髪や肌に負担が少ない魅力的なパーマとして注目を集めているのが、水分でキューティクルを開く「水パーマ」です。気になる水パーマですが、実際にするときにはどのような点に気を付けるとよいのでしょうか。
今回は、気になる水パーマの仕組みと、メリット・デメリットについて見てみましょう。
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スチームでキューティクルを開く「水パーマ」
水パーマとは、薬剤でキューティクルを開くパーマとは異なり、細かい粒子になるスチームでキューティクルを開いてパーマ剤を浸透させるパーマです。
水パーマは薬剤を使わないので他のパーマと比べて髪が受けるダメージも比較的少なく、パーマをかけた後も潤いのある髪になれるのが特徴です。
ツヤのある仕上がりが魅力
水パーマは専用ミネラルウォーターをスチーム状にして、ミストを髪の毛にかけることで、水分と成分を浸透させながらパーマ剤を浸透させてパーマをかけます。そのため、ツヤのある髪に仕上がります。
水パーマのメリット
一般的なパーマではパーマをかける時にキューティクルを開くため、パーマ剤を使用します。このパーマ剤は髪のたんぱく質を分解するので、パーマをかけるときの大きな負担の原因となります。
水パーマはスチームでキューティクルを開くので、弱いパーマ剤でも浸透しやすく、他のパーマと比べてダメージが少ないというメリットがあります。
施術にかかる時間が短い
また、スチームでキューティクルを広げながらパーマをかけるので効率が良く、他のパーマ方法と比べても短時間での施術を可能としています。
水パーマのデメリット
髪質や日頃のヘアケアでも差がありますが、デジタルパーマやエアウェーブは3カ月から半年程度は持つのに対して、水パーマは2カ月程度と持ちが悪いのはデメリットといえるでしょう。
髪質が特徴的な人には不向き
水パーマに限りませんが、細い髪質の人はパーマがかかりにくいだけではなく、すぐにとれる傾向があります。また、髪のコシが強いくせ毛や天然パーマの人は、仕上がりがオーダーどおりにならないリスクもあります。
水パーマを長持ちさせるコツ
水パーマを長持ちさせるためには、しっかりタオルドライをした後に洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーで髪全体をしっかり乾かすのが効果的。ここで乾かし足りないと、キューティクルがはがれてパーマがとれやすくなります。
朝のスタイリングでまとまりを出す
朝のスタイリングでまとまりを出すなら、パーマ部分を水で湿らせて、カールが出てきたらパーマ用の泡状整髪剤をもみ込みます。仕上げにワックスをつけると、まとまりやすくなります。
おわりに
持ちが悪く向かない髪質が多いというデメリットを除けば、水パーマはメリットが多いパーマといえます。
ただし、ダメージが少ないといっても、パーマ剤を使う以上、ダメージはゼロにはできません。パーマをかけるときには、しっかりとしたヘアケアを続けることが欠かせません。
1児(女の子)を持つママライターです。不器用でヘアアレンジが苦手でしたが、練習を重ねて色んなヘアアレンジを楽しめるまでになりました。美容やおしゃれに興味のある女性と同じ目線に立った情報を発信していきます。