痩せたいけど何かを制限したり我慢したりするダイエットは面倒だ。努力をせずに成功したい。そんなずぼらな皆さん!
今回は、スパイシーなこしょうをかけるだけの手軽さが魅力の「こしょうダイエット」について、ばっちり解説しています。「○○するだけ」シリーズの中でも手軽さが魅力のこしょうダイエットの魅力をばっちり知って、その効果を体感してみませんか。
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奥深いこしょうの世界
ホワイトペッパー(白こしょう)
こしょうの実は木になりますが、ホワイトペッパーは実が赤く熟してから収穫し、乾燥させ、水に浸して外側の皮をむいたものです。風味は比較的弱めで、一般的には魚料理と相性が良いとされています。
ブラックペッパー(黒こしょう)
おなじみのブラックペッパーは、完全に実が熟す前に収穫して長時間乾燥させたもの。塩とブラックペッパーはセットな、ポピュラーな香辛料とも言えます。その風味の強さからどんな食材にも合致する、ボーダーレスな香辛料です。
グリーンペッパー(青こしょう)
グリーンペッパーはこしょうの実が完全に熟す前に収穫して塩漬けにさせるか、短期間で乾燥させたものです。その辛味は「爽やかな辛味」と表現され、肉料理や魚料理との相性の良さが特徴です。
タイやカンボジアなど東南アジア地域では、香辛料としてではなく実を炒めるなどして食材として利用されています。
ピンクペッパー(赤こしょう)
ピンクペッパーは実が赤く熟してから収穫し、そのままの状態のもの。ペルーや南アフリカでよく使われている香辛料で、鮮やかな色合いとマイルドな風味が特徴的。
番外編:柚子こしょう
日本が誇るこしょうが柚子こしょう。言わずと知れた大分県発祥の「柚子こしょう」はさわやかな風味がどんな料理にも合う日本らしい香辛料です。
そんな柚子こしう、名前にこそ「こしょう」と入っていますが、実は柚子の皮と青唐辛子と塩とすりつぶして熟成させた香辛料なので、実際にはこしょうは入っていません。ではなぜ柚子こしょうと呼ばれているのかというと、「唐辛子」のことを「こしょう」と呼んでいた頃の名残です。
ダイエットとこしょうの関係
辛み成分「ピペリン」で代謝アップ
こしょうには辛み成分「ピペリン」が含まれています。ピペリンには血管を拡張することで血行促進効果と交感神経を刺激する効果があり、代謝向上により痩せやすい身体作りに大きく貢献します。
香り成分「モノテルペン」にもダイエット効果
また、こしょうの香り成分の一つである「モノテルペン」には、血行促進だけではなく脳を活性化させる効果があります。
ダイエットに効果的なこしょうの食べ方
何にかけてもおいしいこしょうですが、ダイエット中にかけ食べたいのが、卵とチーズです。
低糖質でダイエット中でも摂取したい食材である卵やチーズですが、消化が遅いのが難点。消化に時間がかかると、それだけ胃腸への負担が大きくなります。ピペリンには胃腸の働きを促進して、胃液や消化酵素の分泌を活発にする効果があります。
消化の良い食材を選ぶことも大切ですが、食材の消化を助けてくれるこしょうをかけることを日頃から意識すれば、ダイエッターとして怖いものはありません。ついでに、ペッパーミルでひきたてのこしょうをかければよりおいしく食べることができます。
こしょうダイエットで気を付けたいポイント
こしょうは食べ物ではなく香辛料であり、調味料の一種です。バクバク食べるようなものではないので、かけないよりはかけたほうがよいくらいに考えてください。
適量を使うことで、普段の食事の消化を助け、痩せやすい身体作りにつながることが期待できます。
おわりに
いかがでしたか?こしょうダイエットは「○○するだけダイエット」シリーズの中では比較的手軽に、気軽にはじめられるダイエット。
こしょうを置いていない家庭はほとんど無いですし、万が一買い忘れてしまったのであれば、スーパーでもコンビニでもすぐに手に入りますよね。あなたも今日からほどよくペッパーガールを目指してみましょう。
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