肌にも優しい?ベビーパウダーを使ったメイク術

赤ちゃんのお肌に使う「ベビーパウダー」は、大人の女性のメイクやスキンケアにも重宝されているコスメアイテムとしても人気上昇中です。
今回は、敏感肌の方に特におすすめしたい、ベビーパウダーを駆使したメイク術をご紹介します!

そもそも、ベビーパウダーってどんなもの?

赤ちゃんは大人よりも汗腺が多く、お肌のトラブルが起こりがち。そのため、汗をかいてもお肌にトラブルが起こらないようにと、ママたちが赤ちゃんのスキンケアに使うのがベビーパウダーです。
ベビーパウダーの成分は、主にトウモロコシから採取される植物でんぷん(コーンスターチ)や滑石(タルク)が使われています。どちらもお肌の負担になりにくい成分なので、お肌の弱い方やお肌にトラブルがある方にも、ベビーパウダーは比較的使いやすいスキンケアアイテムと言えます。

コーンスターチに期待できる効果

粒子の細かいコーンスターチは高い吸水性により、余分な水分の吸着や放出が期待できます。ベビーパウダーが赤ちゃんのあせもやかぶれ、ただれ予防に使われているのは、こうしたコーンスターチの働きを利用しているからです。
また、消炎・抗菌や皮膚の軟化、鎮静作用により、さまざまな肌トラブルが起きているときでも使いやすいスキンケアアイテムとして知られています。

タルクに期待できる効果

水分量のバランスを保つ働きがあるのがタルクの大きな特徴です。季節の合間の乾燥肌化や、ゆらぎ肌化して乾燥が激化したお肌にも心強いですね。また、タルクには皮膚の表面をなめらかにする働きもあり、お肌の凹凸も目立ちにくくしてくれます。

ファンデーション代わりにナチュラルメイク!

「ちょっと近所にお買い物に行くのにファンデーションは重たいかな」「子供が触っても安全なメイクがしたい」そんなときにおすすめなのが、ベビーパウダーをファンデーションとして使ったメイク術。お手持ちの化粧下地があればすぐにトライできる手軽さが魅力です。使いかたは簡単。化粧下地をなじませたら、ブラシで薄くベビーパウダーをのせて、軽くハンドプレスをしてパウダーをなじませるだけです。
化粧下地は、オークル系の日焼け止めやBBクリームなどがおすすめ。くすみが気になるなら、化粧下地をなじませたらイエロー系のコントロールカラーを塗り、そのあとにベビーパウダーを叩けば、肌色をより均一に見せることができます。

ファンデーションと合わせて使う

ルースパウダーやプレストパウダーのように、「仕上げパウダー」としてベビーパウダーを使う方法。カバー力が欲しいときや、ベビーパウダーの自然な質感でメイクをナチュラルにさせたいときにおすすめです。

リキッドファンデーションの塗り方

  1. 化粧下地の上に、リキッドファンデーションを塗ります
  2. 手のひらでハンドプレスし、ベビーパウダーをなじませたら完了!

パウダーファンデーションの塗り方

  1. 化粧下地を塗り、ベビーパウダーを顔全体に軽くはたきます
  2. ファンデーションを塗って完了!

リキッドファンデーションは仕上げにベビーパウダーをのせると、皮脂を吸着してメイク崩れを予防してくれます。暑い時期やテカリが気になるときにもバッチリ!
パウダーファンデーションなら、ファンデーションの下地とあわせてベビーパウダーを叩くことで粉っぽさを最小限に抑えられ、よりナチュラルな仕上がりになりますよ。

メイク直しにも使える!

ファンデーションの最後にベビーパウダーをのせると崩れにくいと紹介しましたが、この理屈でメイク直しにも応用できます。皮脂浮きやテカリ、くすみが気になったら、ファンデーションの上から薄くベビーパウダーをのせてみましょう。ベビーパウダーは重ね塗りでも濃くなりにくいので、メイク直しにも便利ですよ。

リップに重ねてマットリップ!マスカラに重ねて落ちにくくする

口紅の上から少量のベビーパウダーをぽんぽんとのせてなじませれば、手持ちのリップもいつでもマットリップに仕上げることができます。
また、マスカラを塗ったあとにベビーパウダーをまつげに軽くつけて、マスカラを重ね付けすると、マスカラが落ちにくくなるんです!

おわりに

ベビーパウダーを利用したメイク方法はどれもいつもの手順にプラスするだけの簡単なもの。ベビーパウダー自体もお手頃価格なので、気軽にトライできるのも大きな魅力です。
普段のメイクのお悩みをぜひベビーパウダーで解消してみてくださいね!

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