脚や顔のむくみはマッサージでケアする!という方もいらっしゃると思いますが、マッサージだけでなく、食生活面からもむくみ対策をしてみませんか?
今回は、むくみの原因やむくみ対策におすすめの栄養素、むくみにくい食べ方について見てみましょう。
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身体がむくむのは何が原因?
職場から帰宅したら脚がむくんでいる、朝起きたら顔がパンパン…といった経験をされた方は多いのではないでしょうか。むくみの原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
アルコールの摂取
アルコールを摂取すると胃で25%、残りの大部分が小腸で吸収されます。吸収されたアルコールはほぼ全量が血中に取り込まれ、アルコール濃度を下げるために体内に水分を貯めこむ働きが強くなります。これが、飲酒した翌日にむくむ原因です。
味付け・塩味が濃い食べ物
アルコールのおつまみは、味付け・塩味が濃い食べ物が多くなりがち。味付け・塩味が濃い食べ物は、体内の水分と塩分のバランスを崩してむくみやすくなる原因となります。
血液とリンパの停滞
デスクワークなどで長い時間同じ姿勢を続けていると、血液の循環が悪くなる傾向があります。血液の循環が滞ってしまうと、リンパの流れも滞り、むくみやすくなってしまいます。
むくみ解消に効果的な食べ物でむくみを予防しよう!
むくみの原因が分かっても、対策を徹底するのは意外と簡単ではありません。
そこでおすすめなのが、「食べ物でむくみ対策をする」方法。普段の食事にむくみ解消に効果が期待できる食品をプラスすることで、むくみ対策につなげる方法です。どんな栄養素をもつ食べ物がむくみ対策に有効なのでしょうか。
むくみ解消に効果的な食材:カリウム
カリウムは体内にある塩分の排出を促すことで、体内の水分量のバランスを保ってくれるため、体内の水分過多によるむくみ対策には最適の栄養素です。
カリウムを多く含む食品で最も手に入れやすくおすすめなのは、「海藻類」と「豆類」、「果物」。これらの食品は、体内の塩分を尿と一緒に排出するのをサポートしてくれます。
むくみ解消に効果的な食材:クエン酸
すっぱい食べ物に多く含まれるクエン酸は、むくみを引き起こす老廃物を体外に排出することで血液をサラサラにして、むくみにくくする働きがあります。
すっぱいものの中でも特に手に入れやすい「梅干し」や「お酢」、「かんきつ類」がクエン酸を多く含んでいますが、梅干しは塩分を多く含むため、食べ過ぎには要注意です。
むくみ解消に効果的な食材:ビタミンE
ビタミンEには血管を拡張する働きがあるため、クエン酸と同じく血液の循環を促進するのに適した栄養素といえるでしょう。
ビタミンEを豊富に含む食材として、「ナッツ類」や「緑黄色野菜」がおすすめ。特にナッツは、普段のおやつにも取り入れやすいのでおすすめの食材です。
今日からできる!「むくみにくい」食べ物の食べ方
むくみ解消の食べ物を把握したら、食べ方にも工夫を加えてみましょう!より効率的に摂取できる食べ方にはどんなものがあるのでしょうか?
味付けに「お酢」や「かんきつ類」をプラスする
うどんや唐揚げなどにレモンやゆずの絞り汁をかけたりするだけで、口当たりがさっぱりするだけでなく、より効果的なむくみ対策も期待できます。
食べ物の代わりに「飲み物」で摂取するのもアリ
豆類や野菜類など、食べにくさを感じるものがあれば、野菜ジュースや豆乳、フルーツジュースで代用するのもOK。飲みものなら水分補給と栄養補給も同時にできるので手軽なのも魅力です。
忙しい時は「ドライフルーツ」や「ドライベジタブル」でもOK
「食品は生で摂取しないといけない!」と感じがちですが、むくみ対策にはドライ食品も効果的です。ドライフルーツやナッツ類をバッグにしのばせておけば、いつでも摂取できますね。
おわりに
むくみ対策に効果的な食べものやおすすめの摂取方法をご紹介しました。
食事面でのむくみ対策は運動やマッサージよりも手軽にできるため、むくみに悩んでいる方はぜひ一度食事面から対策を行ってみてはいかがでしょうか。
メイクやネイルが大好きな30代自女性。新作のコスメをチェックするのが楽しみ。セルフネイルが得意でジェルネイルもこなします。