「イガリメイク」「クボメイク」とアーティストの名前を付けたメイクが流行しましたが、そこに続くのは「ナベメイク」です。
今回は、新たなそんな「ナベメイク」の実態に迫ります。
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イガリメイク・クボメイクに続くナベメイク
スタイリスト発信のメイクのトレンドと言えば、メイクアップアーティストの「イガリシノブ」さんが開発した「イガリメイク」が先駆けです。イガリメイクの特徴は、おしゃれとフェロモンを融合させた「オフェロメイク」です。これに続いたのが、スタイリストの久保雄司さんが考案した「クボメイク」で、「生メイク」と呼ばれるツヤのあるメイクは、春夏メイクの定番でした。
ナベメイクのポイント
ナベメイクとは青山にある有名サロンのスタイリスト、渡辺一正さんが考案したメイクです。ナベメイクはどのようなメイクなのでしょうか。
イガリメイクやクボメイクの特徴が目の下の火照ったようなチークやハイライトで顔に光を集めた「生感」だったのに対して、ナベメイクは「透明感・ツヤ感」と「淡い色使い」、そして「女性らしさ」がポイントです。
透明感を演出するベースの肌づくり
ナベメイクのポイントは、透明感を出すこと。ベースやファンデーションをベタ塗りしないのが重要だそうです。
渡辺さんの愛用アイテムは「RMK」のメイクアップベースとグロースティック。下地で崩れない肌の土台をつくり、グロースティックをハイライターにしてツヤ感を出したいところに乗せると、厚塗り感なくツヤ肌が作れると紹介しています。
グロスよりもスティックがオススメのリップ
リップもチーク同様に「ピンク」を使って優しい印象に仕上げるのがナベメイクです。渡辺さんのInstagramではグロスタイプよりもリップスティックが登場します。ヌードベージュやシアーなピンクなど唇にも優しい印象をプラスです。
ナベメイクのアイシャドウ&チーク
アイシャドウは淡い色を重ねるのがナベメイク流。濃い色はナベメイクではNGです。色をたくさん重ねることで、グラデーションを作るというイメージよりも淡いカラーで優しくナチュラルな目元をつくります。
アイラインをがっつり引いたり付けまつげでデカ目効果を狙ったりせず、顔に統一感が出るようにしましょう。
チークはふんわりほっぺがナベメイク流
チークは「ピンク」を使って優しく赤ちゃんのようなふんわりほっぺにするのがナベメイク流。プチプラでもシアーな発色できれいに仕上がるので、オススメだそうです。チークをつけることで、肌の透明感を増すことができます。
おわりに
メイクのトレンドを押さえるだけでいつもと違う雰囲気の自分を演出できますし、もっとメイクが楽しくなること間違いなしです。ぜひ今年は「ナベメイク」にチャレンジしてみましょう。
美容ライターmisiaと申します。大手化粧品メーカーで美容部員を経験し、日本化粧品検定1級・2級の知識を活かしてをwebを中心に活動しております。新作コスメやメイク方法、美容など幅広い分野の執筆が得意です。有益な情報提供ができるよう心がけております。