見落としがちなわきの黒ずみの原因とケア方法

肌の露出が増える季節は、わきの黒ずみが特に気になりますよね。黒ずみはメラニン色素の生成が活性化することで引き起こされるので、原因をしっかりと理解してきちんとケアを続けていけば、黒ずみの改善や予防はできます。
今回は、わきの黒ずみができる原因とケア方法についておすすめの成分を交えながら解説していきたいと思います。

わきの黒ずみの原因はこれ!

わきの黒ずみの原因は、おおむね生活習慣の乱れや加齢、外部からの刺激と言ったことに求めることができます。わきの黒ずみには、どのような原因があるのでしょうか。

自己処理の刺激でメラニン色素が増える

かみそりや毛抜きなどを使った無駄毛の自己処理は手軽ではありますが、わきの皮膚に大きなダメージを与えてしまいます。これらのダメージや刺激への防御反応としてメラニン色素が作られ、黒ずみの原因となってしまいます。

ターンオーバーの乱れがメラニン色素の蓄積につながる

わきは乾燥しやすい部位であり、乾燥した状態が続くと、ターンオーバーが乱れて古い角質がスムーズの排出されなくなります。角質層が厚くなっていくと、肌がくすんで黒ずみの原因を作ってしまいます。

レーザー脱毛などの施術後のケアが不十分

レーザー光治療によるわきの永久脱毛は価格もお手ごろで多くの方が利用されていると思いますが、レーザーを照射された皮膚は半分やけどをしたような状態で、とても敏感になっています。また乾燥状態でもあるので、保湿や紫外線ケアをしっかりと行わなければ黒ずみができる原因となってしまいます。

摩擦や汗蒸れでメラニン色素が増える

衣類や下着のこすれや、汗のムレは肌にとって刺激となります。この刺激がメラニン色素の生成を活発にしてしまう上、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れを引き起こして、作られたメラニン色素の排出を滞らせてしまい、黒ずみの原因となります。

加齢や生活習慣の乱れなどによるターンオーバーの乱れ

不規則な生活やストレス、加齢は肌のターンオーバーを乱れさせてしまいます。これによってメラニン色素のスムーズな排出が出来なくなり、わきの黒ずみができやすくなってしまいます。

毛穴汚れが十分に落とせていない

毛穴に詰まった制汗剤や汗の汚れをきちんと落とさないと、ブツブツしたわきの黒ずみの原因となってしまいます。

これでOK!わきの黒ずみのおすすめケア方法

わきの黒ずみといっても、ケアの方法はほかの部位と大きな違いはありません。おさらいの意味も兼ねて、その内容を見てみましょう。

ターンオーバーの乱れを整える

わきの黒ずみを改善するためには、乱れたターンオーバーを整えることがポイント。ターンオーバーを整えるために、以下の点を意識してケアしていきましょう。

保湿ケア

肌の乾燥はターンオーバーの低下やバリア機能の低下を引き起こします。セラミドやヒアルロン酸といた保湿成分を配合した化粧品を利用して、保湿ケアをしっかりと行いましょう。

抗炎症ケア

かみそりや毛抜きを使った自己処理は肌に大きな負担となります。特にかみそりによって傷ついた皮膚は炎症を起こしている可能性もあるので、グリチルリチン酸ジカリウムやアラントインといった抗炎症作用のある成分を配合した化粧品を利用してケアしてあげましょう。

規則正しい生活

睡眠不足や偏った食生活はターンオーバーの乱れを引き起こします。ターンオーバーは睡眠中に行われていますので、睡眠は特に重要です。これはわきだけではなく肌にも言えることですので、意識して改善していくようにしましょう。

ピーリング

ピーリングによって古い角質を除去すると、ターンオーバーを促す効果も期待できるのでおすすめです。最近は自宅でできるホームピーリング化粧品が豊富に販売されていますので、試してみてはいかがでしょうか。

美白ケアでメラニン色素の生成を防ぐ

トラネキサム酸やビタミンC、アルブチンといった美白有効成分を配合した化粧品を利用して、黒ずみの原因であるメラニン色素の生成を防ぐのも効果的。ターンオーバーを促す効果も期待できるビタミンCは特におすすめです。

ゆったりとした衣類などでわきの摩擦を軽減する

わきのムレや摩擦を軽減するためにゆったりとした衣類を着るなどの工夫をしてみるのも良いですね。

わきの汚れはやさしく丁寧に洗い落とす

わきの汚れはきれいに落としきる必要がありますが、強くこすると肌への刺激となり、黒ずみを悪化させる恐れもあります。しっかり泡立てた泡を使って優しく丁寧に洗うように意識してみましょう。

おわりに

わきの下も顔と同じ皮膚ですから、乾燥やターンオーバーの乱れは肌トラブルに直結してしまいます。黒ずみを防ぐためにも、日ごろからのケアも欠かせません。
また、ケアをはじめてもすぐに黒ずみが完全に落ちることはないので、急ぎであれば、専用のファンデーションで黒ずみをカバーするのがおすすめです。ただし、お風呂でしっかり落とすことをお忘れなく!

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