フェイスパウダーを使ってみたいけどイマイチ使い方が良く分からないという方や、面倒だから使っていないという方って意外と多いのではないでしょうか。
でも、メイクの仕上げにフェイスパウダーを使うと使わないでは、肌の美しさやメイクのもちが全然違います!
今回は、フェイスパウダーの基礎知識から使い方、おすすめアイテムまで詳しくレクチャーしていきます。
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肌の仕上がりをより美しく見せる「フェイスパウダー」
ファンデーションの一種であるフェイスパウダーは、ベースメイクの仕上げに使い肌をより美しく見せてくれるアイテム。仕上げにフェイスパウダーを使うことで、余分な皮脂を吸着してメイク崩れを防いてくれるので、きれいなメイクを長時間キープすることができます。
また、フェイスパウダーをつけておくと、アイシャドーやアイラインなどのポイントメイクもきれいに乗ります。
フェイスパウダーはどう選ぶ?
一口にフェイスパウダーと言ってもその種類はさまざま。仕上がりや肌悩みに合わせてアイテムを選ぶことも大切です。フェイスパウダーを選ぶポイントを見てみましょう。
仕上がりで選ぶ
フェイスパウダーにはこの上のルースタイプと、固形のプレストタイプの2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
ルースタイプ
ルースタイプはふんわりと軽い付け心地が特徴。仕上がりも軽いのでナチュラルメイクや透明感のある肌が好きな方におすすめです。
プレストタイプ
固形のプレストタイプは、肌にしっかり密着するのでマットの肌に仕上げたい方にぴったり。また、コンパクトで持ち運びもしやすいので、化粧直しに便利ですよ。
色や質感で選ぶ
フェイスパウダーにはさまざまな色味があり、仕上がりも全く違ってきます。肌の悩みやどんな肌に仕上げたいかで上手にカラーや質感を選んでいきましょう。
ナチュラル
肌色に近いベージュで、使い勝手の良いカラー。メイクの仕上げとして顔全体に使いたい方におすすめ。
クリア
色味はありませんが、肌をワントーン明るく見せてくれます。
ピンク
血色を良く見せたい方や、くすみを飛ばしたい方におすすめ。
ブルー系、ホワイト系
透明感のある肌に仕上げたいときにぴったりのカラー。付けすぎると白浮きするので注意!
パール入り・ラメ入り
ツヤ感のある肌に仕上げたいときにはパール入りがおすすめ!反対にマットな肌に仕上げたい時にはパール無しのものを選んで。ラメ入りのフェイスパウダーは、華やかでゴージャスな肌に仕上がるので、パーティーシーンなどで活躍しそう。顔はもちろん、デコルテなどにつけるとより華やかさがアップしますよ。
フェイスパウダーの使い方
フェイスパウダーは付属のパフか専用ブラシで付けますが、それぞれの長所がありますし、プレストタイプ、ルースタイプでもつけ方が変わってきます。
フェイスパウダーにはつける順番がある
フェイスパウダーはファンデーションの次につけるのが基本。最初に化粧下地をつけてクリームファンデーションやリキッドファンデーションを塗った後、ベースメイクの仕上げとして付けていきます。その後にアイメイクやリップなどのポイントメイクを続けていく、という流れです。
フェイスパウダーの付け方:プレストタイプの場合
密着度の高いプレストパウダーをパフでつけると、カバー力も高いマットな仕上がりになります。まず、パフの3分の1位にパウダーを取り、余分な粉を手の甲やティッシュを使って落としつつ、パフでなじませます。パウダーがなじんだらパフを優しく肌に押し当てて、パウダーをのせるようなイメージで付けていきましょう。
ブラシでつけるとツヤ感のある肌に仕上がりになります。はじめにブラシをプレストパウダーの上でクルクルと回して、全体にパウダーをなじませます。顔の中心から外側に向かって、ブラシを寝かせるようにしてさっと撫でるようにパウダーを付けていきましょう。
フェイスパウダーの付け方:ルースタイプの場合
ナチュラルな肌感にしたいときは、ルースパウダーをブラシでつけるのがおすすめ!ふんわりのせて軽やかな肌に仕上げましょう。ケースのフタにパウダーを少量出して、ブラシをクルクルと動かしてなじませます。フタの端でブラシの柄を軽くたたいて余分な粉を落としたら、円を描くようにブラシを動かしながらパウダーをのせていきます。小鼻などはブラシの先端を使ってしっかりなじませます。
使うときのポイントとおすすめのフェイスパウダー
フェイスパウダーの使い方を見たところで、フェイスパウダーを使うときのポイントと、おすすめのフェイスパウダーについて見てみましょう。
自然な肌に仕上げたいときは下地とフェイスパウダーでOK
自然な仕上りにしたい時や休日のお家メイクには、下地をつけた後にフェイスパウダーのみを使うのもおすすめ。肌に優しく、きれいに仕上がります。ただし、外出の予定があるときには、日焼け止め効果のある下地を塗るようにしましょう。
パフもブラシも定期的に洗って清潔に!
せっかくフェイスパウダーをつけても、使うブラシやパフが汚いと粉のノリも悪くなりますし、雑菌が繁殖して肌トラブルの元になることもあります。定期的なお手入れで清潔にしておくようにしましょう。
パフはぬるま湯で濡らしたパフに直接洗剤をのせ、優しくもみ込むようにして汚れを落とします。その後ぬるま湯を取り替えて、汚れが出なくなるまでしっかりとすすいでから陰干しします。ブラシは洗剤を溶かしたぬるま湯で優しく洗い、ぬるま湯を取り替えて、汚れが出なくなるまでしっかりとすすいだ後に陰干しします。しっかりと乾燥させないと、雑菌が増殖してしまうので、注意しましょう。
おすすめのフェイスパウダーはこれ!
それでは最後におすすめのフェイスパウダーをご紹介していきますね。
カネボウ ミラノコレクション フェースアップパウダー2020
発売30周年を迎えたミラノコレクションは、フェイスパウダーの名品と言っても過言ではありません。ひと塗りするだけでキメの細かい美しい肌に仕上げることができます。一度使ったらやめられません!
イヴ・サンローラン・ボーテ アンクル ド ポー オール アワーズ セッティングパウダー
超微粒子パウダーとオイル配合で、透明感とツヤのある肌をキープ。メイクした手のような美しい肌を長時間キープしてくれます。ホワイト系とナチュラル系の計4色展開。
エレガンス ラ プードル オートニュアンス リクスィーズ
こちらもロングセラーのプレストパウダー。色とりどりのパウダーが肌を美しく引き立ててくれます。6種類のカラーから、肌悩みや好みの質感に合わせて選んで。
ヤーマン オンリーミネラル ミネラルクリアグロウ フェイスパウダー
ミネラルによる計算されたパール感で自然なツヤ感を演出してくれます。どんな肌にもなじむ透明タイプと血色を良く見せてくれるピンクカラーの2色展開。
資生堂 シンクロスキン インビジブル シルク ルースパウダー
つけていないような軽い使い心地で、美しい肌に仕上げてくれるフェイスパウダー。超微粒子パウダーが肌とシンクロして毛穴や凹凸を自然にぼかし、自然になじみます。マットとラディアント2種類の仕上がりから、お好みの方を選んでください。
おわりに
フェイスパウダーは使い方によってさまざまな仕上がりが期待できるメイクアイテムです。あなたの望む肌に仕上げてくれるフェイスパウダーを見つけて。メイクをもっと楽しんでください。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪