や色素沈着が抑えられるという試験結果が報告されています。

ヨーグルトで日焼け対策をするときのポイント

ヨーグルトに日焼け対策効果が期待できることはわかりましたが、実際にどんな種類のヨーグルトをどのくらいの量・頻度で食べるべきなのでしょうか。

コラーゲンペプチドとミルクセラミドがポイント

日焼け対策が期待できるヨーグルトはプレーンヨーグルトではなく、「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」が入ったヨーグルトです。
コラーゲンペプチドとは、コラーゲンを分解して低分子化し、体内で吸収しやすくした、純度が高いタンパク質のこと。ミルクセラミドとは乳由来のセラミドのことで、肌のうるおいを保つ働きがあります。

食べる量はどのくらいが目安？

現時点では食べる量や頻度は定かではありませんが、実験報告からは毎日200gほどで日焼け対策に効果が期待できると考えられます。

飲むタイプでも期待できる効果は同じ

ヨーグルトは食べるタイプだけでなく、飲むタイプでもOK。コラーゲンペプチドとミルクセラミドが入ったヨーグルトは、食べるタイプも飲むタイプもスーパーなどで手軽に購入できます。

おわりに

ヨーグルトを食べることによる日焼け対策について、研究はまだはじまったばかり。今後も新たな発見があることに期待したいですね。
外側からの日焼け対策と平行して、ヨーグルトを食べて身体の内側からも日焼け対策を万全にしておきましょう！