知られざるぶどう効果!美容とダイエットに最適な理由とは?

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鮮やかな紫色で甘くておいしい秋の果物、ぶどう。実はぶどうには、ダイエットにとても効果的な食べ物であることは、意外と知られていません。
今回は、ぶどうがもたらすさまざまなダイエット効果を見てみましょう。

豊富な栄養素を含むぶどう

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果糖

ぶどうは果糖(ブドウ糖)が主成分です。この果糖は甘みの主成分であり、砂糖の1.5倍も甘く感じることで知られています。また、果糖は体内に入るとすぐにエネルギーに変換されるので、脳や体の疲労回復にはもってこいの栄養源の1つです。

酒石酸

酒石酸は、クエン酸回路を刺激して、体内の成分をエネルギーに変換しやすくする作用があります。さらに、免疫力を高めて抗酸化作用も期待できるため、病気や老化から体を守る栄養素です。

クエン酸

クエン酸は、ブドウ糖をエネルギー変換する際に必要になる成分です。運動をした際に発生する乳酸を分解するので、疲労回復にも効果的。新陳代謝を向上させて、血液循環を促進する働きもあります。

ビタミン

ぶどうには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEなど、さまざまなビタミン類が豊富に含まれています。
ビタミンはダイエットにも美容にも効果的な栄養素であり、スムーズな脂肪燃焼や肌のターンオーバーの改善をサポートする働きがあります。

ミネラル

ビタミンと同様、ぶどうにはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リン、鉄、亜鉛、銅、など、さまざまなミネラル成分が含まれています。特に利尿効果が期待できるカリウムや銅が豊富であり、体内から余分な水分を排出して代謝アップが期待できます。

ぶどうがもたらす効果

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血糖値改善

ぶどうは食事による血糖値を下げる働きがあることから、ダイエットだけではなく、内臓脂肪を減らすのにも効果的な果物です。その甘さからカロリーが高いイメージが強いぶどうですが、一般的な品種であるデラウェアで一房70から90キロカロリー、巨峰でも130キロカロリー程度と、比較的低カロリーな果物です。

血行促進

ぶどうにはさまざまな成分が豊富に含まれていますが、その中でもクエン酸やポリフェノールは血行促進効果が知られています。血行が良くなれば代謝の改善につながり、効果的な脂肪燃焼が期待できるので、痩せやすい体作りには効果大と言えるでしょう。

整腸作用

ぶどうは大腸の環境を整えて腫瘍の発生を予防する効果が知られています。大腸が健康なら体内にたまった老廃物が排出されるだけでなく、自律神経の安定につながるので、基礎代謝の改善や消費カロリーが大きくなることが期待できます。

ぶどうでダイエット

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このように食べるだけでもさまざまな効果が期待できるぶどうですが、ダイエットに取り入れるにはどのような方法があるのでしょうか。
さまざまな料理の素材やジュースにするのも効果的ですが、一番手軽で確実なのが、そのまま食べることです。ただし、食べすぎは逆効果。小粒なデラウェアなら一房、大粒な巨峰であれば十粒程度が目安。食後のデザートよりも、食前30分を目安に水分と一緒に食べるのが効果的。満腹中枢が刺激されて空腹感が薄れるので、食べ過ぎや早食いを防ぐ効果が期待できます。
また、クエン酸や酒石酸などエネルギー変換に必要な栄養素も含まれていますので、軽い運動の前に食べるのも効果的です。

ぶどうのおいしい食べ方

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そのまま

無農薬のぶどうであることを確認して、よく洗ってから食べましょう。種は捨てても良いですが、皮は一緒に食べるのがポイント。ちなみに種は栄養豊富なだけではなく、食べても健康被害はないので、抵抗が無ければぜひ食べてください。

冷凍

凍らせるとアイスやシャーベットのような食感になり、種ごと食べられるようになります。凍らせたぶどうを風呂上がりに食べると、アイスよりも低カロリーで清涼感が得られます。

ジュース

そのまま食べるのに飽きたら、ジュースにするのもおすすめ。ぶどうをミキサーにかけて、お好みで牛乳や投入、プロテインで割るだけで、低カロリーでダイエットに効果的なジュースが簡単に自作できます。

ぶどうダイエットの注意点

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ぶどうには腸内環境を整える作用がありますが、水と一緒に大量に食べるとこの作用が過剰にはたらき、下痢になることもあります。
また、果糖は砂糖と比べると少量で甘味を得られますが、取りすぎるとカロリー過多になる点では砂糖と変わりません。一日100グラム程度が適量です。

おわりに

みずみずしくて甘いぶどうは、上手に食べることでダイエットのサポートに大きな力を発揮します。おいしいぶどうを食べながら、美しく痩せてみるのはどうでしょう。

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