産後太りでお悩みのあなたに。人気の産後ダイエットおすすめBEST3!

赤ちゃんを抱いて座りこむ女性
女性にとって出産は人生の中で、もっともドラマチックな瞬間です。しかし、新しい命を生み出すことが身体に与える影響は計り知れません。産後太りもその1つ。
出産後に自然に体型が戻らないのは悲しいことですが、産後は子供の世話などでダイエットどころではないという現実に多くの女性が悩まされています。
今回は、産後太りの理由からおすすめの産後ダイエットBEST3をご紹介いたします。

産後太りはなぜ起きる?

新しい命を宿す女性にとって、産後太りは避けられないことです。妊娠中は自分の必要とする栄養素だけでなく、おなかの中の胎児の分も取らなければなりません。身体は胎児を守るために脂肪の壁を作ろうとするため、皮下脂肪が増えてしまいます。
出産時に胎児が産道を通って出てきやすいように、骨盤全体と恥骨が広がります。出産後はもとの状態に戻ろうとするのですが、骨盤下部の骨が戻りきらなければ内臓下垂となり、代謝機能が低下してしまいます。結果として、脂肪がたまりやすい体になるのです。
骨盤が開いたままでは、下半身がむくんでいるよう見えてしまいます。産後ダイエットはこのような点どのように解決するかという観点で選ぶ必要があります。

抑えておきたいポイント

産後ダイエットをする上で重要なポイントは、母乳の質を重視するということです。食事制限で無理に痩せようとすると、母乳の質が下がって赤ちゃんの体質や免疫力に悪影響が及ぶことも。痩せることに集中するあまり、赤ちゃんの成長を犠牲にすることがないよう注意する必要があります。

骨盤ベルトと骨盤スクワット

赤ちゃんを抱えてこちらを向く女性

骨盤ベルト

上で述べたように、産後太りの原因の1つは骨盤の歪みです。骨盤の歪みを矯正するために便利なのが「骨盤ベルト」です。
産後2ヶ月〜6ヶ月を目安に骨盤ベルトで骨盤の開きを矯正し、おなかの肉を正しい位置に固定します。6ヶ月を過ぎると骨盤が閉じてしまうため、この時期までに矯正をすることが欠かせません。
骨盤ベルトで骨盤と内臓を正しい位置に戻すことで、内臓が正常な機能を回復して代謝が向上し、栄養素を吸収しやすくなります。その結果、脂肪も燃焼しやすくなるので、自然と体重も落ち着いてくるというメカニズムです。

骨盤スクワット

赤ちゃんが生まれたばかりの時期は、夜泣きや母乳をあげたりしなければならず子供の世話だけで生活のリズムが乱れてしまいがちです。そこでおすすめなのが、時間をあまりかけずにできる骨盤スクワットです。

骨盤スクワットのやり方

  1. 足を肩幅に開いてつま先はできるだけ外側に向けます
  2. 45秒かけて腰をできるだけ落とし、15秒かけて元の位置まで腰を戻します
  3. つま先をできるだけ内側に向けます
  4. 同じく45秒かけて腰を落とし15秒かけて戻します
  5. つま先はそのままで、背筋はまっすぐに上体をできるだけ前に倒します
  6. 同じ姿勢を15秒キープします
  7. 姿勢をゆっくり戻したら終了です

1日1回、説明した流れを通して行うだけで完了です。毎日行うと身体が慣れてしまってダイエット効果が薄れてしまうため、1週間続けたら3日休むサイクルで続けてみましょう。

▼骨盤スクワットのやり方を動画で解説

酵素ドリンクダイエット

尻に手を当てている女性
酵素ドリンクを飲むだけの酵素ドリンクダイエットは、置き換えだけで無理なくダイエットできることが一番のメリットです。
やり方は、1日のうち1食を酵素ドリンクに置き換えるというシンプルなもの。酵素ドリンクは自作することもできますが、市販のものを購入する方が手間もかからずおすすめです。
注意点として、酵素ドリンクによるダイエットは卒乳後からはじめるようにしましょう。子供が生まれてから半年間は授乳の時期にあたるため、食事を酵素ドリンクやダイエット食品に置き換えると、カロリー不足により母乳に影響が及ぶことがあるからです。
卒乳後は摂取したものが全て自分のカロリーになるため、妊娠・授乳期間から意識を切り替える必要があります。そのタイミングが酵素ドリンクダイエットを始める最適な時期と言えるでしょう。

軽めの運動と食事療法の組み合わせ

母乳のことを考えると過度な食事制限は控えるべきですが、特に毎日高カロリーのものを食べなければならないということではありません。
授乳期間中は授乳だけで800キロカロリーを消費すると言われていますが、食事内容をまったく気にしないでいると、授乳期を過ぎてからが大変です。一定のカロリーを維持しつつも、同じタンパク質でも動物性のものを避けて植物性のものを選ぶことなどを心がけましょう。
また、運動をするときには、身体に負荷をかける激しい有酸素運動は避けて、ヨガやストレッチなどの軽めの運動を少しずつ取り入れましょう。体を動かすことで、育児によるストレス発散もできます。

誰にでも訪れる産後太り

産後太りは出産を経験した人なら誰にでも訪れます。可愛いわが子を甘やかしながら自分も甘やかしていると、なかなか体型をもとに戻すことはできませんが、産後ダイエットを継続すれば、その努力は確実にかえってきます。
赤ちゃんを産めば自然に戻ると思っていた体重。出産後はじめて妊娠前と比べると…と気づく人も多いはず。実際に自分の体型を写真に収めておくのもモチベーションにつながるのでダイエットには効果的です。

おわりに

産後ダイエットは、何よりも赤ちゃんの成長と母体の健康が関係しています。よって、焦らないことが第一です。
すぐに結果を出ないかもしれませんが、きちんとタイミングを見極めてコツコツ続けていれば、必ず元のプロポーションを取り戻すことができます。

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