黒くしっかりとした眉毛は印象的な目元を作り魅力的に見せるポイントです。しかし、きちんと手入れをしないとやぼったく、あか抜けない印象を与えてしまいます。見た目の印象を大きく左右する眉毛は、整えるときに細心の注意が求められます。
今回は、濃い眉毛の方に向けた、きれいな眉毛に整える方法をご紹介します。
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眉毛の黄金比に近づける
あまり知られていないことですが、眉毛をきれいに見せる黄金比が存在します。そのポイントとなるのが、高さと並び、位置の3つ。それぞれのポイントで気をつけたい部分を見てみましょう。
眉頭と眉尻が同じ高さであること
眉頭よりも眉尻が短かったり上の位置にあると、目元がつり上がった印象となり、きつくみられてしまいます。逆に眉尻が眉頭よりも低い位置にあると、元気のない頼りない印象を与えてしまいます。
眉頭と眉尻を直線で結んだときに、一直線であることがバランスのいい眉といえます。
小鼻と目尻、眉尻を結んだときに一直線になること
メイクをしていて眉尻の長さをどこまで描いていいのか、わからなくなることがあります。小鼻と目尻を結び、その延長線上に眉毛がぶつかった部分までが目安となります。あまり長すぎると、古臭い印象を与えてしまいます。
眉山の位置は黒目の外側から眉尻の間におさめる
眉毛の表情ともいえる眉山は、どこに一番高い位置を持ってくるのかが難しいところですが、その目安は黒目の外側から目尻の間で定めましょう。
片方ずつ眉毛をかくときは、ついつい左右でバランスが悪くなりがち。目の位置を目安に眉山を決めると、左右のブレがなくなります。
きれいな眉毛をつくるために!眉毛カットの流れをおさらい
きれいな眉毛をつくるためには、眉毛カットのポイントをおさえることが欠かせません。眉毛カットに必要な道具と、眉毛カットのポイントを見てみましょう。
眉毛カットの第一歩は道具集め
セルフで眉毛カットをするときには、まずは道具集めからはじめましょう。メイクアイテムを流用することもできますが、やはり専用アイテムがあると手早くきれいに仕上げることができます。
眉毛カットに使う道具
- まゆばさみ
- 毛抜き
- 電動フェイスシェーバー(眉シェーバー)
- ブラシ
眉毛カットのポイントを抑えよう
上手な眉毛カットのためには、いくつかのポイントを抑える必要があります。
眉毛カットのやり方
- 眉周辺の産毛を電動フェイスシェイバーでそる
- ブラシで眉毛の流れを整える
- 眉毛の黄金比に沿って、眉のアウトラインを描く
- ラインからはみ出した眉毛を処理する
メイクで眉を整えるポイント
眉毛が濃い人がメイクでもしっかり眉毛を描いてしまうと、より濃くなってしまいます。アイブロウのアイテム選びや色選びには注意が必要です。
チップタイプやブラシタイプを選ぶ
眉毛が濃い人は、ふんわり眉毛を描くことのできるチップタイプか、毛足の長いブラシタイプで、ぼかしながら書いていきましょう。1本1本が強調されるペンシルタイプはあまり向いていません。
髪の毛の色よりも明るい色を選ぶ
アイブロウの色は髪の毛よりも少し明るめの色を選択することによって、軽さとあか抜けた印象を演出することが可能です。
おわりに
眉毛の整え方はバランスをとるのが難しいと言われますが、ポイントを抑えれば簡単です。鏡全体を見ながら少しずつバランスを整えていきましょう。
元百貨店美容部員。スキンケアを重視した国内ブランドに勤務していたため、ニキビやアトピーなどの敏感肌のお客様に多くアドバイスを行ってまいりました。現在ではライターとして肌を健康に美しく保つ方法についてお伝えしております。趣味は旅行とおいしいお酒を飲むこと。一眼レフでの写真撮影にもはまっています♪