冬の飲み物のイメージが強かった甘酒ですが、美容と健康に強い味方であることが知られるようになってから、毎日飲んでいる人も少なくありません。
今回は、酒かすと砂糖を使った従来の甘酒ではなく、美容効果に優れている米こうじを使った甘酒に注目して、甘酒の美容効果をまとめました。
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甘酒の種類とその効能
甘酒は、米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする日本の伝統的な甘味飲料の一種で、白く濁った見た目とは裏腹に飲みやすい甘い口当たりが特徴です。甘酒は別名「飲む点滴」ともいわれる栄養豊富であり、その優れた栄養バランスから、美容効果も期待されています。
扱いこそ酒類になるものの、実際のアルコール含有量はごくわずかで、市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されます。
甘酒のさまざまな効能
甘酒は、食欲のないときや疲労感が多くあるとき、病後などに飲んで疲労回復に効果があります。冷やした甘酒にすりおろしたしょうがを加えて夏バテ予防、寒い季節には温めて風邪対策になります。
100g当たり80kcal程度とかなりローカロリーなのもうれしいポイント。甘酒にフルーツをプラスしてトロミ感のあるドリンクにして置き換えダイエットに取り入れたり、こうじに含まれる美肌成分で美肌を手に入れることができます。整腸作用の効果も期待できるので、身体の中からキレイにすることも。甘酒の効能は実にさまざまなものがあります。
甘酒のおすすめの飲み方
そのまま飲んでもおいしい甘酒ですが、そのまま毎日飲み続けているとどうしても飽きがくるもの。甘酒の飲み方のアレンジアイデアをご紹介しましょう。
果物とミキサーするとおいしい!
フルーツと一緒にミキサーして飲むのと、なめらかな味わいになるだけではなく、フルーツに含まれる栄養成分も一緒にとれるので、美容と健康に効果抜群です。
甘酒×バナナ
フルーツの中でも特におすすめしたいのがバナナ。バナナにも、甘酒に含まれているオリゴ糖がたっぷり含まれているので、腸内環境を整える役に立ちます。
また、オリゴ糖を摂取することでカルシウムなどのミネラル成分の吸収率がグンとアップ。腸内環境が整えば便秘も解消して、体内の老廃物が排出されるので肌荒れも改善、お肌の調子が戻ってきます。
甘酒×キウイフルーツ
抗酸化力の強いビタミンCとビタミンEが豊富に含まれていることで知られるキウイフルーツには、他にも栄養成分がたっぷり。
バナナ2本分に相当する食物繊維やカリウム、クエン酸なども含んでいて、シミやシワなど肌老化の抑制、便秘やむくみの解消、ホルモンバランスの乱れの改善に効果が見られます。
甘酒×豆乳
豆乳に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンの代わりにもなる成分で、更年期などでホルモンの減少が見られるときなどに救世主となってくれる頼もしい存在。美肌効果の期待できる甘酒にこの豆乳をプラスすることで、スーパードリンクになります。まろやかなテイストになるので飲みやすくもなります。
甘酒を飲むタイミングとは?
栄養成分の吸収力が高く、基礎代謝をアップさせる朝の時間帯に甘酒を飲むことで、効率よく脂肪や糖を燃焼することができます。甘酒にフルーツや野菜を加えてスムージー風味にする置き換えダイエットでも、朝に飲むのがおすすめです。
安眠効果を求めるなら夜に!
寝つきが悪かったり、普段よりも疲労感が残っているなら、寝る前に軽くカップ1杯程度の温めた甘酒を飲んでみてください。
甘酒に含まれているパントテン酸やアミノ酸といった成分の働きによって、休息やリラックス効果を生む副交感神経が優位になって、眠りに入りやすくなります。
おわりに
かつてと比べて手軽に買える飲み物となった甘酒は、「美」をきわめるなら、毎日飲む習慣を身に着けたいところ。
そのままでも飲みやすいですが、飲む習慣を身に着けるならフルーツの爽やかな酸味とプラスしてもよし、豆乳を加えてスーパーエイジングケアドリンクとして飲むのもよしです。
美意識が高く、常に「美」を追求しています。ただし極力お金をかけずに、自分でできるだけの努力をするのが私のポリシーです。「美」を追い求めて日常生活を改善していくと、3ヶ月を過ぎた頃から肌や身体に何かしらの変化が現れてくるので、チャレンジしていて楽しいな…と感じます。「美」に関する分野でこれまでにリサーチしたことや、実際に試してみたことなど、自身の経験も踏まえて色々と発信していきます。