目元の印象を簡単に変えられるつけまつげ。便利な一方で、使うたびに「マスカラはどうしよう…」と迷っている方も多いのでは?
そこで今回は、つけまつげをつけるときのマスカラについて徹底考察。「何を基準にして考えるべき?」「一緒に使うときのポイントは?」など、これまで抱いていた疑問をスッキリ解消します!
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つけまつげをつけるときにマスカラは必要?
つけまつげだけでシンプルに仕上げたり、最後にマスカラを重ねたり…。つけまつげを使うときのマスカラの有無については、人によってさまざまです。正解がないからこそ、自分にはどちらがより合っているのか、何を基準にして決めればいいのか、判断に迷っている方も多いはず。
なりたいイメージに合わせて考える
どちらにすべきか分からないときは、一度「自分のなりたいイメージ」を明確にしてみましょう。自然で柔らかい目元を目指す方はつけまつげのみ。くっきりとした印象的な目元になりたい方はマスカラとセットでなど、理想とするイメージをはっきりさせると、どちらを選ぶべきか決めやすくなります。
つけまつげの種類も重要なポイント
ひとくちにつけまつげと言っても、その種類はいろいろ。長さを適度に出したナチュラルなものもあれば、フサフサでボリューミーなものもあります。
毛が少なめのナチュラルなつけまつげなら、マスカラを併用しても派手にはなりませんが、ボリュームタイプだとキツい印象を与えることも。マスカラを一緒に使うかどうかは、つけまつげの種類のことも考慮したうえで決めていきましょう。
つけまつげを上手につけるコツをおさらい
マスカラを併用するか否かにかかわらず、つけまつげをキレイにつけることは基本中の基本。上手につけるコツをおさらいしましょう。
何も考えずただ「つけるだけ」はNG
「ただまぶたにくっつけばいい」という考え方で接着するのは失敗のもとです。ステップを丁寧に踏み、どの角度から見ても自然に見えるまつげメイクを心掛けましょう。
つける前に芯の部分をしならせる
買って間もないつけまつげは、芯の部分が硬く、まぶたのカーブにフィットしにくい状態です。土台からはずした後は両端を軽くつまみ、芯の部分をしっかりしならせておきましょう。特に真ん中あたりを重点的におこなうのがポイントです。
ビューラーで上向きにカールする
最初はしっかり上を向いていたつけまつげも、使っているうちにカールは弱くなってきます。カールが弱まると目元のぱっちり感が薄れ、つけまつげの効果も半減。つける前にはビューラーで根本をしっかり挟んで、自まつげと同じ要領でカールの角度を強めておきましょう。
のりのつけ過ぎはヨレの大きな原因に!
すぐに取れてしまわないようにと、のりをたっぷり乗せるのは厳禁。過剰なのりはヨレの原因になり、つけまつげの芯からはみ出て汚らしい印象を与えかねません。適量を守って、少し乾かせてからつけるのがコツです。
どうしても長持ちしないなら、のりの量ではなく、のりそのものを見直すのがおすすめ。今は優秀なのりが数多く販売されているので、より接着力のあるものを選んでみましょう。
つけまつげとマスカラを一緒に使うときは
まずは目尻の部分を、そしてそこから少しずつ目頭に向かってつけていきます。指ではなくピンセットを使うと、位置が正確に定まってより思い通りの仕上がりになります!これを踏まえて、つけまつげとマスカラを一緒に使う方法を見てみましょう。
マスカラを先に塗っておく
つけまつげとマスカラを併用する場合、主に2つの方法があります。マスカラを先に塗っておく方法と、後からマスカラを塗る方法です。
マスカラを先に塗ることのメリットは、つけまつげを汚さずに済むという点。加えて、自まつげ一本一本にしっかりボリュームを持たせられるという点です。
具体的なやり方
- 自まつげをビューラーでカールする。
- いつも使っているマスカラを塗る。
- マスカラが乾いたのを確認してから、つけまつげをつける。
つけまつげの後にマスカラを塗る
つけまつげをつけた後にマスカラを塗ると、一体感が出てより自然な仕上がりに。実ときにつけまつげをつけてからのステップになるので、加減を見ながらボリュームを調節できます。
つけまつげの後にマスカラを塗るときのやり方
- 自まつげをビューラーでカールする。
- つけまつげをつける。
- いつも使っているマスカラを塗り、自まつげとつけまつげをなじませる。
つけまつげについたマスカラはしっかりオフ
マスカラがついたつけまつげは、そのままにせず都度きれいにクレンジングします。水やお湯で落ちないタイプのマスカラであれば、専用のリムーバーを使って丁寧にオフ。
クレンジング後はつけまつげの形状を少しでも長持ちさせるため、付属の土台の上に戻して保管します。
あくまでも自然に仕上げることが大切!
マスカラを先に塗るにしても後から塗るにしても、つけまつげとセットで使うときは、「やり過ぎ感」が出ないよう注意が必要です。ゴテゴテのひじきまつ毛になってしまっては、せっかく力を入れたアイメイクも台無しに。
つけまつげをつけることを加味して、塗るマスカラは気持ち少なめにするのが正解です。
マスカラを塗らずにつけまつげを使うときは
ナチュラルで軽いまつげに仕上げたい方は、マスカラの併用を控えましょう。つけまつげのみであっても、自まつげのカールアップは欠かせません。
最初にまつげをしっかり上げておく
何もしないままつけまつげをつけると、横から見たときに不自然な仕上がりになってしまいます。ビューラーを使い、自まつげもゆるやかにカールさせておきましょう。
つけまつげをつけたら、合わせ鏡で左右の角度からチェックして、つけまつげのカーブと自まつげのカーブが一体になっているかを確認しましょう。
透明マスカラでカールを長時間キープ
「自まつげを上げても、マスカラを塗らないとすぐに落ちてきてしまう…」そんなときは、カールキープ力のある透明マスカラが大活躍!透明なので、ナチュラル感を損なわずに、くるんとした上向きまつげをキープできます。
仕上げはアイライナーで隙間を埋めよう
マスカラなしでつけまつげをつけると、自まつげの生えときとつけまつげの芯との隙間が目立ってしまうことがあります。
つけまつげをつけた後は、アイライナーでしっかりこの隙間を埋めておきましょう。隙間を埋めると自然に見えるだけでなく、アイフレームも際立つことで、さらなるデカ目効果が期待できます。
下まつげのマスカラでバランスアップ!
マスカラを一緒に使うかどうかにかかわらず、つけまつげを使用するときは、下まつげにもある程度のボリュームを持たせるのがおすすめ。上まつげはボリュームたっぷりなのに下まつげはスカスカ…というのは、不自然なうえにアンバランスです。
ダマにならない程度に下まつげにもマスカラを乗せ、存在感を出してあげましょう。最後にホットビューラーをあてると、余分なマスカラが取れ、目の縦幅もグッと広がったように見せられます。
おわりに
「つけまつげとマスカラは一緒に使うべき?」メイク時につい考えてしまうこの問題も、自分のなりたいイメージをはっきりさせれば簡単。
あとは適切なメイクステップを踏むだけです。ぜひ参考にして、より魅力的なアイメイクを楽しんでくださいね!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★