「ノビレチン」という成分を知っていますか?今、ダイエット界で注目されている成分の一つ。かんきつ系の果物に多く入っていて、特にシークワーサーにはノビレチンがずばぬけて多く入っています。
注目を集めるノビレチンとは、体にどのような効果があるのでしょうか?今回はノビレチンについて、詳しくご説明していきます。
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ノビレチンとは?
がん・慢性リウマチの予防が期待される注目の成分
ノビレチンは、植物に含まれている色素や苦味の成分である「フラボノイド」の一種。がん発症の抑制や、慢性リウマチの予防として効果があり、幅広い層の人から注目されています。
かんきつ系の果物に多く含まれていて、特にシークワーサーの含有量は他のかんきつ類と比べても豊富。シークワーサーとその他のかんきつ類のノビレチン含有量を表で見てみましょう。
ノビレチンを含む果物の比較
果物 | 100g中のノビレチン含有量 |
---|---|
グレープフルーツ | 1mg |
温州みかん | 24mg |
カボス | 89mg |
ポンカン | 127mg |
シークワーサー | 267mg |
シークワーサーの圧倒的なノビレチンの含有量が目立ちます。沖縄の人は長寿で有名ですが、長生きのこつは、シークワーサーが関係しているのかもしれませんね。
ノビレチンの効果
ダイエット効果
ノビレチンには新陳代謝(基礎代謝)を活性化させる効果が期待されています。安静にしていても消費するカロリーである基礎代謝が活性化することは、カロリー消費の向上が期待できます。もし基礎代謝が低くて痩せにくいのであれば、ノビレチンで代謝アップさせることをおすすめします。
また、血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。血糖値が上昇するとインスリンが分泌されて糖の消費が促されると同時に消費しきれなかった糖は脂肪として蓄積されます。ノビレチンで血糖値の上昇を抑えることは、余分な糖を脂肪へと変化させることも抑えることにつながるのです。
美容的効果
ノビレチンの効果はダイエットにとどまらず、美容効果も期待されています。
血行促進による肌細胞の活性化や皮脂の分泌を抑えて肌荒れを抑制するなどの美肌効果や、老化とともに生成されるシワの原因となる酵素「細胞外基質分解酵素」の生成を抑えることから、シワ予防も期待されています。
健康的効果
ノビレチンは将来に起こりうる病気までも予防してくれる効果があります。なんと関節リウマチや変形性関節症、アルツハイマー病の予防から改善まで期待されているのです。アルツハイマー病の予防や進行を阻止するため、積極的に摂取する人が増えています。
ノビレチンの摂取方法
ジュースや調理していただく
ノビレチンを摂取するには、やはりシークワーサーを継続して食べることが一番の近道。シークワーサーはそのまま食べるのではなく、料理やジュースにして摂取するのがおすすめ。ジュースなら比較的入手しやすいので、冷蔵庫に常備してもよいのではないでしょうか。
ジュース以外には、サプリメントで摂取するという方法もあります。ドリンクタイプから粒タイプまで、さまざまなタイプが販売されているので、もっとも手軽にとれる方法を選んでみてください。
摂取量の目安は1日でシークワーサー20個分
理想的な摂取量の目安は、1日シークワーサー約20個分と言われているため、摂取方法を増やすと良いかもしれません。この目安量をクリアするには、やはりサプリが一番手っ取り早いようです。
おわりに
ダイエットにも美容にも健康にも、自分のために良い要素がギュッとつまったノビレチン。これを機に手にとってみてはいかがでしょうか。
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