皆さんは唇の日焼け対策に力を入れていますか?肌と同じように唇も、くすんだりシミができたりすることがあります。唇は男性が意外にチェックしているポイント。くすんでカサカサになった唇では女子力も半減です。
今回は、唇の日焼け対策とおすすめのアイテムについて、詳しく見てみましょう。
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唇は皮膚より日焼けしやすい?
唇が皮膚と違って赤い色をしているのは、唇が粘膜であり血管が透けて見えているから。粘膜である唇は皮膚よりもデリケートであるため、紫外線の影響を受けやすく日焼けしやすいのです。まずは紫外線を浴びると、唇がどうなるかを詳しく見てみましょう。
唇は皮膚より紫外線のダメージを受けやすい
肌の一番上にある角層には外部の刺激から肌を守るバリア機能と肌の水分を維持する保湿機能があります。唇の角層は肌の角層に比べて薄く肌よりもバリア機能が低くなっています。
また、皮脂が不足すると角層の乾燥を招き、バリア機能が低下します。唇には皮脂腺や汗腺がない分、肌よりも乾燥しやすいため、唇は紫外線のダメージをダイレクトに受けてしまうのです。
忘れずに取り入れたい唇の紫外線対策
肌よりもダメージを受けやすい唇は、肌よりもしっかりとした紫外線対策をしなければいけません。唇の紫外線対策は紫外線(UV)カット効果のあるリップクリームがおすすめです。
唇の紫外線対策ができるリップクリーム、口紅下地
UVカット効果のあるリップクリームはこまめに塗り直すのがポイント。無香料のものが使いやすいでしょう。口紅やグロスの下地になるタイプや、リップクリームだけでほんのり色づく便利なタイプもあります。
花王 ニベア ディープモイスチャーリップ 無香料
SPF20,PA+++という紫外線防止効果に加え、はちみつやオリーブオイル、トレハロース、ローヤルゼリーエキスなどの保湿成分を配合して唇を保護してくれます。
資生堂 インテグレート サクラドロップエッセンス
くすみ補正効果もあるSPF16・PA++のUVカットリップクリーム。ヒアルロン酸入りで保湿もバッチリ。ほんのり色づいて唇のくすみをカバーしてくれるのでノーメイクのときにもおすすめ。
3日でターンオーバー?やらなきゃ損する唇の美白ケア
唇の美白といっても、肌のような白さを目指すわけではありません。あまり数は多くありませんが、ビタミンC誘導体を配合したリップクリームもあるので、こうしたアイテムを夜のスキンケアの一環としてプラスすることで、うるつやなリップを演出できます。
唇の美白ができるアイテム
肌のターンオーバーは約28日周期ですが、角層の薄い唇はなんと3日程度で生まれ変わっています。きちんとお手入れをすれば、くすみやシミのないピンク色の唇を取り戻すこともできます。
DHC V/Cホワイトスティック
高濃度ビタミンCにスクワランやオリーブオイルなどを配合したリップクリーム。使い続けているうちに、唇が明るいピンク色になって縦ジワも少なくなると好評です。ちょっとお高いアイテムですが「使い続けていてよかった」という口コミが多い優秀なアイテムです。
資生堂 dプログラム リップモイストエッセンス
唇の荒れやかさつきを抑えてくれる保湿効果のある唇用美容液。パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリーなので、荒れて敏感になった唇にも使うことができます。
おわりに
いかがでしたか?肌の美白ケアには気をつかっていても、UV効果のあるリップクリームは口紅やグロスを塗る前に使うだけという方が多いのではないでしょうか。
唇は肌のよりダメージを受けやすい!と心得て、こまめにリップクリームを塗り直すのが、くすみのないツヤツヤの唇をキープするコツですよ!
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!