まさかのマイナスカロリー?ウーロン茶ダイエットとは?


食事の際やお風呂上がりなど、日常生活の中でもおなじみの飲み物であるウーロン茶。実はダイエットに効果的な飲み物であることを知っていますか?黒ウーロン茶など健康食品としての印象が強いウーロン茶ですが、その仕組みを見ると納得できる部分は少なくないのです。
今回は、ウーロン茶ダイエットの方法とその効果がどのようなものかを見てみましょう。

ウーロン茶ダイエットって?

ウーロン茶ダイエットのやり方

ウーロン茶ダイエットとは、その名の通り、飲みものをウーロン茶を中心にするというシンプルなダイエット法です。
ウーロン茶に含まれるポリフェノールが脂肪の吸収を抑えるため、ダイエット効果を高めるためには、食後に飲むのがおすすめ。食事と一緒に飲むのも効果的ですが、運動する前に飲むと代謝アップと興奮作用を得られるので痩せやすくなるといわれています。食後と運動の前、合わせて試してみてください。
あくまでもウーロン茶ダイエットはポリフェノールによる脂肪吸収の抑制効果に期待するだけなので、「ウーロン茶を飲んだから安心!」と暴食しないようにしましょう。

ウーロン茶ダイエットの注意点

ダイエット効果に一役も二役も買ってくれるウーロン茶ですが、いくら飲むだけだといっても、ガブガブ飲むのは健康に良いことはありません。目安は1日1リットル程度が上限。
ウーロン茶にはカフェインやタンニンが多く含まれているので、空腹時に飲むと胃に負担をかけることになります。胃腸が弱い方は、空腹時に飲むのは避けてください。また、かなりのカフェインが含まれているので寝る前にたくさん飲んでしまうと寝付きにくくなる原因にもなります。

ウーロン茶ダイエットの効果

成分 効果
ポリフェノール 肥満防止、虫歯の予防、生活習慣病予防
カフェイン 利尿作用、疲労回復、覚醒作用
カテキン がん予防、高血圧の抑制、ウイルスへの抵抗力
テアニン リラックス効果、冷え性改善
タンニン 抗酸化作用、下痢予防

ダイエット・健康効果

前述したとおりウーロン茶にはポリフェノールが含まれており、その成分が脂肪吸収を抑えてくれて体の外に排出する効果があります。ポリフェノールはダイエット効果のほかにも、虫歯予防やコレステロール・高血圧の抑制、生活習慣病の予防など、健康維持にさまざまな役割を果たしています。
さらに、自律神経を整え緊張をやわらげることでストレス解消やリラックス効果も期待できます。

美容効果

ウーロン茶には女性にうれしい成分が多く含まれています。カフェインによる利尿作用はむくみ改善のほか、便秘解消にも効果があります。ポリフェノールにもシミやシワ、加齢による体の老化を抑える機能があります。
お茶の旨味成分のテアニンは、脳の興奮を抑えて神経を沈静化する働きにより、寝付きをよくして睡眠の質を高めてくれます。ただし、カフェインの覚醒作用で逆に眠れなくなってしまう恐れがあるので、就寝前の飲み過ぎには要注意。飲む量はコップ一杯程度にしましょう。

おわりに

ウーロン茶ダイエットの方法とウーロン茶が持つさまざまな効果についてご紹介しました。
これまでウーロン茶には「脂肪燃焼」のイメージしかなかったという方も多いかと思いますが、その他にもたくさんの効果があるということをおわかりいただけたでしょうか?
元の体形にもよりますが、ダイエット効果については短期間で目に見えた効果を実感するよりも、「なんとなく痩せたかな」程度に感じられれば充分です。太ったあとに痩せるというよりも、太らないように予防するイメージで続けてみてください。

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