毛穴や色ムラを補正しながら、ファンデーションのノリをよくして美肌を演出してくれる化粧下地。最近は部分用化粧下地も増えていますが、正しく使い分けないとその効果も半減してしまいます。
今回は、使い分けたい部分用化粧下地の使い方について、詳しく見てみましょう。
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部分用化粧下地はなぜ必要?
化粧下地には、肌トラブルの補正やテカリ・メイク崩れの防止、仕上がりをきれいにするといった効果が期待できます。
代表的な部分用化粧下地として、毛穴や色ムラを補正してフラットに見せたり、くすみを飛ばして明るい肌に見せる効果のあるものがあります。このタイプはファンデーションを肌に密着させ、よりなめらかな肌に見せてくれる効果もあります。
部分用化粧下地を使う正しい順序
化粧下地を塗ってから日焼け止めを塗ると、化粧下地がヨレるだけではなく、その効果も半減してしまいます。化粧下地を使うときの順序は「スキンケア、日焼け止め、下地、ファンデーション」が基本です。
部分用化粧下地の使い方
化粧水で肌を整えて日焼け止めを塗ったら、ハイライト効果のある部分用化粧下地を塗っていきます。
透明感をアップさせるハイライト効果のある下地
ハイライト効果のある下地を塗るときは、目の下の三角ゾーンと額から鼻筋にかけてのTゾーン、アゴ先にのせて伸ばしましょう。
目の下は目のキワぎりぎりまで入れると目が小さく見えるので、クマができるゾーンに少量の下地をのせて自然にぼかすようにするのがコツ。少量を伸ばして、指で軽くトントンとたたくようにしてなじませます。
パール感のあるタイプなら、レフ板のような役割を果たして、毛穴を目立たなくする効果も期待できます。
井田ラボラトリーズ キャンメイク ジューシーグロウ スキンベース
3種の繊細パール×美容液成分80%配合。ツヤ肌に仕上げてくれる下地。SPF効果もあるので、目元のシミが気になる人にも。毛穴を目立たなくする効果も。
毛穴を目立たなくする部分用化粧下地の使い方
毛穴を目立たなくする部分用化粧下地は、ベールをかけるようにして毛穴をぼかして、なめらかな肌を演出します。ベタつきやテカリを抑える成分を配合したものもあるので、オイリー肌の方にもオススメ。ファンデーションが毛穴に落ち込まないので、メイク崩れやくすみも最小限に抑えてくれます。
キス マットシフォン UVホワイトニングベースN
毛穴を目立たなくして、肌を補正してくれる下地です。UVカット効果や美白効果も期待できます。
エテュセ オイルブロックベース
Tゾーンやテカリが気になるパーツに。ハケのようなブラシで塗るタイプです。植物性エキスが肌を内側からふっくらさせて、毛穴を目立たなくしてくれます。
おわりに
部分用化粧下地を使用すると、ファンデーションだけよりも上質な肌になることに気づくはずです。
普段のベースメイクにプラスするだけで難しいテクニックも必要ありません。毎日のメイクに取り入れてみてください。
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!