秋冬の落ち着いたメイクに合う深色リップ。唇に乗せるだけでメイクの季節感が増す、とっても優秀なアイテムです。今回は、そんな深色リップの具体的な使い方や、トレンドの注目カラーについて特集。デイリーメイクのマンネリを打破したい方、必見です!
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秋冬メイクにぴったりの深色リップ
シックなファッションが似合う秋冬。メイクも洋服に合わせて、ちょっぴり大人っぽく仕上げるのがおすすめです。そこで取り入れたいのが、こっくりと色づく深色リップ。
季節感たっぷりなメイクに欠かせない深色リップ
赤紫寄りのレッドや、レンガのようなダークブラウンなど、深みのある色で唇を彩れば、季節感たっぷりのレディなメイクが完成します。
自分の肌色にマッチする色を選ぼう!
ひとくちに「深色」と言っても、その種類はさまざま。似合う色がわからなければ、まず自分の肌色を分析することからはじめましょう。
肌が全体的に黄味がかっているイエローベースの方は、オレンジ系やブラウン系が似合う傾向にあります。一方、肌の青味が強いブルーベースの方は、ローズ系やラズベリー系が得意。とは言うものの、「イエローベースはローズが全く似合わない」わけでも、「ブルーベースにはどのブラウンもなじまない」わけでもありません。たいていの色には黄味が強いものと青味の強いものがあるので、テスターで試しながら、肌色に調和するベストなリップを探しましょう。
レッド系の深色リップでセクシーに
いつもよりセクシーな口元を目指すなら、選ぶべきはレッド系の深色リップ。以前はやったヴィヴィッドなものではなく、少し暗めの色をチョイスするのがポイントです。
クラシカルに印象づくワインレッド
レッド系の中でも特におすすめなのが、ほんのり紫がかったワインレッドです。ダークな色味でありながらつややかさが感じられ、唇をドラマティックに演出!まるで往年のアクトレスのような、リッチでクラシカルな雰囲気をまとえます。
ローズレッドでフェミニン&エレガントに
青味のあるローズレッドの深色リップは、フェミニンな上品メイクにぴったり。大人のエレガントさが引き立つので、食事会やお呼ばれなど、おめかししたい日にも大活躍してくれます。上からゴールドのラメ入りグロスを重ねるとリュクスな雰囲気がたのしめます。
アイメイク&チークはシンプルに!
レッド系の深色リップは口元が華やかになる分、アイメイクはシンプルに。ベージュや淡いブラウンといった薄づきのアイシャドウをふんわり乗せたら、アイライナーとマスカラをのせます。アイラインはできるだけ細く、マスカラも重ね塗りは2回までにとどめましょう。
チークは、リップとけんかしないようベージュ系かブラウン系をセレクト!レッド系のチークを乗せる場合は、ベールをかけるイメージで薄っすらと広げて。
大人顔になれるブラウン系の深色リップ!
秋の木の葉のようなブラウン系の深色リップは、塗るだけで即大人っぽい印象に。知的な空気も漂い、ひとつ上の洗練メイクに仕上がります。オフィスでも浮きにくいカラーなので、デイリーで深色リップを楽しめますよ!
落ち着いたおしゃれ感が出せるテラコッタ
ブラウン系リップの中でもトレンドなのは、黄味のあるテラコッタ。ブラウンならではの落ち着き感をキープしつつも、暗くなり過ぎないちょうどいい色です。「ブラウンのリップに興味はあるけれど、顔色が沈んで見えそうで不安…」それなら、まずこのテラコッタから挑戦を!
アイメイク&チークはどうする?
ナチュラルにまとめたいなら、レッド系の深色リップのときと同様、アイメイクもチークも控えめにするのがGOOD!
モードっぽいメイクにする場合は、カーキやグレイッシュブラウンのアイシャドウで目元をスモーキーに。アイラインも気持ち太めに描き、しっかりエッジを効かせましょう。メイクに統一感が出るよう、チークもブラウン系かベージュを選びます。
オレンジ系の深色リップでヘルシーに
メイクをカジュアルなイメージに寄せたいときは、温かみのあるオレンジ系の深色リップに決まり!レッドやブラウンとは違う、初々しくヘルシーな今どきフェイスがかないます。
「オレンジのリップは塗ったことがない…」それなら、透明感を残したシアーなものからトライ!簡単に調節できるグロスやリキッドルージュで、オレンジリップに少しずつ慣れていきましょう。
濃密なオレンジでレトロモダンに
ブラウンがかった濃密なオレンジリップは、おしゃれなレトロ感が魅力。ノスタルジックかつ、きちんと今っぽさが感じられるメイクに仕上がります。ブラウン味が強まるほど大人感が増すので、なりたいイメージに合わせたカラーチョイスを!
アイメイク&チークはどうする?
目元はブラウンを基調にして、とことんウォーミーにまとめるのが旬。アイシャドウだけでなく、マスカラやアイライナーもブラウンにすれば、優しげでソフトなメイクが完成します。チークはリップと同じオレンジ系か、よりシックな印象になれるブラウン系がいち押しですよ!
知って得する深色リップの似合わせ術
しっくりくる色が見つからなければ、いくつかのリップを混ぜてオリジナルカラーをつくるのもあり。
イエローベースの方は黄味の強いオレンジを混ぜてみたり、ブルーベースの方は青味の強いローズを混ぜたり…。いろいろなパターンを試しながら、「これだ!」と思える自分だけの深色リップをつくってみましょう。
テクスチャーを変えてテイストチェンジ!
リップは色だけでなく、質感でもテイストが変わってきます。マットなテクスチャーならモードに、クリーミーなものならエレガントに。みずみずしいツヤが出るタイプなら、若々しくフレッシュな印象を見せられます。「似合うはずの色がイマイチなじまない…」というときは、テクスチャーを変えてもう一度挑戦してみましょう!
塗り方によってもイメージが変えられる
リップライナーで唇を縁取れば、きちんと感のある引き締まった口元に。リップも色ムラなくしっかり塗ることで、クラシカルなムードがぐっと高まります。
ナチュラルなこなれ感を重視するなら、指の腹を使ってラフに色を置いていきましょう。リップを指にとり、ポンポンとなじませながら唇の真ん中を重点的に色づかせて。外側をクリアグロスでぼかし、立体感のあるグラデーションリップにするのもすてきです。
深色リップを美しくキープするコツ
- まずは全体的にリップを塗り、唇の上下を合わせてなじませます。
- なじませた後は、ティッシュを唇に挟んで軽くオフ。
- 再度、リップを全体に塗っていきます。
- 3.の「塗ってからオフする」を、2~3回ほど繰り返し、最後は「塗り」で終わらせます。
1から4までのステップを踏むことで、リップの落ちにくさが格段にアップ!メイク直し時もこの形で塗るようにすれば、さらに高い色もち効果が期待できます。
おわりに
口元に秋冬らしさを呼び込む深色リップ。あか抜けた印象になれるので、毎日メイクのアップデートにも一役買ってくれます。興味を持った方はぜひ参考にして、トレンド感のあるリップメイクを楽しんでくださいね!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★