タトゥーとは違う?アートメイクのメリットとリスクを解説!

アートメイクとタトゥーの違い

眉や目元、唇のメイクの仕方で顔立ちがはっきりします。その分、メイクをとったときの素顔に自信がもてない人も多いです。そんな悩みを解決する方法として登場したのがアートメイク。

今回は、アートメイクとタトゥーとの違い、アートメイクのメリットとリスクを紹介します。

アートメイクとタトゥーは何が違う?

アートメイクとは、皮膚に針で色素を注入して、眉やアイライン、唇などを描くメイク方法です。水に濡れたり汗をかいたりしても落ちることなく数年程度は持続して化粧の手間が省けることから、女性の人気を集めているメイク方法です。

タトゥーよりも浅く墨を入れるのが特徴

アートメイクのメリット

アートメイクはタトゥーなどと同じように、肌の下に染料を入れるメイク術です。アートメイクとタトゥーの違いとして、アートメイクは染料を表皮から0.03ミリ以内の浅い層に入れるので数年程度で薄れるのに対して、タトゥーはより深い真皮まで入れるので、模様が永続するのがあげられます。

アートメイクの痛みは毛抜きで毛を抜く程度

毛を抜く程度の痛み

アートメイクでは染料を肌の下に入れる過程でハリを刺しますが、その時の痛みは個人差こそあるものの毛抜きで毛を抜く程度だといわれています。

アートメイクのメリット

メイクよりも長持ちしてタトゥーよりはダメージの少ないアートメイクですが、この他にどのようなメリットがあるのでしょうか。

メイク時間を短縮できる

メイクを時短できる

目元のメイク時間が短縮できるのはアートメイクの大きな魅力の一つ。急な外出のときに軽くベースを塗るだけでも自信をもって出かけられるという声は多く聞こえてきます。

すっぴんに自信がもてる

すっぴんに自信が持てる

メイクができない、メイクがとれやすいといった状況では、プールや海、温泉に出掛けることを想像すると憂鬱(ゆううつ)になる人もいます。アートメイクをすることで、メイクがとれても眉や目元がぼやけることもないので堂々としていられます。

アートメイクのリスク

さまざまなメリットがあるアートメイクですが、アートメイクに特有のリスクもいくつかあります。アートメイクには、どのようなリスクがあるのでしょうか。

医療行為に分類されるアートメイク

アートメイクは医療行為

厚生労働省は2001年にアートメイクは医療行為であり、「医師または医師の指示を受けた看護師以外の施術は医師法に違反する」ことを通知しました。また、国民生活センターにはアートメイクによる被害相談が寄せられるなど、アートメイクが医療行為であることは頭の片隅に置いておきたいポイントです。

インクの種類には注意が必要

インクの種類には要注意

アートメイクで使う染料には、金属粉が含まれているものもあります。このような染料を使うと、磁気共鳴画像装置(MRI)を受けられないなど、健康維持にデメリットがあることにも注意が必要です。

色素の除去にお金と時間がかかる

除去にはコストがかかる

時間経過で薄くなるアートメイクですが、通常のメイクのように洗顔やクレンジングでサッと落としきれるものではありません。アートメイクの除去には、時間とお金がかかることを理解しておきましょう。

おわりに

アートメイクはメイクの時間の短縮やすっぴんに自信が持てるというメリットがある一方、皮膚に直接染料を入れるため、普段のメイクにはないさまざまなリスクがあります。
アートメイクをするときには、納得ずくですることがトラブルを防ぐためには欠かせません。

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