水泳がダイエットに効果的というのはよく耳にする話かと思います。ここでは、水泳ダイエットの消費カロリーや、泳ぎ方によって大きく違う効果についてご紹介します。
せっかくダイエットするのであれば、より効果的な方法で効率良く痩せましょう!
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水泳ダイエットはどうして痩せるのか?
水泳ダイエットとは
そもそも水泳ダイエットとはどのようなダイエット方法なのかというと、さまざまな泳ぎや水中ウォーキングでカロリーを消費することで、全身に筋肉がバランスよくだけではなく、身体引き締め効果も期待できるダイエット法です。
水中で動くことは、陸の上で動くのとは違い水の抵抗がともないます。この負荷によって筋肉がつき、代謝が向上して脂肪が燃焼されやすくなるのです。また、体は体温が下がると体温を維持するために脂肪を燃焼してカロリーを確保しようとするので、体温より低い温度の水に入る水泳はダイエットに抜群の効果をもたらしてくれると言えます。
水泳の消費カロリー
水泳は息継ぎをすることで多くの酸素を体内に取り込むことになります。脂肪を燃焼させてカロリーとして消費するためには、より多くの酸素が必要になるので、その点でも水泳は他のスポーツよりもカロリー消費の多い運動と言えます。
体形や泳ぎ方によって異なりますが、水泳を1時間行った際の消費カロリーは
- クロール:約1300キロカロリー
- 平泳ぎ:約600キロカロリー
- 水中ウォーキング:約400キロカロリー
となります。
体重50キロの人が陸上で1時間ウォーキングをして消費できるカロリーは約160カロリーとされているので、水泳や水中でのウォーキングは陸上での運動よりもかなり効率よくカロリー消費できます。
また、陸上でのジョギングやウォーキングは長時間続けると膝や腰に負担がかかってしまいますが、水中では浮力で体に負担をかけずにダイエットすることができます。
ウォーキングをするだけでも約2倍のカロリーを消費するので、水泳ダイエット初心者の方や、泳ぐのが苦手な方にもオススメのダイエット法です。
水泳ダイエットの効果
循環器の機能強化で血行促進
水中にいると圧力で血管が圧迫されて全身の血液循環が向上するので、水中の軽い運動でも陸上の激しいトレーニングと同じような効果が得られます。
また、水中にいると1.3トンもの圧力が身体にかかり、その水圧によって全身がマッサージされるので血流がよくなり、老廃物を押し流してくれます。これにより、セルライト解消にも効果が期待できるのです。
水泳ダイエットには二の腕・下腹・太ももなど痩せたい部位によって効果的な方法があるので、それぞれどのような方法がより効率よくダイエットできるのかについてご説明します。
痩せたい部位別:水泳ダイエットの泳ぎ方
二の腕を細くしたい方:クロール
普通にダイエットしただけではなかなか脂肪を落とすのが難しい部位である二の腕の脂肪。これを解消するためには、「上腕二頭筋」と「上腕三頭筋」を鍛えることが必要です。
二の腕を引き締めるためにはとにかく腕を大きく動かすことが重要なので、部分痩せに効果的な泳ぎ方はクロールです。クロールは平泳ぎよりも激しい運動となるので、二の腕だけでなく上半身を引き締めるエクササイズにもなり、基礎代謝を効率よく向上させるので、痩せやすくリバウンドの心配が小さいのも魅力です。
また、腕を大きく振りながらウォーキングをすれば水圧で刺激されるので、二の腕の引き締めに有効な方法です。
太もも・ウエストを引き締めたい方:平泳ぎ・クロール
太ももに筋肉をつけて引き締めたい方は、平泳ぎやクロールをゆっくりと長い時間泳ぐのが効果的ですが、間違ったフォームで泳ぐと余分な筋肉がつくだけではなく、カロリー消費の効率も悪くなります。長時間泳ぐなら、泳ぎやすい平泳ぎでリラックスして運動するのが良いでしょう。
また、水中では1.3トンもの圧力がかかるので、歩くだけでも全身の血流がよくなり、老廃物を排出しセルライトを解消することができます。太ももをしっかり持ち上げてウエストをひねりながら歩くことで、下腹の引き締めにも効果的です。
泳ぐよりも疲れにくいので、長時間継続することができるうえに、誰でも簡単に行えるダイエット方と言えます。
おわりに
水泳ダイエットが体にどのようなダイエット効果があるかを見てきました。消費カロリーから見てもわかるように、水泳は陸上での運動よりも効率的にカロリーを消費できる運動であり、より効率の良いダイエットが期待できます。
あまり負荷をかけ過ぎないように注意して、あこがれの体形を目指してみませんか。
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