自分の基礎代謝についてはわかったけど、「実際にどうやって計算すればよいのか」を知りたい方に向けて、今回はもう少し踏み込んだ内容として、ダイエットに欠かせない「カロリーコントロール」について説明していきます。
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消費カロリーと摂取カロリーの関係
摂取カロリーが消費カロリーより多い場合
これは、消費エネルギーが摂取したエネルギーより少ないということですね。摂取エネルギーすべてを消費されず、残ったエネルギーが体内にとどまります。このときに残ったエネルギーは、脂肪として蓄積されて太る原因となるのです。
消費カロリーが摂取カロリーと同じ場合
消費カロリーと摂取カロリーが同じなので、バランスが取れている状態です。この場合は、体重の増減がないので、体重維持や肥満予防を考えている方は、この状態を目指してください。
消費カロリーが摂取カロリーより多い場合
消費カロリーが摂取カロリーを超えている状態であり、この状態が維持できれば体重が減少していきます。
それでは、「消費カロリーが摂取カロリーより多い場合」を目指すためのポイントを紹介します。
摂取カロリーを減らす4つのポイント
食前にお水を飲む(常温がベスト)
食事の30分前にお水を飲むことで、カロリーの吸収量が低下します。
ちょっとした一手間を加える
例えば、鶏肉を食べる時にはもも肉より胸肉を選んだり、鶏皮部分を取り除くとカロリーが減少します。マヨネーズやドレッシングなど、油分が多いものを避けた食事を準備することも大事です。
野菜を先に食べる
野菜を先に食べることにより、高カロリーのものの吸収量が減少します。しかし、サラダなどを食べる時には、ドレッシングをかけ過ぎないように注意してください。
よくかんで食べる
よくかむことで満腹中枢を刺激し、量をたくさん食べなくても満腹感を得ることが出来ます。早食いしてしまう人は、十分に注意してみてください。
消費カロリーを増やしてみる
摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やす
摂取カロリーを減らすことについて説明しましたが、今度は消費カロリー量を増やすことに目を向けてみましょう。摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やすことが、効果的なダイエットには欠かせません。
日常生活に有酸素運動を取り入れる
効果的にダイエットを進めるためにも、消費カロリーを増やすことは大切ですが、そのためには、活動量を増やすことは重要となります。ここでおすすめする運動は、腹筋や腕立てなどの筋トレではなく、ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」です。
急に運動を生活の一部にすることは難しいですが、生活の一部を運動に変えることはできるのではないでしょうか?
生活の一部を置き換えることを考える
例えば、エスカレーターやエレベーターを使いがちな人は、階段を使うように心掛けてください。階段の上り降りだけでも、カロリー消費は十分に増えます。また、仕事や学校からの帰り道で最寄り駅の1つ手前で降りて家まで歩くだけでも、消費カロリーは変わってきます。
手軽にできる運動の中でも、ずばぬけてカロリー消費量が高いのは水泳なので、プールに通うのはおすすめです。少しずつでもいいので生活を見直し、カロリー消費できるように活動量を増やしてみてください。
おわりに
消費カロリーと摂取カロリーのバランスを考えて生活を送ることは、ダイエットでは大切なことです。
お昼を食べすぎたと感じたら、帰りは少し遠回りしてカロリー消費をするなど、自分でカロリーコントロールにチャレンジしてみてください。
消費カロリーを増やすことも、摂取カロリーを減らすことも大切ですが、ダイエットは続けることが肝心。自分にできることを見つけて、カロリーをコントロールしてみましょう。
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