ダイエットは食欲との戦いですが、ダイエットの強い味方として注目を集めているのが “酵母ペプチド” です。酵母ペプチドには食欲抑制効果が期待できることから、無理なくカロリーコントロールができると話題です。
今回は、酵母ペプチドの基礎知識と期待できる効果についてご紹介します!
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ダイエットの敵!食欲はなぜ起こる?
「今年こそ夏が来るまでに痩せたい…」そうは思っていても、つい間食に手が伸びてしまうのはなぜでしょうか。
食欲が起こるメカニズムとホルモン
我慢してもしきれない食欲。食欲が発生するメカニズムには、レプチンとグレリンの2つのホルモンが関係しているといわれています。レプチンは食欲を抑制する作用があり、反対にグレリンには食欲を増進させる働きがあるとされています。
ダイエットが失敗するのはホルモンのせい?
レプチンとグレリンは脂肪細胞から分泌されるホルモンであり、その分泌量は体脂肪量に応じて変化し、脂肪量が減ると防衛本能からグレリンが増加することが明らかになっています。ダイエットを頑張って体脂肪を減らしても、グレリンが食欲を増進させてリバウンドすることが、ダイエット失敗の大きな原因だと考えられています。
酵母ペプチドって何?食べるだけで痩せる?
酵母ペプチドは酵母に特殊な処理を加えて抽出された食品成分です。酵母といえばパン作りをする人にはおなじみですが、みそや日本酒など食品に広く使用されています。この酵母に備わる自然の力を応用したのが酵母ペプチドです。
酵母ペプチドにはレプチンを増加させる作用が
酵母ペプチドには食欲に関わる2つのホルモン、レプチンとグレリンに作用することが明らかになっています。食欲を抑制するホルモンであるレプチンを増加させて、反対に食欲を増進させるグレリンの分泌を抑止するそうです。つまり、酵母ペプチドは食欲を抑える効果が期待できるのです。
酵母ペプチドを食べると痩せる!?研究結果も
韓国で行われた酵母ペプチドの研究(※)によると、酵母ペプチドを摂取したグループは10週間で平均2.6キロの減量につながったと報告されています。一方で酵母ペプチドを摂取しなかったグループは0.83キロ増加したとのこと。日本国内でもマウスを利用した実験が複数行われ、この研究を裏付けています。
酵母ペプチドの口コミと効果に注目!
酵母ペプチドには実際のところ、ダイエット効果が期待できるのでしょうか?
食べるだけで痩せるかどうかは未知数
肝心のダイエットに関して期待できる効果ですが、やはり「酵母ペプチド単体で減量できた」という声は少ないようです。ただし酵母ペプチドと同時に食事内容の見直しや運動などを取りいれて、ダイエットを成功させている人はいるようです。
ダイエットの決め手になるかも
ダイエットを成功させるには栄養バランスのよい食事や適度な運動、十分な睡眠の3つが重要です。乱れた生活を変えずに、ダイエット食品の力だけで痩せることは難しいでしょう。
しかし、「すでに生活改善に取り組んでいるのに、どうしても食欲が抑えられない…」そんな人には酵母ペプチドが最後の一押しや決め手になってくれるかもしれません。カロリーコントロールにお悩みの人は試してみる価値があるでしょう。
おわりに
ダイエット中に食欲を抑えるのは難しいですよね。酵母ペプチドには食欲抑制効果が期待できます。外食やイベントごとなど食べ過ぎが心配なシーンでは事前に酵母ペプチドを食べて、うまく乗り切りましょう!酵母ペプチドで腹八分目を実践したいですね。
都内で営業として勤務した後、現在では美容・医療系ライターとして活動中。コスメの成分情報などマニアックなネタを好む。プライベートでは1男1女の子育てに追われ、コスメと洋服の購買欲が止まらない。