顔だけじゃない!首にできるニキビの原因と対処法

顔だけじゃない!首にできるニキビの原因と対処法

女性らしさを感じさせる、なめらかな首の肌。そんな首にニキビがぽつぽつできることがあります。首のニキビはしこりのように固くなったものや赤く炎症を起こしたものが多く、そのままにしておいてもなかなか治らないことがほとんどです。
今回は、首にできるニキビの原因と対象方法を紹介していきます。

首にニキビができる2つの原因とは?

あごの下から首の上部分にかけてできるニキビは、一度治っても繰り返しできるのが特徴です。なぜ首にニキビができるのでしょうか。

男性ホルモンの過剰分泌が原因のニキビ

男性ホルモン

このタイプのニキビはストレスや生活習慣の乱れなどによってホルモンバランスが変化し、男性ホルモンが過剰になることで起こると考えられています。
男性ホルモンが原因なのでフェイスラインやあごの下、首の上部分といった男性のヒゲが生える部分に繰り返しできやすいです。20代後半の女性に特に多いと言われています。

肌への刺激が原因のニキビ

肌への刺激

これに対して首の後ろ部分にできるニキビは過剰になった皮脂が毛穴に詰まったり、シャンプーやボディーソープなど肌に触れる服の繊維などが与える刺激になったりすることで起こるタイプが多くなっています。

首にできるニキビを治すために自分でできること

首にできるニキビの原因がわかったところで、どのようにすれば治すことができるのでしょうか。そのポイントを見てみましょう。

ストレスの軽減と生活習慣の改善が先決!

ストレス解消

男性並みにバリバリ働く女性や仕事のストレスに悩まされがちな女性はホルモンバランスが乱れがち。ホルモンバランスの乱れは首のニキビ以外にもさまざまな不調を引き起こすので、生活習慣を改善するなどして心の負担を取り除くようにしましょう。
睡眠不足や喫煙、加工食品の多い食事などはホルモンバランスを乱す原因になります。なるべく12時までには寝る、たばこはやめる、食事や野菜や魚中心のメニューに切り替えるなどして、ニキビができにくい体質を目指しましょう。

首の肌は刺激せず、やさしく保湿して!

首回り

首の前面の皮膚は薄く、乾燥しやすいパーツです。乾燥がニキビの原因になることも多いので、低刺激の保湿アイテムで肌が乾かないようにケアしましょう。
また刺激の強いシャンプーやボディーソープなどの洗い残しはうなじ部分のニキビを悪化させます。肌を乾燥させず汚れをすっきり落とすアミノ酸系洗浄用を使用したアイテムに切り替えるなどして、肌への刺激を減らすようにしましょう。

ミノン全身シャンプー

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第一三共
ミノン全身シャンプー

  • 内容量|10mL×3包・120mL・450mL・詰替用380mL
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清水まき

その名の通り、体も頭も洗える優れもののアミノ酸系洗浄料です。乾燥と皮脂の両方が気になる混合肌にも適しているので、首のニキビに悩む方にイチオシです。泡になって出てくるタイプもあるので、使いやすいタイプを選んでください。

キュレル ジェルローション

キュレル ジェルローション

花王
キュレル ジェルローション

  • 内容量|220ml
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清水まき

チクチクした繊維や自分の汗でも肌荒れを起こしてしまう人でも安心のボディー用ローション。みずみずしいテクスチャーでベタつくことなく、乾燥しがちな首の肌をケアしてくれます。汗による肌荒れやあせもなどを含む消炎剤も配合しています。ニキビができやすい首元でも安心して使うことができます。

頑固なニキビは皮膚科で診てもらおう

ちょっとしたことでできやすいニキビですが、できやすい分治りも早いのでちょっとしたケアで十分なことがほとんど。では、ケアをしても治りきらないニキビはどうするべきでしょうか。

セルフケアで効果がなければ皮膚科を受診

セルフケア

赤く炎症を起こしたニキビやしこりのある、うんだニキビが首にいくつもできたら化粧品やセルフケアだけで改善するのは難しい状態です。早めに皮膚科で診てもらうようにしましょう。

ホルモンバランスの乱れにアプローチするニキビ治療も

ホルモンバランス

首に繰り返しできるニキビは思春期のニキビのようにイオウや抗菌剤、抗生物質の内服だけではなかなか治りません。皮膚科に通っていても症状が改善しない場合は別の皮膚科に通うことも検討してみましょう。
男性ホルモンによって過剰になった皮脂を抑えるためにピルや疑似ホルモン剤、漢方薬などを使った治療をする皮膚科もあります。首のニキビが繰り返しできて治らないという方は、大人ニキビの治療に理解のある皮膚科で診てもらうのがベストでしょう。

おわりに

首に繰り返しできるニキビは自然に治ることは少ないということが分かりました。大切なのは体の中からニキビができにくくなる生活を心がけ、正しいスキンケアをして肌をいたわってあげることが大切です。それでも治らない場合は早めに皮膚科の診察を受けるようにしてください。

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