食事で改善!混合肌に効果的な食べもの4選

脂っぽい部分と乾燥している部分が同居している混合肌。ケアが難しいとされる混合肌には、スキンケアによる外側からのケアとともに食事による内側からのケアも欠かせません。混合肌の改善におすすめの栄養素と食べ物をご紹介していきます!

乾燥肌の改善におすすめの栄養素・食べ物は?

おでこから鼻筋にかけてのTゾーン、は脂っぽくなりやすいのに頰や目の周り、フェイスライン(=Uゾーン)は乾燥している混合肌。そんな複雑な肌質を改善するためには、皮脂分泌を抑える食べ物と皮膚の乾燥を防いでうるおいを保つ食べ物を、バランスよく食べることが大切です。

ビタミンB2

「発育のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2には、細胞の再生と成長を促す作用や脂質を代謝する作用があります。不足すると肌のターンオーバー周期が乱れて、肌が脂っぽくなってニキビの原因となります。
ビタミンB2は体内で貯蔵ができないので、毎日こまめに摂取するのが理想です。水溶性のため、洗わずにそのまま摂取できる食材や煮汁も一緒に取れる調理法を選びましょう。光に当たると酸化してしまうので、直射日光が当たる場所での食材保管は避けてください。

  • 多く含む食材例:ウナギ、マガレイ、豚レバー、納豆、卵、低脂肪乳

ビタミンB6

タンパク質をエネルギー源に変えたり、血液や筋肉をつくるサポートをしたりします。肉類を多く食べる現代人は意識的に取りたい栄養素です。
皮膚炎を予防する研究の過程で発見されたビタミンと言われていて、不足すると肌荒れや乾燥を引き起こします。水溶性なので、洗うときは水に長く浸さないようにして、煮汁まで食べきるようにしましょう。ビタミンB2と一緒に取ると吸収率がアップします。

  • 多く含む食材例:カツオ、マグロ、サンマ、牛レバー、ブロッコリー、米

ビタミンC

活性酸素を抑える働きやコラーゲンの生成を助ける働きがあり、皮脂分泌を抑えて皮膚の乾燥を防ぎます。また、神経伝達物質や抗ストレスホルモンの合成にも関わっているため、ストレスからくる肌荒れや乾燥も防いでくれます。
ビタミンB2と同様、ビタミンCは体内での生成ができないので、食べ物から効率よく摂取したい栄養素です。水溶性で熱や光に弱いため、細かく切って水や熱に触れる部分を多くすることはNG。また、酸化しやすいので、カットされたものではなく丸ごとの野菜を買って、早めに使いきるのが理想です。

  • 多く含む食材例:赤パプリカ、ブロッコリー、ピーマン、じゃがいも、甘柿、キウイ、イチゴ

タンパク質

三大栄養素の一つで、筋肉や皮膚、内臓や血液など体のあらゆる部分をつくる材料となります。肌のバリアー機能を正常に保ち、肌のターンオーバーを促してくれます。体内にはタンパク質をためておく場所がないため、毎日の食事で欠かさず摂取することが必要です。

  • 多く含む食材例:牛乳、鶏ムネ肉、カツオ、マカジキ、マグロ、豆腐、納豆

取りすぎに注意したい栄養素・食べ物

混合肌の人が取りすぎに注意したい栄養素は、脂質と糖質です。現代の食生活では過剰摂取の傾向があり、取りすぎると皮脂分泌が多くなって肌バランスが崩れてしまいます。

三大栄養素である脂質と糖質は体のエネルギー源であるため、不足すると心身に悪影響が出てきます。過剰摂取に気を付けるとは言っても、過度な糖質制限や脂質カットのダイエットは避けましょう。

  • 脂質を多く含む食材例:サンマ、鶏モモ肉、豚肉(肩ロース、バラ)、牛肉(サーロイン)
  • 糖質を多く含む食材例:ご飯、うどん、スパゲティ、リンゴ、バナナ

おわりに

ケアが難しい混合肌には、栄養バランスの偏りは禁物。栄養バランスを考えた自炊が難しければ、外食のときにファストフードではなく、多くの食材が食べられる定食を選ぶなど、ちょっとしたところから変えてみてください。さまざまな食材を満遍なく食べて、肌バランスを保ちましょう!

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