逆立ちで痩せる?注目の逆立ちダイエットとは


皆さん、逆立ちってできますか?逆立ちなんてできなくても生きていくのには困りませんが、実はダイエット効果があるらしい、と聞くと気になりませんか?
今回は、実はきちんとできる人が少ない逆立ちのダイエット効果について、少しお話していこうと思います。

逆立ちダイエットってなに?


逆立ちダイエットは、逆立ちをすることで内臓の位置を正しく戻して血液の流れをうながし、溜まった老廃物を排出しようというダイエット方法です。
私たち人間は、地球上にいる限り重力には逆らえません。脂肪はもちろんのこと、体内のありとあらゆるものが下へと落ちて、溜まります。逆立ちによって体本来の機能を取り戻すことができれば、代謝が自然と改善するだけではなく、ダイエット効果も期待できるのです。

逆立ちダイエットの効果

筋トレ

逆立ちは腕や肩の筋肉を使うので、上半身の筋肉トレーニングにつながり、バランスを保つために腹筋や背筋を使い、インナーマッスルや体幹を鍛えることができます。全身の筋肉をまんべんなく鍛えられるので、全体的にほどよく引き締まった体を手に入れられます。
腕の筋肉は普段の生活では意識しなければ使う機会があまりないので、逆立ちで腕の筋肉を使えば、たるみきってしまった二の腕のシェイプ効果も期待できます。

むくみ

逆立ちは体内がひっくり返すことであり、これにより、血液はもちろんリンパの流れも促されます。これにより老廃物が体外に排出されやすくなり、むくみの解消が期待できます。とくに顔や脚などがむくみやすい女性は、逆立ちによる効果は大いに期待できます。

便秘・頭痛

逆立ちをすると、体内の臓器が元の位置に戻っていきます。その刺激によって腸内も活性化され、便秘の解消につながります。普段の生活で足の方に溜まった血液が頭まで循環するので、血流不足が原因の頭痛解消が期待できるなど、日常の細かい異変解消が期待できます。

逆立ちダイエットのやり方


初めて逆立ちをするときは、腕と背中(肩)、首で支える背中逆立ちがベター。背中逆立ちは、仰向けになり足先をそろえて徐々に足を上げ、腰に手を当てて支えます。
これが難しければ、壁を使って足を上げていきましょう。壁を足だけで登る感じで、腰に手を当てて支えたら足を壁から離しましょう。少し体力や運動神経に自信のある方は、頭と腕で支える三点倒立でもOKです。
この体制を一分キープ、長くても二分程度。無理をせずに10秒くらいからはじめて、一日二回を目安にしてください。

注意点


あまり長い時間逆立ちをしていると、頭に血液が届きすぎてしまい、めまいや頭痛の原因になり、やり過ぎは健康を損ねることにもつながります。
また、やり方にもよりますが、背中逆立ちや三点倒立は、背中や首、肩といった関節部分に多かれ少なかれ負担がかかります。体に悪い部分がある人は、様子を見ながら異変があったら中断できる体制ではじめてください。負担をかけ過ぎると肩こりや腰痛が悪化することもありますので、やり過ぎには注意が必要です。

おわりに

逆立ちダイエットは今日からはじめたからすぐに痩せるものではなく、体の機能を活性化させることで健康になることを狙うのがその目標です。
過度な期待は禁物ですが、もともと持っている体内機能や働きをフル活用するのは健康にもとても良いので、機会があればぜひ挑戦してみてください。

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